TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼
【惣流】アスカ・ラングレー【式波】part58 ID必須
【エヴァ】ヱヴァンゲリヲン新劇場版 考察スレ433
エヴァのAA総括第参百六拾六層 大迫半端ないって
エヴァ劇場版・Qin地方組専用
あげレイ 第六坑道
【白箱2/29】ヱヴァ新劇1965【公開🍩】
惣流アスカがシンジのことを意識し始めたのは
アスカはもうセックスしたのか
【エヴァ】ヱヴァンゲリヲン新劇場版 考察スレ427
エヴァのAA総括第参百八拾参層 平成の終焉

NHK・BSで9月から旧エヴァTVシリーズを放送 2


1 :2017/03/18 〜 最終レス :2019/04/29
人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビアニメシリーズが、NHK・BSプレミアムで9月16日から放送されることが26日、明らかになった。
HDリマスター版、5.1チャンネルサラウンドで放送される。また、番組の最後では「エヴァ噺(エヴァナシ)」と題し、
毎回さまざまなジャンルの著名人が同作の魅力を語る。
NHKはこれまで「赤毛のアン」「美少女戦士セーラームーン」「日常」「ラブライブ!」「進撃の巨人」などの民放のアニメを放送したことがあり、
「新世紀エヴァンゲリオン」の放送も話題になりそうだ。

「新世紀エヴァンゲリオン」は庵野秀明さんが監督を務めた人気アニメで1995〜96年にテレビ東京系で放送。
主人公・碇シンジが、謎の敵・使徒に対抗する手段を持つ人類として、人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」を操縦し、綾波レイらと戦う……
というストーリー。劇場版アニメも人気を集め、社会現象を巻き起こした。

「新世紀エヴァンゲリオン」は、NHK・BSプレミアムで9月16日から毎週金曜午後11時45分に放送。

まんたんウェブ 8月26日(金)17時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000016-mantan-ent

前スレ
http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/eva/1472466487/

2 :
シンジ「だって、仕方なかったんじゃないか!
だって、カヲル君は、彼は、使徒だったんだ!
違う、使徒だ、僕らの敵だったんだ!
違う、違う、違うんだ!」
レイ「私と同じ人だったのに?」
シンジ「違う…使徒だったんだ…」
レイ「だから殺したの?」
シンジ「そうさ…ああしなければ僕らが死んじゃう、みんなが殺されちゃうんだ」
レイ「だから殺したの?」
シンジ「好きでやったんじゃない!でも仕方なかったんだ。
助けて…
助けて…
助けて…
誰か、助けて…
お願いだから、誰か、助けてよ!」

3 :
シンジ「そうだ、生き残るならカヲル君のほうだったんだ…僕なんかよりずっと彼のほうがいい人だったのに…
カヲル君が生き残るべきだったんだ…」
ミサト「違うわ。生き残るのは生きる意志を持った者だけよ」

4 :
ミサト「彼は死を望んだ。生きる意志を放棄して見せ掛けだけの希望にすがったのよ。シンジ君は悪くないわ」
シンジ「そうかな…本当にこれでよかったのかな…分からない…僕はどうしたらいい…どうしたらいいんだよ!
何が…自分が…嫌われること…誰に…誰だ…それは…父さんだ!
父さんに捨てられた、嫌われたんだ!嫌われたらどうしよう…どうしたらいいんだろう…」

5 :
シンジ「どこだろう、ここ。どこに行けばいいんだろう。何も見えない。何も分からない。
はっ…ミサトさん?ミサトさん、ねぇ、どこ行っちゃったの、ミサトさん…ねえ、僕はこれからどこへ行けばいいんだ…
ミサトさん、アスカ、綾波!トウジ!ケンスケ!リツコさん!加持さん!父さん…母さん………
誰か教えてよ、どうしたらいいのか教えてよ……………」

6 :
シンジ「エヴァンゲリオン初号機…結局僕は、これに乗るしかないのか…好きな人を殺してまで。
父さんやみんなの言う通りに、またこれに乗って戦えって言うの?母さん!何か言ってよ、答えてよ!」

7 :
シンジ「みんなが乗れって言うから…
みんなの、それがみんなのためなんだからいいじゃないか。
そうだよ。いいことじゃないか、とってもいいことじゃないか!
そうすればみんなが誉めてくれる、大事にしてくれるんだ!」
アスカ「嘘ね。あんたバカぁ!?結局自分のためじゃないの」
シンジ「えっ?」
アスカ「そうやって、またすぐに自分に言い訳してる」
シンジ「そっかなぁ…」
アスカ「他人のためにがんばってるんだ、って思うこと自体、楽な生き方してるって言うのよ」
シンジ「そうなのかな…」
アスカ「要するに、さびしいのよ、シンジは」
シンジ「そうなのかな…」
アスカ「そんなの、ただの依存、共生関係なだけじゃない!」
シンジ「そうかもしれない」
アスカ「自分が人に求められることを、ただ望んでるだけじゃないの」
シンジ「そうかもしれない」
アスカ「人から幸せを与えられようと、ただ待ってるだけじゃないの。偽りの幸せを!」
レイ「それはあなたも同じでしょ?」
アスカ「はっ…」

8 :
アスカ「いつのまにかEVAに乗ってる…乗せられてる…どうせ動きゃしないのに、このポンコツ…
ううん、ポンコツは、私のほうか…要らないのよ、私なんて…誰も要らないのよ!
…EVAに乗れないパイロットなんて、誰も要らないのよ!…」
レイ「他人の中に自分を求めているのね」
アスカ「うるさい!」
レイ「一人になるのが恐いんでしょう?
他人といっしょに、自分もいなくなるから恐いんでしょう?」
アスカ(幼少)「だからEVAに乗ってる」
アスカ「うるさい、うるさい!うるさい!あんたみたいな人形に、言われたか無いわよ!」

