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ハンダ作業について語るスレ No15


1 :2020/02/29 〜 最終レス :2020/06/23
sssp://img.2ch.sc/ico/u_pata.gif
ハンダごてとハンダをメインに、ハンダ作業にまつわる話題を扱うスレ
主なメーカー
HAKKO 白光株式会社 https://www.hakko.com/japan/products/soldering_iron/
goot 太洋電機産業株式会社 http://www.goot.jp/handakotecat/leadfree/
HOZAN ホーザン株式会社 https://www.hozan.co.jp/catalog/Soldering_Tools/
Weller Electronics https://www.weller-tools.com/
※前スレ
ハンダ作業について語るスレ No14
http://rio2016.2ch.sc/test/read.cgi/denki/1568452865/
※関連スレ
工具総合スレッド3
http://rio2016.2ch.sc/test/read.cgi/denki/1530121365/
ユニバーサル基板だけ話題にするスレ
http://rio2016.2ch.sc/test/read.cgi/denki/1286949800/
【整理整頓】部品や工具の収納方法【保管】
http://rio2016.2ch.sc/test/read.cgi/denki/1298287940/
ペンチ・ニッパ総合スレ
http://rosie.2ch.sc/test/read.cgi/diy/1178021181/

2 :
http://img.2ch.sc/ico/u_pata.gif
§道具を選ぶ§ (価格は実売)

1. はんだこて

*ほとんどはんだこてを使う予定がない人にお勧めのはんだこて
・FX-650 (\1,000~) ダイソーで\500の(いわゆる)ニクロムヒータータイプを買うよりはこちらを (熱効率が良いので作業性に加え,暖まりの早さや夏場の暑さにも差が出る)
 本体が安いだけにこて先代 (各\500~) も馬鹿にならない!って事で標準装着こて先がそれぞれB型,I型,3C型の3種類のパッケージをラインナップした,ありそうでなかった親切仕様!
 こて先はT34系で現在基本的な形状・サイズで全7種と必要十分だが,900Mに近い細身な形状で狭小作業に向く反面,T18系と比較すると熱伝導に劣る
 トライアック調光器(\1,000程度)などでワット数を下げる事も出来るが,こて先温度のフィードバック制御を行う温調はんだこてとは全く異なるので,温度をコントロールしたければ+\2,000でFX-600を

使用上のTips(はんだこてだけに)
・平衡温度は450℃を超える(カタログ値で最高480℃)ため極力放置せず,水をやや多めに含ませたスポンジで強めに(!)温度を下げながら使う
 特に初心者が粗悪な基板を扱う場合は過熱によりパターンを痛め易いので要注意
・常温から電源投入後90秒程度ではんだ付けに良いこて先温度(340℃)になるので,その時の感覚 (はんだの溶け方/フラックスの状態/フラックスの匂い/スポンジで拭った音など) を保つように温度を下げる
 もちろんこて先温度計やデジタルマルチメータの熱電対があるなら活用すべし!


*これから電子工作を始める人にお勧めのはんだこて
・FX-600 (\3,000~) + C型/D型等の熱容量・熱伝導に優れ,面を使えるこて先 (各\600~800)
 性能だけを比較しても\10,000以下の製品では向かうところ敵なしという,言わずと知れた最強はんだこて
・こて先はT18系でラインナップはとても幅広く,更にコンバージョンキットB3720 (\300~) を購入すれば大熱容量のT19こて先も使える その他互換性に関しては >>4 3. こて先 の項参照
 オプションの耐熱ソフトカバー605Mや耐熱キャップ(M19-03 公式には未発売?)で持ち運びにも
 フランジの直径が大きく,ややこて台の口金との相性がある (とは言ってもHAKKO謹製はもちろんgoot ST-27/76/77も使用可)
 開封してそのまま測定を行ったが,ちゃんとキャリブレートされているようで,こて先温度はほぼドンピシャだった (N=5)
 温度調節ノブにはタクタイル(カチッという感触)があるが,調節自体は無段階
 接地が無い2ピンプラグの方がコードが軽い
 100Vでは定格50Wのはんだこてだが,ベースは100~120V系と220~240V系の2種類しか無いので,実はスペック上の上限の120Vを印加すれば74Wのはんだこてとして使える

・HOZAN HS-26はFX-600のOEM版でグリップやノブ周りを除くと基板,ヒーター,こて先周り全て共通部品だが,割高感は否めない
 標準こて先はT18-I相当(HOZANではB型扱い J型に至っては“B型先曲がり”…)なので注意
 個人的にはグリップはHS-26の方が好みで(FX-600は4角形に近くHS-26は6角形と3角形の間ぐらい)
 反面ノブは小さくメモリに対応する温度は裏側のステッカーに書いてあるため温度調節はやや面倒に感じる

・FX-601は元々ステンドグラス用として開発された兄弟機で,T18系よりも一回り太いT19系こて先が標準装着されると共に,FX-600の200~500℃に対し40℃高い240~540℃にキャリブレートされている
 放熱の差により定格のワット数はFX-600の50Wに対し47Wと少ないが,こて先回りとメモリのシールを除くと基板,ヒーターなどは全てFX-600と共通部品
 2極プラグ仕様はステンドグラス用としてもラインナップされているため,6.5C型が標準こて先 2極+接地プラグは電子工作専用扱いで2B型が標準こて先
 先述のコンバージョンキット B3720(FX-600相当→FX-601相当)/B3730(FX-601相当→FX-600相当) と対応こて先により相互に変換可能
*電子工作用に合わせたキャリブレーションのFX-600+必要に応じてB3720とT19こて先を購入するのがお勧め

3 :
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4 :
ステンシルを使って手作業でクリームはんだを基板に塗り付ける動画を
Youtubeで探すと海外ばかりだ。
日本でやっている人は少ないのかね。T-962を買ったのだが。

5 :
ステンシルを使うほど量産しないからなあ。
4枚くらいだと、注射器を使って
1枚1枚クリームはんだを置いていったほうが早い。

6 :
>>5
判らないけどLEDダンスする人が体につける電飾をそこそこ量産することは
ないのかね。
電子工作とダンスの両方が趣味の人がいたらYoutubeでスターになれそうだが。

7 :
そもそも技術系の趣味を持ってる人と、Youtubeに動画を公開したい人って
被ってるのかな?