9 :
レイ「私は誰?」
レイ「綾波レイ」
レイ「あなた、誰?」
レイ「あなたも綾波レイなの?」
レイ「そう。綾波レイと呼ばれているもの」
レイ「みんな、綾波レイと呼ばれているもの」
レイ「どうして、みんな私なの?」
レイ「他の人たちがみんな、私たちを綾波レイと呼ぶからよ」
レイ「あなたは、偽りの心と体を、なぜ持っているの?」
レイ「偽りではないわ。私は私だもの」
レイ「いいえ、あなたは偽りの魂を碇ゲンドウと言う人間によって作られた人なのよ」
レイ「人の真似をしている偽りの物体に過ぎないのよ」
レイ「ほら、あなたの中に、暗くて、何も見えない、何も分からない心があるでしょ?本当のあなたがそこにいるの」
レイ「私は私。私はこれまでの時間と他の人たちとのつながりによって私になった」
レイ「他の人たちとの触れ合いによって今の私が形作られている」
レイ「人との触れ合いと、時の流れ。私の心の形を変えていくの」
レイ「そう。綾波レイと呼ばれる、今までの私を作ったもの。これからの私を作るもの」
レイ「でも、本当のあなたは他にいるのよ」
レイ「あなたが、知らないだけ。見たくないから。知らないうちに避けているだけ」
レイ「人の形をしていないかもしれないから。今までの私がいなくなるかもしれないから」
レイ「自分がいなくなるのが恐いのよ。みんなの心の中から消えるのが恐いのよ」
レイ「恐い?分からないわ」
レイ「自分だけの世界も、無くなるの。自分が消えるのよ」
レイ「いえ、嬉しいわ。私は死にたいもの。ほしいものは絶望。無へと返りたいの」
レイ「でも駄目、無へは返れないの。あの人が返してくれないの。まだ返してくれないの」
レイ「あの人が必要だから私はいたの。でももう終わり。要らなくなるの私。あの人に捨てられるの、私」
レイ「その日を願っていたはずなのに、今は、恐いの…」

10 :
ゲンドウ「さあ行こう、今日、この日のためにお前はいたのだ。レイ」
レイ「はい」

11 :
シンジ「なんだ?この感触。前に一度あったような…自分の体の形が消えていくような…
気持ちいい…自分が大きく広がっていくみたいだ…どこまでも、どこまでも」

12 :
ゲンドウ「違う。虚無へ帰るわけではない。すべてを始まりにもどすに過ぎない。
この世界に失われている母へと帰るだけだ。
全ての心が一つとなり、永遠の安らぎを得る。ただそれだけのことに過ぎない」

13 :
ミサト「それが補完計画?」
リツコ「そうよ。私たちの心には常に空白の部分、喪失したところがあるわ。
人はだれしも心の闇を恐れ、そこから逃げようと、それをなくそうと生き続けているわ。
人である以上、永久に消えることはないのに」
ミサト「だからって、人の心を一つにまとめ、お互いに補填しあおうというわけ?
それも他人が勝手に?余計なお世話だわ!そんなの、ただの馴れ合いじゃない!」
リツコ「だけど、あなたもそれを望んでいたのよ」
ミサト「えっ?」

14 :
ミサト「ここは?」
シンジ「ミサトさんの心の中にいる、僕の心ですよ」
ミサト「と同時にシンジ君の中にいる私の心、というわけね」
シンジ「僕は僕を見つけるために、いろいろな人と触れ合わなければいけない。
僕の中を見つめなければいけない。
僕の中のミサトさんを見つめなければいけない。
ミサトさんは、何を願うの?」

15 :
ミサト「よい子にならなきゃいけないの。
パパがいないから。ママを助けて私はよい子にならなきゃいけないの。
でも、ママのようにはなりたくない。パパがいないとき、ママは泣いてばかりだもの。
泣いちゃだめ、甘えちゃだめ。だから、よい子にならなきゃいけないの。そしてパパに嫌われないようにするの」
ミサト「でも父は嫌い。だからよい子も嫌い。もう嫌い。もう疲れたわ。
きれいな自分を維持するのに。きれいなフリを続けている自分に…もう疲れたわ…
私は汚れたいの。汚れた自分を見てみたかったのよ」
リツコ「だから抱かれたの?あの男に」
ミサト「違う、好きだったから、抱かれたのよ」
ミサト「本当に好きだったの?」
ミサト「ええそうよ。あの人はありのままの私を受け入れてくれたわ。優しかったのよ!」

16 :
シンジ「…」
ミサト「いや、やめて!こんなところをシンジ君に見せないで!」

17 :
加持「いまさら恥ずかしがることもないだろう?」
ミサト「恥ずかしいわよ!」
ミサト「どうして恥ずかしいの?
好きな男の前では平気で、いえ、むしろ喜んでこんな格好をしているくせに」
ミサト「いやっ、やめて!」

18 :
ミサト「このありさまをシンジ君に見せることがほんとは嬉しいくせに」
ミサト「嘘よ!違う、違うわよ!」
ミサト「どうかしら?ほんとは父親の前で見せたいくせに」
ミサト「違う!」
ミサト「あなたは加持君の寝顔に安らぎを求めていたのよ」
ミサト「違う!」
ミサト「加持君の温もりに安らぎを求めていたのよ」
ミサト「違う!」
ミサト「加持君の腕の中に父親を求めていたのよ」
ミサト「違うわよ!」

19 :
ミサト「そうよ、あの時加持君の中に自分の父親を見つけたわ。だから逃げ出したの。彼から。
恐かったの。まるで、お父さんと…
でも、ほんとは嬉しかったからなの。それが快感だったの。たまらなく心地いい瞬間だったわ。
だから嫌だった。だから別れたの」
加持「ま、恋の始まりに理由はないが、終わりには理由がある、って事だな」
ミサト「優しいのね、加持君…
その優しさで、お願い…私を…汚して!」
加持「今自分が嫌いだからといって、傷つけるもんじゃない。
それはただ、刹那的な罰を与えて、自分を誤魔化しているだけだ。やめたほうがいい」
ミサト「で、自分を大切にしろ、って言うんでしょう?
男はみんなそう。そうして、仕事に、自分の世界に行ってしまうんだわ。私を置き去りにしたまま」

20 :
ミサト「お父さんと同じなのよ」
ミサト「辛い現実から逃げてばかりなのよ」
ミサト「辛い現実?私のことか…
そうよね、こんな私ですもの、仕方ないわね」

21 :
シンジ「やめてよ!ミサトさん!」

22 :
ミサト「時々自分に絶望するわ!嫌になるわよ!」

23 :
マヤ「不潔。汚いわ」
リツコ「無様ね」
アスカ「いやらしい!汚らわしいわ!それが大人の付き合いだなんて、反吐が出るわ!」
マコト「ご昇進、おめでとうございます。葛城三佐!」
ミサト「認められているのは、認められようと演じている自分で、本当の自分ではないのよ」
ミサト「本当の自分はいつも泣いているくせに」
ミサト「いいえ、私は幸せなの。
私は幸せなの。
私は幸せなの。
違う!これは幸せなんかじゃない!
こんなの、本当の自分じゃない!そう思い込んでいるだけなの!」

24 :
シンジ「そうしないと、僕らは生きていけないのか…一緒にいないと恐いんだ」
レイ「不安なのよ」
リツコ「誰かが隣で寝ていないと」
アスカ「一人で寝るのが恐い?」
マヤ「やっぱり、一人で寝るのがさみしいんですか?」
加持「心の喪失に耐えられないんだよ」
マコト「だから、誰とでもいいんですね?」
ミサト「違う!」
ミサト「いいえ、簡単な快楽に溺れたいだけ。刹那的な逃避で心を癒したいだけ。
そのために男を利用しているだけなのよ」
ミサト「違う、違う、違う!」

25 :
アスカ「ここは、どこ?」
シンジ「アスカの心の中にいる、僕の心だよ」
アスカ「てことは、シンジの中にいる、私の心でもあるわけね」
シンジ「アスカは何を願うの?」

26 :
アスカ「私は一人で生きるの、パパもママもいらない!一人で生きるの。私はもう泣かないの!」
アスカ「でも、まだ泣いてる…なぜ、泣いてるの?」
アスカの継母「あの子、苦手なんです」
アスカの父「なんだ、弱気とは医者の君らしくないな」
継母「医者も人間ですのよ。前にも言いましたけど」
父「しかし、君のような女性が子供相手に」
継母「妙に大人で…張り詰めた絶対的な拒絶があって…時々恐いんです。あなた、そう感じたことありません?」
父「いや、とにかく君は、アスカの母親になったんだ」
継母「その前に、私はあなたの妻になったのよ」
父「同時にだろう?」
継母「社会的立場からはそうですわ。
あなたはあの子の父親を辞められないけれど、私はいつでもあの子の母親を辞めることができますのよ」
父「それはそうだな」

27 :
アスカ「止めてママ!ママを辞めるのは止めて!私、ママに好かれるいい子になる!
だから、ママを辞めないで!だから私を見て!止めてママ!私を殺さないで!」

28 :
キョウコ「あなたのパパはママが嫌いになったの。いらなくなったの。ううん、最初から好きじゃなかったのよ。
最初からいらなかったのよ、きっと。
だから、ママと死にましょう。パパは私たちがいらないもの」
アスカ「私は邪魔なの?いらないの?」
キョウコ「一緒に死んでちょうだい…」
アスカ「いや!私はママの人形じゃない!自分で考え、自分で生きるの!」

29 :
アスカ「あの時、ママが天井からぶら下がってたの。その顔は、とても嬉しそうに見えたわ。
でも、私はその顔がとても嫌だったの。死ぬのは嫌。自分が消えてしまうのも嫌。
男の子も嫌!パパもママも嫌!みんな嫌なの!
誰も私のこと護ってくれないの。一緒にいてくれないの。
だから、一人で生きるの。
でも、嫌なの!辛いの!
一人は嫌、一人はイヤ、一人はイヤぁ!」

30 :
シンジ「僕を見捨てないで」
ミサト「私を捨てないで」
アスカ「私を殺さないで」

31 :
シンジ「これは何?」
ミサト「あなたのお父さんが進めていた、人間の補完計画よ」
シンジ「これが?」
ミサト「その一部らしいわ」
アスカ「真実は、私たちにも分からないもの」
リツコ「ただ、今、自分で感じているものが、事実でしかないわ」
レイ「あなたの中のね」
冬月「そして、その記憶となるものが、君の真実となっていく」
リツコ「時とともに変化していく真実もあるわ」
シンジ「これが事実…全ての結果なのか?これが?」
アスカ「たくさんある事実。その中の一つよ」
ミサト「あなたが望んだ結果なのよ」
シンジ「僕が望んだ?」
レイ「そうよ。破滅を。誰も救われない世界を」
シンジ「違う!誰も救ってくれなかっただけだ!僕を」
リツコ「誰もあなたを救えないわ」
加持「これは、君が望んだことだ」
アスカ「破滅を、死を。無への回帰を。あなた自身が望んだのよ」
ミサト「これが現実なのよ」

32 :
シンジ「現実って何だ?」
レイ「あなたの世界よ」
マコト「時間と空間と他人とともにある、君自身の世界のことさ」
シゲル「君がどう受け止め、どう認めるかは、君自身が決める世界だ」
マヤ「今はただ与えられるだけの、あなたの世界なのよ」
ミサト「どうしようもない、あなたの世界よ」
シンジ「もうすべて決まりきっている世界だろう?」
リツコ「違うわ。あなたが決めている世界なのよ」
冬月「君の心が、そうだ、と決めている世界なのだ」
レイ「生きようとする意志も」
アスカ「死にたいと思う心も、あなた自身が望むことなのよ」
シンジ「この暗闇も、この半端な世界も、すべて僕が望んだというのか?」
レイ「そうよ」
加持「閉鎖された自分一人が心地いい世界を君は望んだ」
マコト「自分の、弱い心を護るために」
シゲル「自分の、快楽を護るために」
マヤ「これは、その結果に過ぎないわ」
ミサト「閉塞された空間では、あなた一人の世界では、人は生きて行けないもの」
アスカ「でもあなたは、世界の、自分を取り巻く世界の閉塞を願った」
リツコ「嫌いなものを排除し、より孤独な世界を願った、あなた自身の心」
レイ「それが、導き出された小さな心の安らぎの世界」
アスカ「このカタチも、終局の中の一つ」
ミサト「あなた自身が導いた、この世の終わりなのよ」

33 :
一方通行
「こんな時に俺を助けにこないとは…。
リンクって、内向的な性格をしてるのか?