8 :
日本人は技術を共有しようって人が少ない気がする

9 :
>>6
やれば儲かるかも

10 :
>>8
実際にそうなのかどうかはわからんけど、
共有することによるメリットが大きい社会なら共有の習慣が根付くだろうし、
デメリットが大きい社会ならその逆になる。
日本社会は情報の受け手が提供側にどんなメリットを提供できてるんだろうね。

11 :
SMD部品ってだけで発狂する老害も多いから…

12 :
SMD対応できない人はダメだとか挑発する人もいるからな。
きつい言葉はたいてい、よりきつい言葉になってしまう。
目には目、歯には歯、って大切なことだと思う。
そうじゃなくて、つねられたらぶん殴るのが言葉の世界だもんな。

13 :
クリームロウ付けで保存が効いて100円でアリで売ってね?そーゆーの
熱源はターボライターでイケるのをキボンヌ
ステー折れがまた折れたら今度はそれでチャレンジしたる

14 :
>>12
ステンシルや注射器でリフローするか、はんだごてで手付けするかはともかく
いまの時代SMDは嫌だとか言っていたら、作れるものの範囲が著しく狭まる。

15 :
>>14
>いまの時代SMDは嫌だとか言っていたら、作れるものの範囲が著しく狭まる。
そんなことはどうでもいいんだ。
SMD対応できない人はダメだとか挑発することはないだろ、ってこと。

16 :
だめでしょ

17 :
挑発とかじゃなくダメだな

18 :
そんなことでダメだとか言う人は相手にしなければ済む話なんだけどね。

19 :
人それぞれが許されない社会だからね

20 :
エンジニアリングで社会や世間体を気にしなくてもいいのにね。
手先が器用な人もそうでない人も、多様性があるから新しい発想が出てくるんだし。

21 :
まあね
はんだ付けもろくにできないぐらい不器用でも物理学者として大成功した奴も居るしな

22 :
理論物理学者は一般に手先が不器用で、その能力は実験装置をよく壊すほど偉大であるといわれる。
ノーベル賞授賞の理論物理学者ヴォルフガング・パウリは非常によく実験装置を壊したので、パウリが触れたり近くにくるだけで実験装置が壊れるとされ、パウリ効果と呼ばれた。
ゲッチンゲンの研究所で原因不明の爆発事故が起き、すぐにパウリ効果が疑われたが、パウリは出張中で不在だった。
しかし後日、パウリは列車に乗って移動中で、ちょうど事故が起きた時間、ゲッチンゲンの駅に停車中だったことが明らかとなった。
ある歓迎会で主催者がパウリ効果を実演させようと、パウリが部屋に入った時にシャンデリアが落下するような仕掛けをしておいた。
しかしシャンデリアが落ちることはなかった。
パウリ効果によりその仕掛けが故障してしまったのである。

23 :
自分ができることを他人ができないと蔑むよりは、
自分ができないことを他人ができることを探す方がメリットあるよ。
できることをたくさん見つける方が敬意を払いやすいし、必要なときに頼れるし。

24 :
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!注意 下記ステーション型はN2対応などの関係で,変則的な構成 (こて部無し,ステーション部のみ,コンバージョンキット,etc.) もあるので注意する!

*こて先のラニングコストを抑えたい人/作業にお勧めのはんだこて
・FX-888D (\12,000~) 安価なT18系こて先を使える,付属のこて台含めとても綺麗なデザインのステーション型はんだこて 絶縁トランスを介した低電圧駆動の安全な構造でコードも軽くしなやか
 決め打ちであまり細かくないはんだ付けを繰り返すには好適で,仕事で半導体の載った基板を扱うならこのクラスが欲しい
 逆にこて先の消耗が少ないアマチュアにはちょっと微妙な立ち位置
 応答やこて部のサイズなどの総合的な使い勝手は1/4程度の値段のFX-600と比べて劇的に良いとまでは言えない一方で,
 +\3,000程度でコンポジットヒーター採用のFX-950との差はとても大きい (ただしこて先の価格も倍ぐらいになる)
 gootもPX-60RT系こて先のRX-701ASやRX-711ASを出しているが,影が薄い (だって割高で大きいんだもん… 701で\14,000,711で\17,000なら888Dか950買うでしょ?)
 EngineerのSKZ-01やSKZ-03は死んだ

*リワーク・リペア,細かいはんだ付け,熱に弱い素子を扱う人にお勧めのはんだこて
・FX-100/FX-951/FX-950/RX-802AS 応答に優れるIHやコンポジットヒーターのステーション型はんだこて
 こて先が\1,000~とそれなりに高価なので,色々揃えていくとFX-888Dとは差が開く
 基本的にこて先は付属しないが,電気街の店頭で買うとサービスで付けてくれる事も多い
・HAKKO FX-951とgoot RX-802ASは競合するが,HAKKOの方が行き届いたきっちりした設計で,gootの方がオプション構成含め柔軟な設計
 室温からの立ち上がりはRX-802ASが速いがFX-951も必要十分
 過渡的な熱の入りは鉄メッキの薄いT12(HAKKO)の方が良く,耐久性は鉄メッキの厚いRX-80HRTの方が良い傾向がある
 インターフェースは一長一短 FX-951は慣れるまで使いにくく,RX-802ASは温度設定がひたすら長押しなのが地味に辛い
 FX-951は200~450℃だが,RX-802ASは50℃まで落とせる (珈琲に放り込むと保温に丁度良い …わけねーだろ)
・FX-950に関しては (\15,000~) はFX-951 (\21,000~) より割安で同等に使い易いが,オートパワーオフ機能が無く,スリープ機能もオプションのこて台(951付属と同じ FH200-02 \3,000~)が必要な点に注意
 こて台を追加で買ったり割引率が悪い補修パーツ扱いで揃えてスリープを有効化するよりは,素直にFX-951を買った方が良い
・ホットツイーザー対応 HAKKO:FM系ステーションとこて部,こて先,こて台の口金が必要だが高出力(140W total) goot:こて部とこて先とこて台の口金だけのみの変更で済むが低出力(72W total)
・マイクロソルダリング対応 HAKKO:こて部,こて先,こて台の口金が必要だが高出力(48W) goot:こて先とこて台の口金だけの変更でも使用可能だが低出力(36W)
・HAKKO T12系こて先は一部高熱容量タイプの設定有り

*番外編1 コードレス/電池式/ポータブル
・ガス式 (コテライザー 等) パワーはあるが概して大きい 自分が使い慣れていないだけかも知れないが,あまり使い易くは無い 機種によってはノズル交換でホットブローとしても使える
・電池式 (FX-901 MSD-20 等) パワーは無いが,非力だと思ってると意外に使える 基本的にNi-MH(ニッケル水素)蓄電池前提の設計 ネックは頭が重く(ネックだけに)安定感に欠ける事
・USB接続 (TS80 等) 物によってはType-C接続のハイパワーな温調でとても良さそう (実は私も欲しいが結構高い)
*番外編2 ホットナイフとしても使いたい人にお勧めのはんだこて
・HAKKO RED 501(30W)/502(40W),goot KS-20R/30R/40R など 直径4mm棒状こて先のはんだこて + ホットナイフこて先(HAKKO 515-T 若しくは goot HOT-30CU)
・KOTELYZERシリーズにもホットナイフこて先のラインナップがある
 はんだ付けをする工具としてはあまり良くは無いが,ホットナイフとしても使うなら持っておいて損は無い
 作業によってはトライアック(調光器)などでの調節も出来ると良い
 なお,ホットナイフの刃は交換可能でHAKKO 515-T goot HOT-30CU共にOLFA製デザインナイフ用
 HAKKO 515-Tは刃先の方に緩むので刃先から見て反時計回り
 goot HOT-30CUは刃元の方に緩むので刃先から見て時計回り
 で分解可能
 標準はOLFA XB10/XB10Sだが,すり割りに挟むだけなので結構何でも使える

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2. はんだ
・フリーはんだと鉛入りはんだが流通しているが,現在は組成やフラックスの改良により,鉛フリー+RMAフラックスでも一般用途では十分なはんだ付け性と信頼性が得られている
 特にFX-600を含む高性能な温調はんだこての場合は,設定温度以外に鉛フリーである事のデメリットを意識させられる事はあまり無い
・一般に使われるヤニ(フラックス)入りはんだには,フラックスの種類や量,ハロゲンの量などにより,MIL R,RMA,RAやJIS AA級、A級、B級 (それぞれ弱い=攻撃性が低い順) がある
 近年では鉛フリーはんだ+RMAフラックスでも十分なはんだ付け性があるので,腐食のリスクの少ないRMAの使用が推奨される
・用途と好みや慣れ次第ではあるが,表面実装を扱うならφ0.65mm以下が良く,電子部品にはφ0.6~0.8mm程度の物が,大型のターミナルなどにはφ0.8~1.2mm程度の物が良い
 細い方が一気に熱を奪われないため溶けが良いが,断面積(直径の2乗)に反比例してはんだの送りが忙しくなり,またグラム単価もかなり割高になる
・最初の1巻きはφ0.6~0.8mm程度の100~150g巻きがお勧め (\1000~2000) 大きめの端子なども扱うならφ0.6mmと割安なφ1.0mmの2巻きを揃えても良い
!鉛入りはんだと鉛フリーはんだの両方を使う場合はこて先を分ける必要がある(コンタミによる鉛フリーはんだ接合強度低下の防止)!
*お勧め
・鉛入り: 日本アルミット KR-19RMA,千住金属 スパークルハンダ など
・鉛フリー: 日本スペリア SN100C,千住金属 スパークルESC など
鉛入りはんだのデメリット
・機械的性質(引張強さなどが弱い)
・電気的性質(高抵抗)
・毒性/環境負荷(特にペットを室内飼いしてる方)
・現在流通する製品は基本的に鉛フリーはんだが使われており,手を加える際はコンタミを避けるため元のはんだを取り除く必要がある (上からちょい付けは出来ない)
 Sn主体の合金に微量の鉛が混入すると鉛がリードやランドに偏析し,接合強度が大幅に低下する
 また鉛入りはんだ中においてもPbリッチ層が形成されており,これが鉛入りはんだの接合強度を下げている
鉛フリーはんだのデメリット
・超低温下での信頼性及び極度な高信頼性が求められる航空宇宙軍事産業などでの信頼性,耐衝撃性
・鉛フリーはんだの価格
・高い融点と相まって,錫喰い (鉛フリーはんだの組成の大部分を占める錫に鉄や銅が溶出する) によるこて先などのラニングコストの上昇,粗悪な基板のパターン喰われ
・高い融点により過熱のリスクが大きく,多層基板などのリワークもし難い
・表面張力が強く,濡れ広がりに劣る
 消費量の少ないホビイストの場合に問題になるのは主に過熱とリワークで,価格やラニングコストはそこまで問題にならない

3. こて先
*潰しの効く形状を選ぶも良し,用途に合わせて変えるも良し
・細く長く鋭いこて先の出番は初心者が思うよりもずっと少ない
・太く短く接触面積が大きいこて先は,細く長く接触面積が小さいこて先よりも熱の入りが遥かに良い
・C型(円柱斜めカット)/BC型(円錐斜めカット)/D型(マイナスドライバ状)といった面を使える形状は,接触面積を取りやすく熱の入りが良い
・CF型/BCF型はカット面のみにはんだが乗る(鉄メッキが露出している)ためブリッジを起こしにくい反面,カット面と側面の両方を使た予熱はし難い
!鉛入りはんだと鉛フリーはんだの両方を使う場合はこて先やクリーナーを分ける必要がある(コンタミによる鉛フリーはんだ接合強度低下の防止)!
・熱伝導と蓄熱に優れる銅のコアに耐蝕メッキとして200~500μm程度の鉄メッキを施し,更にはんだが乗るエリアを限定するため先端以外にクロムメッキを施した構造
 鉄メッキが厚いと熱の入りが悪く,鉄メッキが薄いと寿命が短くなるが,ホビイストならあえて長寿命型を選ばなくても,管理が良ければそれなりに保つ
  メッキ厚のコントロールが悪いと厚い場所は熱が入りにくく,薄い場所はホットスポットになり侵蝕される
  安価な中華製コンパチこて先にはコントロールが悪い物や極端に鉄メッキが厚い物があるようで,お勧めはしない
*HAKKO T18系と旧型の900M系,goot PX-60RT系,HOZAN HS-131~145は相互に互換性があり,HOZAN HS-131~145はHAKKO T18相当のOEMなので,概して安価なT18を買うと良い
 900M/PX-60RT系の形状は近く,同じ呼びサイズでもT18と比較し細身な傾向があるため,狭所作業に向く反面熱の入りは悪く,こて先温度も低めに出る
 また,HAKKOと比較しgootのこて先は概して鉄メッキが厚い傾向があり,長寿命な反面熱の入りに劣る
 そのため熱の入りを期待出来ない細く長く鋭いこて先は,可能な範囲でT18から選ぶと良い