ほれ!まだ甘えているんだ?
これだから、手間のかかるガキの勇者だね。

L結界濃度がかなり高いな…。
並大抵のリリンじゃ近づけんとは…。

よし!りりんが近づける場所まで歩いていくぞ。
みんな、準備はできたか?」

34 :
一方通行に手を引かれて連れられるリンク。
その時、シーカーストーンを落とした。

落ちたシーカーストーンを拾うアヤナミレイであった。
シン・エヴァまでの道は近い。

一方、AAAヴンダーは次の戦闘に備えた準備をしている。
空を裂くAAAヴンダーというキーワードがある。

35 :
そして、補完への道は
つづく

36 :
終局。
それは始まりの後に、必ず訪れる。
私達の願いは、破滅へと連なるのか。
私達の希望は、死その物なのか。
最終話、『世界の中心でアイを叫んだもの』

37 :
アスカ「自分がいなくなること」
シンジ「でも、こんな自分なら、いなくてもいいと思う」
レイ「どうして?」
アスカ「だって、私はいらない人間だもの」
シンジ「やっぱり僕は、いらない子供なんだ!僕のことなんか、どうでもいいんだ!」

38 :
ミサト「どうでもいいと思うことで、逃げてるでしょ?
失敗するのがこわいんでしょ?
人から嫌われるのが恐いんでしょ?
弱い自分を見るのが恐いんでしょう?」
シンジ「そんなの、ミサトさんも同じじゃないか!」

39 :
>>36
× 最終話、『世界の中心でアイを叫んだもの』
○ 最終話、『世界の中心でアイを叫んだけもの』

40 :
ミサト「そうよ。私たちはみんな同じなのよ」
リツコ「心がどこか欠けているの」
アスカ「それが恐いの」
レイ「不安なの」
ミサト「だから、今、一つになろうとしている」
アスカ「互いに埋め合おうとしている」
レイ「それが、補完計画」
冬月「人は、群れていなければ生きられない」
ゲンドウ「人は一人で生きていけない」
リツコ「自分は一人しかいないのに」
加持「だから辛いんだな」
アスカ「だからさみしいのよ」
ミサト「だから、心を、体を重ねたいの」
レイ「一つになりたいのね」
冬月「人は、脆く、弱いものでできている」
リツコ「心も体も、脆くて弱いものでできている」
ゲンドウ「だから、お互いに補完し合わねばならない。
そうしなければ生きていけないからだ」

41 :
レイ「なぜ、生きてるの?」
アスカ「それを知りたくて、生きてるのかな?」
レイ「誰のために生きてるの?」
アスカ「もちろん、私のためよ」
シンジ「多分、自分のために」
レイ「生きていて嬉しい?」
シンジ「分からない」
レイ「生きていて嬉しい?」
アスカ「嬉しいに決まってるわよ」
レイ「生きていて嬉しい?」
ミサト「楽しいことしか、したくないの」

42 :
加持「さみしいのは、嫌いかい?」
シンジ「好きじゃないです」
加持「辛いのは、嫌いかい?」
ミサト「好きじゃないわ」
加持「だから逃げるのか?」
ミサト「そうよ。嫌なことから逃げ出して、何が悪いって言うのよ!」

43 :
シンジ「逃げちゃだめだ」
レイ「どうして逃げてはいけないの?」
シンジ「逃げたら辛いんだ!」
レイ「辛いことから逃げ出したのに?」
シンジ「辛かったんだよ!」
アスカ「辛いことが分かってるんなら、それでいいじゃん」
ミサト「そう。辛かったら逃げてもいいのよ」
レイ「本当に嫌だったら、逃げ出してもいいの」
シンジ「でも嫌だ!逃げるのはもう嫌なんだよ!
そう、逃げちゃだめなんだ!」
ミサト「それは、ただ逃げるほうがもっと辛いと感じているからよ」
アスカ「逃げ出した辛さを知ったから」
レイ「だから逃げるのが嫌なのね」
シンジ「だって、逃げ出したら誰も相手にしてくれないんだ!
僕を捨てないで。お願いだから、僕を捨てないで!」
リツコ「人の言うことにはおとなしく素直に従う。それがあの子の処世術じゃないの?」
シンジ「そうだよ、そうしないとまた捨てられちゃうんだ」
アスカ「自分が傷つくのが恐いんでしょう」
ミサト「そう思い込んでいるだけでしょ?」
ケンスケ「傷ついているのは、シンジ一人だけじゃないよ」
トウジ「難儀なんは、おまえ一人やないでぇ」
ヒカリ「そう考えると楽だから、そう思っているだけね」
シンジ「うるさい!そんなの関係ないよ!僕のことなんか、どうでもいいんだ!」
ミサト「そうやって、すぐに自分の価値を放り出す」
レイ「私には、何もないもの」

44 :
アスカ「まぁた、価値がないんだ、と思い込む!」
ミサト「そう思って何もしなければ、傷つくこともないもの」
アスカ「人に誉められることで、自分を維持しているのよ」
シンジ「誰も僕を受け入れてくれないんだ」
ミサト「そう思い込んでいるだけでしょ?」
シンジ「だから僕は、エヴァに乗らなきゃいけない」
ミサト「自分には、最初から価値がないと思い込んでいるだけなんでしょ?」
シンジ「そうしなきゃいけないんだ!」
ケンスケ「そんな事ないさ」
トウジ「そう思い込んでるだけやで。きっと」
シンジ「違う。僕に価値はない。誇れるものがない」
アスカ「だからエヴァに乗ってる」
シンジ「エヴァに乗ることで、僕は僕でいられる」
アスカ「エヴァに乗ることで、私は私でいられる」
シンジ「エヴァに乗る前の僕には、何もなかった」

45 :
シンジ「僕はエヴァに乗っているからここにいられる」
アスカ「他には何もないの」
レイ「他には何もないもの」
シンジ「僕には何もない。何もないんだ。
僕にはない。
僕は、僕が嫌いなんだ」

46 :
アスカ「あんたなんか、嫌い、嫌い!大っ嫌い!」
トウジ「おまえなんか、大っ嫌いや!」
ケンスケ「僕は嫌いだな、君のことが」
ヒカリ「ごめんなさい、あなたのこと嫌いなの」
リツコ「嫌いね」
マコト「嫌いですね」
シゲル「嫌いだよ」
マヤ「嫌いです。あなたのこと」
加持「嫌いだな、君のことが」
ミサト「大っ嫌い!」

47 :
シンジ「ほら、みんなそう思ってる。
きっとそう思ってるんだ!」
レイ「そう思い込んでいるだけでしょ」
シンジ「違う!だって、僕は僕が嫌いだもの!」
レイ「だから、みんなもそうだと思い込んでる」
アスカ「嫌い、嫌い!大っ嫌い!」
シンジ「でも、誉めてくれるんだ。
エヴァに乗ると、誉めてくれるんだ!
人に誉められたんだ」

48 :
シンジ「人に誉められたんだ!」
レイ「どちらがほんとの気持ちなの?」
シンジ「分からない。いや、どっちもほんとの気持ちだ」
ミサト「だからエヴァに乗るのね」
シンジ「今の僕には、エヴァしかないから」
レイ「そうしないと自分が保てないのね」
ミサト「確かにエヴァ初号機は、あなたの心の一部だわ」
リツコ「けどエヴァにすがっていると、エヴァそのものがあなた自身になってしまう」
加持「エヴァそのものが君のすべてになってしまう」
ミサト「本当のあなた自身は、どこにもいなくなってしまうのよ」
シンジ「いいんだ!もともと僕には何にもなかったんだ。習っていたチェロだって、何にもならなかったんだ」
アスカ「自分から何もしなかっただけじゃないの」
シンジ「でも、今はエヴァに乗れるんだ!」
アスカ「で、そのうちエヴァがなければ何もできなくなるのよ。私みたいに」
シンジ「それが僕のすべてだから」

49 :
シンジ「雨、憂鬱な気分。僕の気分みたいだ。好きじゃない」
レイ「夕日。消えていく命。私の願い。好きじゃない」
アスカ「朝。今日の始まり。嫌な一日の始まり。好きじゃない」
シンジ「青い空。暖かいもの。慣れないもの。恐いもの。いらないもの。好きじゃない」
アスカ「みんな、みんな、大っ嫌い!」

50 :
ミサト「何を願うの?」
アスカ「何がほしいの?」
レイ「何を求めているの?」

51 :
アスカ「私を嫌わないで!」
シンジ「恐いものは」
レイ「ほしいものは」
シンジ「そばにいてもいいの?」
レイ「ここにいてもいいの?」
アスカ「私のこと、好き?」

52 :
アスカ「ママのところに行きたいの?」
アスカ「行きたくない」
シンジ「お父さんのところへ行かないの?」
シンジ「行きたくない」
レイ「どうして?」
シンジ「嫌われるのが恐いから」
アスカ「私が消えてしまうかもしれないから」
ミサト「何を願うの?」
レイ「何を求めるの?」

53 :
ユイ「幸せではないのね」
シンジ「その前にほしいんだ。僕に価値がほしいんだ。誰も僕を捨てない、大事にしてくれるだけの」
ユイ「それはあなた自身で認めるしかないのよ。自分の価値を」
シンジ「僕には価値がない…」
アスカ「生きていくだけの価値がない」
レイ「では、あなたは何?」
シンジ「じゃあ、僕って何?僕って何なんだ!」

54 :
シンジ「これは…僕だ!僕を他人に見せている形。僕という記号だ!
これも、これも、これも、みんな僕をあらわすものに過ぎない。
僕を他人に認識させているものに過ぎない。じゃあ僕って何だ?
これは僕、本当の僕。偽りの僕」
レイ「あなたはあなた。ただ、あなた自身の広がりと、境目があるの」
シンジ「そうだ。僕の服、僕の靴、僕の部屋。
それらは僕の一部」
レイ「あなたの意識で繋がっている、モノ」
シンジ「僕と感じているものが僕。僕は僕自身でしかないのか?
でも僕が分からない、僕はどこにいるんだ?僕って何なんだ!僕って何なんだ!
誰も僕のことなんか分かってくれないんだ!」
アスカ「あんたバカぁ!?そんなの、あったりまえじゃん!誰もあんたのことなんて、わかんないわよ!」
ミサト「あなたのことをいたわり、理解できるのは、あなた自身しかいないのよ」
レイ「だから、自分を大事にしなさい」

55 :
シンジ「そんな事言ったって、自分がないんだ、分からないんだ!大事にできるわけないよ!」
レイ「やはり、不安なのよ」
ミサト「今のあなた」
アスカ「今のあなたの周りの人々」
レイ「今のあなたを取り巻く環境」
ミサト「どれもずっと永遠に続くものではないわ」
アスカ「あなたの時間は常に流れ」
レイ「あなたの世界は変化の連続でできている。
何よりも、あなたの心次第でいつでも変わるものなのよ」

56 :
シンジ「これは?何もない世界。誰もいない世界」
シンジ「自由の世界」
シンジ「自由?」
シンジ「何者にも束縛されない、自由の世界だよ」
シンジ「これが自由?」
シンジ「そ。自由の世界」
レイ「その代わりに、何もない」
シンジ「僕が考えない限り」
ミサト「そう。あなたが考えない限り」
シンジ「そんな、どうしたらいいのか分かんないよ」
レイ「不安なのね」
アスカ「自分のイメージがないのね」
シンジ「漠然としすぎてる」
ミサト「何もつかめない世界」