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4. フラックスとフラックスリムーバー
・フラックスは酸化物などを除去し濡れ性を高める (界面活性剤のようなイメージを持つと良い) のが主な役割で,更に不活性化した残渣が表面を覆う事で湿気から基板を保護する役割もある
 同時に攻撃性もあり,成分によっては残渣の洗浄が必要になるため注意する
・フラックスは単体で使用する他,一般的なヤニ入りはんだやウィック(はんだ吸い取り線),クリーニングワイヤにも使われている
・フラックスには有効に作用する温度域があり,一度加熱し活性化した後は不活性化する
 また,過熱すると正しく機能せず,ヤニ入りはんだのフラックスを急激に熱するとフラックスやはんだボールが飛散するため注意する
 (飛散を防ぐためにフラックスを多芯状に分けたマルチコアはんだ,使用直前にはんだに切り込みを入れる製品などもある)
・引きはんだを行う場合はヤニ入りはんだ中のフラックスの効力を期待出来ないため,予め別途フラックスを塗布する
・未加熱のはんだ付け用フラックスは攻撃性の高い物もあるため,塗布した場合は必要に応じて洗浄除去する
*お勧め
・フラックス: HAKKO FS-200など (ゲル状など割高な物も多いがとりあえずは刷毛塗りで…)
・フラックスリムーバー: HAKKO FS-150など (薬局で売ってるIPA:イソプロピルアルコールで代用可 パーツクリーナーは物によって樹脂への攻撃性が異なるので一応避ける !ペット同室の場合は十分な換気を行うこと!)

5. リワークツール
 はんだの除去には,はんだこてで暖めながら使う手動吸い取り機,手動吸い取り機にヒーターを付けたヒーター付き手動吸い取り機 (はんだシュッ太郎 サンハヤト製)
 銅線を編んでフラックスを染み込ませたウィック(はんだ吸い取り線 物によりノーフラックスもある),ホットブロー,ヒーターとエアーや電動のポンプを使用した電動吸い取り機の5種類が使われる
 初心者はウィックと手動吸い取り機かヒーター付き手動吸い取り機を買っておくと良い
・ウィックは熱伝導が良く一気に熱を奪われるため,使用済みの部分を僅かに残して切っておくと馴染みが良く使い易い
・また,ウィックの熱容量を下げ,同時に未使用の部分のフラックスを無用に活性化させないために,15~30mm程度の長さに切ってピンセットで当てるのも良い
*お勧め
・ウィック: HAKKO F87-4/87-3など (\300程度 87は結構フラックスが入ってるので少なめが良ければHAKKO 120-03など)
・手動吸い取り機: HAKKO 18Gか20G (\1000~1500)
・ヒーター付き手動吸い取り機: サンハヤト はんだシュッ太郎NEO (\4,000~)

6. こて台
・口金の相性が良く,重く安定性の高いこて台を選ぶ 相性は現物以外に画像検索でも見られる
・ある程度放熱の良い物を選ぶと良い
・スポンジやクリーニングワイヤが付属するが,どちらか一方ならスポンジがお勧め
・濡れスポンジはこて先に付いたはんだを良く落とす(落としすぎる)ので注意 非温調はんだこての温度を下げるためには濡れスポンジが必要
・クリーニングワイヤはこて先に付いたはんだを程良く残すため,こて先の酸化を抑えられる
・高価格帯のはんだこては専用のこて台が付属する
!鉛入りはんだと鉛フリーはんだの両方を使う場合はこて先やクリーナーを分ける必要がある(コンタミによる鉛フリーはんだ接合強度低下の防止)!
*お勧め
・いわゆるセラミックヒータータイプにはgoot ST-76/77やHAKKO 633が定番,HAKKO FH300は安価ながら安定性が良い
 HAKKO REDなど40W以下のいわゆるニクロム線ヒータータイプにも使える (なぜか対応リストには無いが…)
 HOZAN H-6は口金との相性で据わりが悪かったり深く入りすぎたりするこてが多い (自社製はんだこてを含むw… 何でよorz)
・ほとんどのセラミックヒータータイプに対応するgoot ST-27は高価な分作りがとても良く,スポンジとクリーニングワイヤの両対応

27 :
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7. 周辺工具 ニッパー,ペンチ,ラジオペンチ,ツイーザー(ピンセット) (コスパ重視のラインナップです)
・高価な物もあるが,まず揃えるのはHOZAN,フジ矢,VICTOR(花園),ENGINEER辺りの真っ当でオーソドックスな物を 総額¥6,000~10,000程度 HOZANは概してやや割高か
 後に高価な物を揃えても,低廉でオーソドックスな工具の出番は少なくない
 回転・摺動部には定期的な注油を行い,また注油後はグリップ側に油が回らないよう注意する
*お勧め
・ニッパー (小型) HOZAN N-31/N-34,フジ矢 HP855-125,VICTOR 101BS-100,ENGINEER NS-03/NS-04など ¥1500~ 取り回しの良い物 薄刃タイプやフラッシュは切れ味に優れ,標準タイプやセミフラッシュは持ちが良い
・ペンチ (小型) HOZAN P-35,フジ矢 MP9A-110,VICTOR 245BSF-115,ENGINEER PS-04など ¥1000~ 取り回しの良い物
・ラジオペンチ HOZAN P-14/P-15,フジ矢 350-125/350S-125,VICTOR 280A-150,ENGINEER PR-36など ¥1000~ 咥え穴はキャップ状こて先の交換時などでも便利 バネの有無はお好みで (自分はバネ無し派)
・ニッパー (電工) HOZAN N-12,フジ矢 60S-150,VICTOR 360A-150,ENGINEER NK15/NK25など ¥1500~ ある程度切断能力の高い物
・ツイーザー HOZAN P-88#系,ENGINEER PT系など ¥500~ 保持力が高く,鋭すぎず細すぎず長すぎない物がお勧め 着磁するSUS400番台は避ける 堅く細いピンセットはパーツを弾きやすく,柔らかく細いピンセットは曲がりやすい

8. その他
・タイマー付き電源
 消し忘れをしたことのある方や注意力に不安がある方は是非!お子さんにはんだこてを買い与える時にも!
・ヘルパー
 猫の手も借りたいあなたに!そろそろお近くが見え辛くなってきたあなたにはルーペ・ライト付きもありますよ!
・フュームエキストラクター (排煙装置)
 はんだ付けが多い方,同室でペットを飼っている方は使用すると良い 安価な物もあるので探そう!
・カプトンテープ・マスキングテープ
 細い物があると仮止めなどに便利

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§はんだ付けを行う§
1. はんだ付け温度とこて先温度
・Sn63~60では315~330℃程度,Sn-Ag-Cuなどの一般的な鉛フリーで330~350℃程度をベースラインに,ワークに応じて合わせると良い
 はんだの融点は鉛入り共晶で183℃,鉛フリー(Sn-Ag-Cu)で217℃で,一般に接合強度の高い拡散層(母材とはんだの合金層)の生成に必要な条件は,母材の温度をはんだの融点+40~60℃に3秒間保つと事とされている
  上限値はフラックスの過熱問題に加え,拡散層の生成が厚すぎると強度が落ちたり,結晶構造が粗大化により脆くなるといった現象も絡む
  そのため目安となるはんだ付け温度は鉛入り共晶で223~243℃,鉛フリーで257~277℃で,こて先温度は更に+80℃程度になる
・熱の入りが悪い時や濡れが悪い時はむやみに温度を上げず,まずは太く短く熱の入りの良いこて先(D型やC型)と細めのはんだ,フラックスの塗布,表面の洗浄,ヒートガンやドライヤーによる軽い予熱を試す
・ヤニ入りはんだのフラックスが爆ぜて飛散したり一瞬で煙になって飛ぶ時,またはフラックスが焦げ臭い時は温度が高過ぎ,またチキンを焼くような匂いがする時は握っている場所がおかしい(お約束)

温調はんだこての場合
・T18/PX-60RTなどのキャップ状こて先: 太く短いこて先と細く長いこて先では,同じ設定温度でも実測で+/-10℃程度の差が出る
・FX-600/601を含めHAKKO製はんだこては新品なら標準こて先でほぼ設定温度通りのこて先温度を示すが,gootの低価格帯 (PX-601/501など) は新品でもまるで当てにならないので要注意
 劣化によるドリフト(狂い)もあるようなので,こて先温度計やテスターに付属する熱電対で把握しておくと良い
・T12/RX-80HRTなどのコンポジットチップ: おおむね設定温度に近い値を示すが,おかしいと思ったら測定を
 goot RX-802/812はこて先の番手(1~4)の入力を忘れずに行う

非温調はんだこての場合
・セラミックヒーター+キャップ状こて先のはんだこては,発生した熱の多くがヒーターを覆うこて先の蓄熱部を経てから放熱されるため効率が良く,15W程度でも平衡温度は450℃を超える
 蓄熱部の熱容量も大きいため,太めのこて先の場合は濡れスポンジでこて先全体の温度を十分に下げながらはんだ付けを行うと良い
  こて先の質量を5~6g,銅の比熱を385J/(kg*K)とすると,こて先全体の温度を100K落とすためには190~230J程度の放熱が必要になる
  水の気化熱が2.26×10^3J/gで,水の温度上昇やその間の発熱(W=J/s)も加味すると概算で0.1g程度を短時間に気化させなければならない
  よってウェルダンにする位のつもりでしつこくジュージューやりましょう

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2. はんだ付けの流れ
 YouTubeのHAKKO公式などを参考にイメージトレーニング
https://www.youtube.com/watch?v=6qMAS-Nbqp8
?締結・カシメなどの固定は事前に行い,仮止めが必要な素子は予めマスキングテープやクリンチ(リード曲げ)で固定する
 基板の予熱を行う場合は程々に暖めておく 別途フラックスを使用する場合は塗布しておく
?こて先を拭い,直ぐに少量のはんだをこて先に送る (非温調はんだこての場合は濡れスポンジで十分に温度を下げる)
?ランドとリードの両方に熱が入るようにこて先を当てる
?ランドとリードの間に適量のはんだを流してはんだを離す
 こて先に直接当てて溶かした“はんだを付ける”のではなく,フラックスの助けを借り毛細管現象の力で“はんだを流す”というイメージを持つと良い
 フィレットは富士山状が目安 多過ぎるとヒケ(熱収縮)が大きくなりヒケ鬆などのリスクが増える
?そっとこて先を離す (はんだが固まるまでは動かさない 小物でも3秒,大物なら5秒が目安)
?こてを拭わずそのままこて台に置く (こて先を拭った場合は直ぐに新たなはんだで濡らす)

3. チップ部品のはんだ付けの流れ
?予めマスキングテープや電極へのはんだ付けで,浮きが無いように仮留めする
 基板の予熱を行う場合は程々に暖めておく 別途フラックスを使用する場合は塗布しておく
?こて先を拭い,直ぐに少量のはんだをこて先に送る
?ランドと電極の間に適量のはんだを流してはんだを離す
 チップLEDなどの熱に弱い素子や低抵抗な小型素子(反対側のはんだに熱が回って外れやすい)はランドから暖め,チップとこて先(D型やK型)の間にはんだを挟むようにすると良い
 この場合ははんだの量ははんだの直径に左右されるため,チップサイズに合わせた細いはんだを使う
?そっとこて先を離す
?フラックスリムーバーやIPAなどで残渣を洗浄する