57 :
加持「君の好きにしていい世界」
ミサト「けど、あなたは不安なのね」
冬月「どうしたらいいのか、分からないのかね?」
シンジ「どうしたらいいんですか?」
ゲンドウ「不自由をやろう」
アスカ「ほら、これで天地ができたわ」
レイ「でもこれで、自由が一つ、消えた」
ミサト「あなたは地に立たなければならない」
加持「だが、君は安心する」
マコト「自分の心が少し楽になったから」
シゲル「そして、歩いていく」
マヤ「それは、あなたの意志」
シンジ「これが、僕の意志?」
リツコ「世界に地が存在するのは、あなたの周りの世界」
トウジ「せやけど、おまえは自由に動けるんや」
ケンスケ「その気になれば世界の位置を変える事もできるさ」
ヒカリ「そして、世界の位置も常に同じところではないの」
加持「時の流れとともに、変わっていくものさ」
冬月「君自身も変わる事ができる」
ゲンドウ「おまえをかたどっているのは、おまえ自身の心と、その周りの世界だからな」
リツコ「だって、これはあなたの世界ですもの」
ミサト「あなたが捉えている、現実の形なのよ」

58 :
シンジ「これは…何もない空間。何もない世界。僕のほかには何もない世界。僕がよく分からなくなっていく。
自分がなくなっていく感じ。僕という存在が消えていく」
ユイ「ここには、あなたしかいないからよ」
シンジ「僕しかいないから?」
ユイ「自分以外の存在がないと、あなたは自分の形が分からないから」
シンジ「自分の形…」
ミサト「そう。他の人の形を見る事で、自分の形を知っている」
アスカ「他の人との壁を見る事で、自分の形をイメージしている」
レイ「あなたは、他の人がいないと自分が見えないの」
シンジ「他の人がいるから、自分がいられるんじゃないか。一人は、どこまで行っても一人じゃないか。世界はみんな僕だけだ!」
ミサト「他人との違いを認識する事で、自分をかたどっているのね」
レイ「一番最初の他人は、母親」
アスカ「母親は、あなたとは違う人間なのよ」
シンジ「そう、僕は僕だ。ただ、他の人たちが僕の心の形を作っているのも確かなんだ!」
ミサト「そうよ。碇シンジ君」
アスカ「やっと分かったの?」

59 :
アスカ「バカシンジ!」
アスカ「ようやくお目覚めね、バカシンジ」
シンジ「なんだ、アスカか」
アスカ「なんだとは何よ、こうして毎朝遅刻しないように、起こしに来てやってるのに、それが幼なじみにささげる感謝の言葉ぁ?」
シンジ「うん、ありがとう…だから、もう少し、寝かせて…」
アスカ「何甘えてんの!もぉ、さっさと起きなさいよ!
ギャー!エッチ、バカ!ヘンタイ!信じらんない!」
シンジ「仕方ないだろ!朝なんだから!」

60 :
ユイ「シンジったら、せっかくアスカちゃんが迎えに来てくれているのに、仕様のない子ね」
ゲンドウ「ああ」
ユイ「あなたも、新聞ばかり読んでないで、さっさと支度してください!」
ゲンドウ「ああ」
ユイ「もう、いい年してシンジと変わんないんだから…」
ゲンドウ「君の支度はいいのか?」
ユイ「はいいつでも!
もう、会議に遅れて冬月先生に文句いわれるの、私なんですよ」
ゲンドウ「君はもてるからな」
ユイ「バカ言ってないで、さっさと着替えてください!」
ゲンドウ「ああ、分かってるよ、ユイ」

61 :
アスカ「ほぉら、さっさとしなさいよぉ!」
シンジ「分かってるよ、ほんと、うるさいんだからアスカは…」
アスカ「何ですってぇ?」
じゃあおば様、行ってきまーす!」
シンジ「行ってきまーす…」
ユイ「はい、行ってらっしゃい。
ほらもう、あなた!いつまで読んでいるんですか!」
ゲンドウ「ああ、分かってるよ、ユイ」

62 :
シンジ「今日も転校生が来るんだってね」
アスカ「まあね。ここも来年は遷都されて、新たな首都になるんですもの。どんどん人は増えていくわよ」
シンジ「そうだね。どんな子かなぁ。可愛い子だったらいいな」
アスカ「むぅ…」

63 :
レイ「あー、遅刻遅刻ぅ!初日から遅刻じゃ、かなりヤバイ、って感じだよねー!
んああああ!」
シンジ「いつつつつ…」
レイ「あ痛たたた…ん?
ごめんね、マジで急いでたんだ!」
シンジ「?」
レイ「ほんと、ごめんねー!」
シンジ「はぁ?」
アスカ「むぅぅ!」

64 :
トウジ「なぁ〜にぃ!で、見たんか?その女のパンツ!」
シンジ「別に、見たってわけじゃ…ちらっとだけ」
トウジ「カァ〜〜〜〜ッ!朝っぱらから運のええやっちゃなぁ!いっ、いてててて!」
トウジ「いきなり何すんのや、もう!イインチョ!」
ヒカリ「鈴原こそ、朝っぱらから何バカなこと言ってんのよ!ほら!さっさと花瓶のお水変えてきて!週番でしょ!」
トウジ「ほんま、うるさいやっちゃなぁ!」
ヒカリ「なんですってぇ!?」
シンジ「尻に敷かれるタイプだな、トウジって」
アスカ「あんたもでしょ」
シンジ「なんで僕が尻に敷かれるタイプなんだよ!」
アスカ「何よ、ほんとのこと言ったまでじゃないの」
シンジ「どうしてだよ!」
アスカ「見たまんまじゃない!」
シンジ「アスカがいつもそうやって、ポンポンポンポン言うからだろ!」
ケンスケ「いや〜ぁ、平和だねぇ」
アスカ「何よ、うるさいわね!バカシンジ!」
トウジ「おお〜っ、ミサト先生や!」
シンジ・トウジ・ケンスケ「おおおおお!」
トウジ「やっぱええなぁ、ミサト先生は」
アスカ・ヒカリ「何よ、3バカトリオが!バッカみたい!」