4. SOP/QFP等のはんだ付けの流れ
?対角のリード(右利きの場合は左上と右下)へのはんだ付けで仮留めする
 基板の予熱を行う場合は程々に暖め,(仮留めしたリードも含め)フラックスを塗布しておく
?こて先を拭い,直ぐに少量のはんだをこて先に送る(ピッチが細かい場合はより少なくする)
?必要なはんだは僅かなため,予めこて先に送った予備はんだと塗布したフラックス引きはんだを行う
 フィレットはトーだけでなくサイドやヒール側も綺麗な富士山状が望ましい
?予備はんだの量が多いと引き終わりにはんだが溜まってブリッジしやすいが,再度フラックスを塗布し,こて先で軽く拭うか逆向きに引くと解消されやすい
?フラックスリムーバーやIPAなどで残渣を洗浄する

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§仕上がりのチェックとトラブルシューティング§
1. リードおよびランドへの馴染み
・はんだがリードとランドに馴染み,ランドを完全に覆っている事
 弾かれて丸く浮いている場合は,リードやランドの表面の状態が悪くフラックスが十分に機能していないか,はんだを流す前の加熱(予熱)が不足している
→追加のフラックスを併用する,予備はんだを行う,予熱時間を増す
・スルーホールの場合は反対側まではんだが回っている事
→回っていない場合は予熱の不足が疑われるため,予熱時間を増す
 なお,反対側のヒケは基本的には問題無い
2. フィレット
・部品の線筋が確認出来る程度,フィレットは富士山状の凹曲線を描いていると良い
 加熱が不足するとはんだの表面張力が下がらず濡れや流れが悪くなり,(滑らかではあるが)はんだ過多に似た凸曲線を描きやすい
→こて先温度を上げる,はんだを流す前の加熱(予熱)時間を増やす
 極端な多寡でなければはんだの量自体は直ちに不良とまでは言えないと思うが,はんだ不足の場合は接合強度に影響し,過多の場合はクラックのリスクや不良を見分けにくくなるため,綺麗なフィレットを目指す
3. 表面粗さ
・鉛入りの場合は柔らかい輝き方,鉛フリーの場合はアルミホイルの裏面よりも滑らかな輝き方が良い
 フィレットが正常で表面が鋳肌のように荒れている場合は過熱でフラックスが機能せず,ブローした状態が疑われる
→温調はんだこては設定温度を下げる 非温調はんだこては直前に濡れスポンジで冷却し,またはんだ付け時間も短めにする
 はんだ過多の場合は凝固中にヒケて荒れる
→はんだの量を減らす
 皺が寄ったように見える場合は凝固中に動いている可能性がある
→こて先を離す時は静かに,凝固中は動かさない
4. ヒゲ/ツララ/ツノ
・過熱でフラックスが効力を失いはんだのキレが悪化している,逆に加熱不足で表面張力が下がっていない
→温調はんだこては設定温度とはんだ付け時間を見直す
 非温調はんだこてははんだ付け前に濡れスポンジで十分に冷却し,はんだ付け時間も見直す

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5. ヒケ鬆(巣)とボイド(空隙)
・ヒケ鬆は過熱とはんだ過多が疑われる
・ボイドは様々な要因が考えられるが,小さな物であれば問題は無いとされている
 ガス起因のボイドは,基板が水分を含んでいたり,はんだを一気に流した事でフラックスや空気が抜けないと起きやすい
→予熱を十分に行い,こて先と反対側からリードとランドの間へと流し込むようにはんだを入れると良い(持論)
 その他異種金属中の原子の移動が原因のカーケンダルボイドなどもあるがどうしようも無い (宇宙産業だとモノメタリックにしたりするらしいですけどね)
6. クラック
・クラック(最初からあるもの)は,はんだの凝固後に大きな力が加わっている可能性が高い
→締結・カシメなどの固定は必ずはんだ付け前に行い,リードの足の切断なども本来ははんだ付け前に行うのが望ましい
・また,ヒートサイクルで生じる応力が,再結晶に伴う結晶の粗大化で脆くなり,再結晶で逃がせる応力の限界を超えるとクラックに進展する
 鉛フリーはんだは脆性が高いため,クラックへの進展が起きやすい
7. フラックスの状態
・はんだの表面を硬化した無色に近い透明なフラックスが覆っている状態が良い
 焦げ(炭化はもちろん,黄色~鼈甲状の色の濃い透明も含む)がある場合はこて先温度が高い
8. パターン剥離・侵蝕による消失
・パターンが剥離・消失している場合は,基板が粗悪,過熱(こて先温度が高い,加熱時間が長い),また力を加えた事による剥離などが疑われる
→粗悪な基板は特に過熱に注意し,こて先温度とはんだ付け時間を見直す パターンを傷つけにくく,太く短く熱の入りが良いこて先を使う
 特に鉛フリーはんだは合金組成及び高いはんだ付け温度の両面で胴の侵蝕が多いため,鉛入りはんだへの変更も考慮する
→剥離・消失した基板はパターンを追うかレジストを剥がし,ユニバーサル基板の要領でUEWなどを使いパターンを引き直す (高周波回路等はこの限りで無い)
9. ブリッジ
・温度が低かったりフラックスが機能していないとはんだのキレが悪化し,ブリッジを起こしやすくなる
→引きはんだをしている場合は,事前にフラックスの塗布を行う
→加熱によりフラックスが機能していない場合は温度を下げる
→加熱不足によりはんだの表面張力が強い場合は熱の入りが良いこて先を使い,こて先温度を上げる
・表面実装部品はフラックスを塗りこて先で拭ってはんだの量を調節する 酷い場合は吸い取り線などを使い修正する
10. 実装部品の状態
・表面実装部品のズレ,リード部品の浮きなどが無い事
→はんだ付け前に,リードを曲げるかマスキングテープなどで部品を固定する
 表面実装は対角線上(右利きの場合,左上と右下)のリードのはんだ付けで仮止めを行い,はんだ付けは右上から右下へと進めると良い
・コネクタなどの樹脂部品に溶けが無い事
→熱が不足する場合は無闇に温度を上げたりはんだ付け時間を長く取らず,可能な範囲で太く短い熱の入りが良いこて先を使い,必要に応じヒートガンなどでの基板の予熱も検討する
・なお,上記の多く,特にはんだの濡れや仕上がりに関係する現象ははんだの組成やフラックスの諸特性にも大きく影響される
 千住金属,アルミット,日本スペリアなど大手メーカーの製品は良質なのでお勧め