65 :
ヒカリ「起立!礼!着席!」
ミサト「喜べ男子!今日は噂の転校生を紹介するーっ!」
レイ「綾波レイです。よろしく」
シンジ「あぁーっ!」
レイ「ああっ!あんた、今朝のパンツ覗き魔!」
アスカ「ちょっと!言いがかりはやめてよ!あんたがシンジに勝手に見せたんじゃない!」
レイ「あんたこそ何?すぐこの子かばっちゃってさ。何?できてるわけ?2人?」
アスカ「た、ただの幼なじみよ!うっさいわねぇ…」
ヒカリ「ちょっと、授業中よ!静かにしてください!」
ミサト「まぁ〜、楽しそうじゃない。私も興味あるわ。続けてチョーダイ」
クラスメイト「わはははは!」
シンジ「そうだ、これも一つの世界」

66 :
シンジ「僕の中の可能性。今の僕が僕そのものではない。いろんな僕自身がありえるんだ。
そうだ、エヴァのパイロットではない僕もありえるんだ」
ミサト「そう思えば、この現実世界も決して悪いもんじゃないわ」
シンジ「現実世界は悪くないかもしれない。でも、自分は嫌いだ」
マコト「現実を、悪く、嫌だと捉えているのは君の心だ」
シゲル「現実を真実に置き換えている、君の心さ」
マヤ「現実を見る角度、置き換える場所。これらが少し違うだけで、心の中は大きく変わるわ」
加持「真実は、人の数だけ存在する」
ケンスケ「だが、君の真実は一つだ。狭量な世界観で作られ、自分を護るために変更された情報。歪められた真実」
トウジ「ま、人一人が持てる世界観なんて、ちっぽけなもんや」
ヒカリ「だけど、人はその自分の小さな物差しでしか、物事を測れないわ」
アスカ「与えられた他人の真実でしか、物事を見ようとしない」

67 :
ミサト「晴れの日は気分よく、」
レイ「雨の日は憂鬱」
アスカ「そう教えられたら、そう思い込んでしまう」
リツコ「雨の日だって楽しい事はあるのに」
冬月「受け取り方一つでまるで別物になってしまう、脆弱なものだ。人の中の真実とはな」
加持「人間の真実なんて、その程度のものさ。だからこそ、より深い真実を知りたくなるんだね」
ゲンドウ「ただ、おまえは人に好かれる事に慣れていないだけだ」
ミサト「だから、そうやって人の顔色ばかりうかがう必要なんてないのよ」
シンジ「でも、みんな僕が嫌いじゃないのかな?」
アスカ「あんたバカぁ?あんたが一人でそう思い込んでいるだけじゃないの!」
シンジ「でも、僕は僕が嫌いなんだ」
レイ「自分が嫌いな人は、他人を好きに、信頼するようになれないわ」

68 :
シンジ「僕は卑怯で、臆病で、ずるくて、弱虫で」
ミサト「自分が分かれば、優しくできるでしょう?」
シンジ「僕は僕が嫌いだ」
シンジ・アスカ・ミサト「でも、好きになれるかもしれない」
シンジ「僕はここにいてもいいのかもしれない。
そうだ、僕は僕でしかない。
僕は僕だ。僕でいたい!
僕はここにいたい!
僕はここにいてもいいんだ!」

69 :
一同「ワァー!ブラボーッ!」
ミサト「おめでとう!」
アスカ「おめでとう!」
レイ「おめでとう」
リツコ「おめでとう!」
加持「おめでとう!」
ヒカリ「おめでとう!」
ケンスケ「めでたいなぁ!」
トウジ「おめでとさん!」
ペンペン「クックックワァクッ!」
マコト「おめでとう!」
シゲル「おめでとう!」
マヤ「おめでとう!」
冬月「おめでとう」
碇夫妻「おめでとう」
シンジ「ありがとう…」

70 :
父に、ありがとう
母に、さようなら

71 :
そして、全ての子供達(チルドレン)に
おめでとう

72 :
natalie.mu/eiga/news/225637
2017年3月23日 20:54

庵野秀明が監督を務めたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の劇場版2作品が3月24日、31日にNHK BSプレミアムで放送される。

24日にテレビシリーズの総集編にあたる「EVANGELION:DEATH(TRUE)2 NHK BSプレミアム版」、
31日にはテレビシリーズの続きが描かれる「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に NHK BSプレミアム版」が放映される。
ともに劇場公開時の作品を修正したもので、庵野が総監督を務めている。なお音楽は2作品とも「シン・ゴジラ」でも庵野とタッグを組んだ鷺巣詩郎が担当。

■EVANGELION:DEATH(TRUE)2 NHK BSプレミアム版
NHK BSプレミアム 2017年3月24日(金)23:45〜24:53

■新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に NHK BSプレミアム版
NHK BSプレミアム 2017年3月31日(金)23:45〜25:11

73 :
>>72
旧劇場版か。

新劇場版はそれの別作品になっている。
Qはシンジが引き起こしたニアサード・インパクトで荒廃した世界観になっている。
「槍を抜けば世界は戻る」はゲンドウが作り出した罠であり、フォースインパクトへ直結させるものになっている。

カヲルは死んでしまい、更に絶望に陥ってしまうシンジ(好きだったカヲルは死んでしまうのは悲しい)。
アスカに叩き起こされ、アスカに連れられていくシーンで終わる。
シン・エヴァの制作は一体どうなっているんだ?

74 :
もしかしたら…

もしかするかも?

75 :
>>72
3月24日放送分を観た。
カットされたのは冒頭の制作委員会の各企業のロゴと「休憩」だけか?
映倫マークのアレと、テレビクルーを含めたエンドロールと、「続劇」は無傷だったが。

76 :
そこからするとそもそも制作側はDeath〜EOEをもともとの構想通りの2時間半の1本の映画と考えてるってことなのかもな
だからソフトでも休憩が入るんだし
それを分割放送するってのがBSプレミアム版ってことなのかも
だと修正がほとんど無い可能性も高い

77 :
DEATH(TRUE)2は春エヴァのDEATHで公開されたシーンを一部カットしての公開だから
今回のはポケモン対策をしたことくらいで、あとは、ほぼ無傷でしょ
こうなるとEOEもポケモン対策は我慢するとしてノーカットであるようにと願うだけだよ

78 :
嫌な予感 3月31日放送分
(1)25話と26話の間にあるスタッフロールが丸ごとカットされる
(2)26話の冒頭の「このシャシンを再び終局へ導いてくれた(中略)ありがとうございました。」
という庵野のメッセージがカットされる