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§クリーニングとメンテナンス§
1. はんだこてとこて先
・こて先のクリーニングには,主に濡れスポンジとクリーニングワイヤが使われる
 濡れスポンジはこて先に付いたはんだを良く落とす(落としすぎる)ので注意 非温調はんだこての温度を下げるためには濡れスポンジが必要
 クリーニングワイヤはこて先に付いたはんだを程良く残すため,こて先の酸化を抑えられる
・拭ったら速やかに新たなはんだを送り,常にはんだで濡れた状態を保つのが鉄則(鉄メッキだけに)
 はんだ付けしたらそのままこて台に置き,使う前に古いはんだを拭い新しいはんだを乗せると無駄が無い (はんだ付けしたら拭ってこて台に置くのではなく!)
・はんだを拭って鉄メッキが露出した状態で放置するとすぐに鉄の酸化が進みはんだが乗らなくなる
→軽度の酸化であればラバー砥石,細かめ(#600~)の紙やすり,真鍮ブラシ,ソルダリングウィック(はんだ吸い取り線)等で擦ったり,チップリフレッサー等のケミカルで回復する
・セラミックヒーターの損傷が懸念されるため,こて先をカツンとやってはんだを落とすのは基本的にやめておいた方が良い (最近のセラミックスはとても丈夫ですし,プロでもやってる方いらっしゃいますけどね…)
・こて先の周囲に焦げ付いたフラックスは剥がれ落ちて混入しないよう処理する
・温調はんだこての設定温度が適切なのに加熱の不足や過熱を呈する場合は,こて先温度の実測,はんだの融点のチェック,若しくはこて先を交換しての様子見を行う
 特にキャップ状こて先の場合,蓄熱部内側の酸化によりヒーター/センサー/こて先間の温度勾配が狂い,こて先温度が上がらなくなる場合がある
→丸めた紙やすり(#240~320程度)などで錆を落とせばある程度回復するが,交換が安心

2. リワークツール
・吸い取り式のリワークツールは溜まったはんだくずを捨て,ノズルをクリーニングする
 またバネの力で吸い取るタイプは,リリースした状態で収納する
 ノズルは買い置きしておくと良い
3. こて台
・スポンジは付着したはんだを落とし,洗って絞っておくと良い
・クリーニングワイヤは抜き差しの抵抗が少なくなってきたらワイヤを回して新しい面を出し,嵩が減ってきたら好感する
 スポンジやワイヤは買い置きしておくと良い

4. 周辺工具 ニッパー,ペンチ,ラジオペンチ,ツイーザー(ピンセット)
・ニッパーやペンチなど回転・摺動部のある工具は定期的に注油し,油がグリップに回らないよう拭き上げて下向き~水平に保管する
 切断能力を意識し,丁寧な扱いを心掛ける
・ツイーザーは必ずキャップをして保管する またフラックスが付着しているとチップ部品が纏わり付くので,フラックスリムーバーやIPA,パーツクリーナーで落とす
 先端を痛めた時は砥石で研ぎ直す

33 :
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> 各位
えー,テンプレ投下中にまさかのIP焼かれましてこんな事になりました,済みません
一応テンプレははんだ付けの作業についても素人なりに書き足しましたが,あくまで草案ですので,議論して煮詰まれば良いなと思います
(と言うか我ながら長いぞ…)
>>1 テンプレはこの辺
>>1,2,24,25,26,27,28,29,30,31,32

34 :
長居産業

35 :
ブログでやれ

36 :
>>24-33
荒らしやん、きえろゴミクズ!

37 :
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>>34,35,36
可能であれば,どこがどんな理由で不要だとか,どこがどう間違ってるから改めろ,みたいなもう少し中身のあるレスを頂戴できればと存じます
もし能力的に難しいのであれば,過ぎたお願いをしてしまって大変申し訳ありません

38 :
ブログにしました見て下さい
URL
3行でおさまるじゃん

39 :
>>37
みんな大喜び これをベースに活発な議論が展開
そんなの期待してたんだろうけど
うざい 消えろ

40 :
>>37
たぶん有用な情報なんだろうが、掲示板に書き込まれても、参照しにくい、検索にかからない、情報の一覧性に欠けるんで、ブログでやれ。

41 :
気に入らない情報に対して、気に入らないと評論を書くなら仲間内で話をしてればいいのに。
以前にもいたな、参照しにくいとかS/Nが下がるとか。

42 :
>はんだ付けしたらそのままこて台に置き,使う前に古いはんだを拭い新しいはんだを乗せると無駄が無い (はんだ付けしたら拭ってこて台に置くのではなく!)

これは原則としてはあっているけれど、非温調のコテでパワーコントローラも使っていない場合、温度が上がりすぎて、
ヤニカスが焦げ付いてしまうことがある。
かといって拭ってコテ台に置くのもコテ先が傷む原因。結局のところ、コテ台に置くときには温度が上がり過ぎない
ようにするしかないか。

43 :
使用後のメンテナンスはいわゆるこれ

https://i.imgur.com/281NPBB.jpg

これは基板組み立て工場にいるおばちゃんでも知ってる事だからこれを知らずやってないのは趣味レベルの域を出てない
まぁそこらのエンジニアでも知らないやつは大勢いる

44 :
>>32
>・クリーニングワイヤは抜き差しの抵抗が少なくなってきたらワイヤを回して新しい面を出し,嵩が減ってきたら好感する

「交換」ですね…

45 :
>・セラミックヒーターの損傷が懸念されるため,こて先をカツンとやってはんだを落とすのは
> 基本的にやめておいた方が良い (最近のセラミックスはとても丈夫ですし,プロでもやってる方
> いらっしゃいますけどね…)

ガムテープの紙パイプ芯がちょうどいいとか。
金属タワシタイプのクリーナーがない頃に、はんだを落とし過ぎないテクニックとして、工場の試作
担当におばちゃんに教えてもらったことがある。