79 :
これはノーカットいけそうか!?…なんて期待しまくって違ったらショックだから、あらかじめ日テレ並のを想定しておく俺

80 :
ずいぶん前になるが、旧劇場版に関する書き込みで
「やってはいけないことを片っ端からやっちまった映画」
というのがあり、笑ってしまったことがある

確かにテレビ版のサブタイトルがばばばばっと出てきた時には
「これはいかがなものか…」と思ったが
実写部分のうち、映画館の観客たち、の所は
作り手の意図があまりにも分からなさすぎて、そういう判断さえできなかった

81 :
■EVANGELION:DEATH(TRUE)2 NHK BSプレミアム版
NHK BSプレミアム 2017年3月24日(金)23:45〜24:53

すみませーん

「エヴァンゲリオン:でタイトル指定してたからさぁ「EVANGELION」だと予約されて無くて
録画できてないんですけど

どう責任取ってくれんの?おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

82 :
借りて来たら?

83 :
あ、やばいウ・・・━━(。・ω・)ウワ━(。-ω-)ァァ━・゚・(。>ω<)・゚・━━ン!!!
24日あること知らず過ごしてた・・・31日は絶対見るぞー!オー!

84 :
私に還りなさい 記憶をたどり
優しさと夢の水源へと
いちど星にひかれ 生まれるために
魂のルフラン

85 :
私に還りなさい 記憶をたどり
優しさと夢の水源へと
もいちど星にひかれ 生まれるために
魂のルフラン

86 :
蒼い影に包まれた素肌が
時の中で静かに震えてる
命の行方を問いかけるよに
指先は私を求める

抱きしめてた運命のあなたは
季節に咲くまるで儚い花
希望の匂いを胸に残して
散り急ぐ 鮮やかな姿で

私に還りなさい 生まれる前に
あなたが過ごした大地へと
この手に還りなさい めぐり会うため
奇跡は起こるよ何度でも
魂のルフラン

87 :
――これが、「EVANGELION:DEATH」本来の姿です。

88 :
2000年 南極大陸

89 :
ミサト「……お父さん?…」
ヒデアキ「…」

90 :
その15年後――
 彼女は、男に抱かれていた。

91 :
加持「情欲に溺れている方が、人間としてリアルだ。少しは欺けるさ」
ミサト「うちの諜報部を?それとも碇司令やリツコ?それともあたし?」
加持「いや、自分を」
ミサト「他人を、でしょ?あなた、人の事には興味ないもの。そのくせ寂しがる。ほんとお父さんと同じね」

92 :
その9ヶ月前――
 彼は、星を見ていた。

93 :
アスカ「あ〜あぁ。明日はもう日本か。お昼にはミサトが迎えに来るって言ってたし。
ちぇ、加持さんともしばらくお別れね。つまんないの」
加持「日本に着けば新しいボーイフレンドも一杯できるさ。サードチルドレンは男の子だって話だぞ」
アスカ「バカなガキに興味はないわ。私が好きなのは加持さんだけよ」

94 :
その7年前――
 彼女は、部屋を駆け抜けた。

95 :
アスカ「ママーッ!ママッ!私、選ばれたの!人類を守る、エリートパイロットなのよ!世界一なのよ!
誰にも秘密なの!でも、ママにだけ教えるわね!
いろんな人が親切にしてくれるわ。だから、寂しくなんかないの!
だから、パパがいなくっても大丈夫!さみしくなんかないわ!
だから見て!私を見て!
ねぇ、ママ…!
…」

96 :
リツコ「聞こえる?アスカ。シンクロ率8も低下よ。いつも通り、余計な事は考えずに」
アスカ「やってるわよ!」

97 :
マヤ「最近のアスカのシンクロ率、下がる一方ですね」
リツコ「困ったわね、この余裕のない時に。
やはりレイの零号機を優先させましょう」

98 :
その数年前――

99 :
ナオコ「所長、おはようございます。お子さん連れですか?あら、でも確か男の子…」
ゲンドウ「シンジではありません。知人の子を預かる事になりましてね、綾波レイと言います」
リツコ「レイちゃん、今日は」
レイ「…」

100 :
その5年後――
 彼女は、彼に再会した。


100〜のスレッドの続きを読む
【みんなの】しんじんこそ唯一神【エヴァファン】
[エヴァ考察]カヲル発言考察
なんでもかんでもシンジのせいにするスレ 5
エヴァの同人誌を語るスレ
アスカ「……私のファンって未だにいるのかな?」
リリスについて
エヴァのAA総括第参百四拾参層 ゲンドウですが?
【エヴァ】シンが滅茶苦茶に楽しみな件について217
エヴァのAA総括第参百八拾八層 ハゲ、襲来
【エヴァ】シンが滅茶苦茶に楽しみな件について204
--------------------
透析患者が愚痴るスレ 4針目
【KitKat】 キットカット総合 【Cutじゃないよ】2
ビンゴ5 縦横斜め19ライン目
なんJRLRLFARL部★2
2ちゃんねる用ブラウザ「ギコナビ」Part86
東京五輪、伝染病で中止は保険の対象か? 対象の場合は保険金400億円超の見込み
【雀魂】じゃんたま Part.13 【majsoul】
退団3年以上のOGのスレッド5
【アンジー】水戸華之介をマターリと語ろう 9【三戸】
特別高等警察(特高警察)
北海道道東の郵便事情
nonnative 135 hobo
交通部台灣鐵路管理局 Part7
第56回全国大学ラグビーフットボール選手権Final
【Neo Steam】ネオスチーム part99【neosteam】
【東京五輪】旭日旗の持ち込み禁止せず 韓国側の決議に組織委が方針…「政治的宣伝とはならない」 ★3
【速報】 制服姿がエロいサラ・カサノバ社長さん、マクドナルドを完全復活させてしまう  原田(笑) [399259198]
台湾大虐殺は日帝のしわざ
【バッグ】オカッパリ総合【タックル】 Part.2
東京の一般&職場団体どう? part40
TOP カテ一覧 スレ一覧 100〜終まで 2ch元 削除依頼