46 :
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>>42,44,45
> 焦げ付き
まあこて先が喰われたり酸化するのに比べたら,とりあえずはんだが乗る状態は保たれますし焦げは落とせますからねえ
> 交換
orz
> 紙パイプ芯
なる程 (ベテランのおばちゃんは間違いないですわ)

47 :
前スレまだ生きてるよ

48 :
どうでもいい

49 :
ホームセンターで安くて単機能な半田ごてを購入した。その後、切り忘れを危惧してコンセントタイマーも購入した。
コンセントタイマーが半田ごての3倍くらいの値段だった。
今は高機能な半田ごてが欲しくなってる。

50 :
最初からfx600買えばよかったな

51 :
ステーション型でもコンセントタイマーはある方が安心だと思ってる。
そのうち買う。でも、アマゾンで探したら1000円以下でもいろいろ選べそう。
>>49はどんなタイマーを買ったの? (というかコテがめっちゃ安かったりして)

タイマーに光センサー付きというのがあるのだけど、暗くなったらONなんだよな。
コテの安全用ならその逆の方が有用なんだけどな。

52 :
コンセントタイマーっていったいどんな使い方をしているんだ?
ステーション型のはんだこてならまだわからないでもないが、ホムセンで売ってるようなはんだこてにコンセントタイマーとか意味が全くわからん。

53 :
>>51
コテはむっちゃ安い。タイマーはパナのコード付きの3時間タイプ。
昔は1時間タイプがあったはずなんだが、見つからなかった。
なぜか3時間タイプの方が12時間タイプより高い。
>>52
半田ごての電源の切り忘れ防止が主目的。
ついでにコンセント抜き差ししなくても手元でOn/Offできて便利。

54 :
あ、みすった

55 :
>>52
え?
タイマーの有用性についてステーション型とホムセンで売ってるようなはんだこてとで違いがあるかな?
どちらかといえば、過熱しにくくて、デフォルトでがっちりしたこて台が付いてるステーション型の方が
必要性は低いぐらいかと。

56 :
>>53
これかあ。
https://panasonic.jp/tap/p-db/WH3201WP.html
なるほど3倍ぐらいはありえるな。
でも、あとあと、いいコテを買ってもこれは使えるはず。

57 :
デッドマンスイッチおれも欲しい。
リレー買ってきて作るかな。

58 :
俺が使ってるfx-951はコテ台に置いてしばらく放っておいているとヒーターがオフになるようになっているな
デジタルの上位機はこの機能付いているものが多いんじゃないか?

59 :
安い中華T12コントローラでもオートスリープ→パワーオフとかはあるね
個人的にはコレ買ってゴールになった

60 :
>>58
アナログな950にはパワーオフはついてないのであった…
職場の951に慣れられなくて950にしたのは悔いてないけど。
次に買うときは、ぜひそのあたりも考慮しよう。

61 :
60分のタイマーをコテにつけてる。
前は一晩コテをさしっぱなしということがあったけど、
タイマーを使うようになって、その心配がなくなった。
年取ると忘れっぽくなるから、転ばぬ先だな。

62 :
なるほど、そう言えばりんごちゃんあったな

63 :
ここの住人なら,1時間タイマーなんてお茶の子で作れるでしょう。

64 :
>>55
ステーション型でないはんだごては使い終わったらコンセントを抜く。
そもそも使い終わったらはんだくずを始末したり後始末するので、こてに一晩中電源が入っていたことは人生で一度もないと思う。
ステーション型の場合は電源スイッチがあるものが多いので電源を抜かない運用ができるが、その分スイッチを切り忘れる危険がある。

65 :
足切ってからハンダ派 VS ハンダしてから足切る派

66 :
>>65
足切って逆さまにしたらポロポロ落ちるからなぁ

67 :
タイマーは便利だけど、こてにパイロットランプを付ければ切り忘れは確実に減る
材料費は100円以下

68 :
しくじりのポイントは個々の認識のしくみで変わってくるし、対策はいろいろな方法があるといいね。

69 :
>>65
ハンダして足切って再ハンダ派も

70 :
初歩的なことかもしれませんが質問失礼します。
マイコン等の狭ピッチのハンダ付けに関してです。
とある基板の通信用USB端子が剥がれてしまい、同時に表面実装用のランドも一緒に剥がれたので、以下画像にあるように
分解したUSBオス端子の足をマイコンに直接ハンダ付けしようかと考えています。
https://i.imgur.com/S0mnigM.jpg
そして現在手持ちにある物として、大洋電機のHOT-30R(替先R-48SB換装)とφ0.6mm集積基板用ハンダがあります。
この手持ちの物でハンダ付けするにはどういったコツを掴むことが必要でしょうか?
一応自分なりに調べたんですが、フラックス塗りで馴染ませることが常套手段のようでフラックスが無いと難しいでしょうか?

71 :
>>70
フラックスはハンダ作業に不可欠なのでぜひ揃えましょう。
何かジャンクな基板を探して練習するといいですよ。
ハンダ作業は結局自分の腕でやるものなので、身体が覚えるまで試行錯誤して練習する事です。

72 :
0.2mmのポリウレタン線をICの足に直接載せれば行けそうだね。
がんばってください。

73 :
https://youtu.be/WUjxtrK1xTM
本当にできるのでしょうか?

74 :
>>73
出来たとして、水銀蒸気を吸う羽目になるからやめとき。

75 :
>>73
水銀ではんだの融点が下がるからか?
>>74さんの言う通り気化した水銀が危ないし、水銀で基板が汚染されるから駄目だろ
低融点はんだ(サンハヤトの表面実装部品取り外しキットみたいなの)のほうがよほどマシ

76 :
>>73
ヤバイの上がってるねww水銀もそうだけど使ってるフラックスあるよねペースト状の白いやつ、たぶんMECHANICだと思うけど
特性が良くて昔使ったことあるけど3分も蒸気吸ってたら胸苦しくなるからね、本当にヤバイやつ、毒マスクしなきゃダメなレベル

77 :
>>73
新田次郎の「ガラスと水銀」に、水銀の蒸気を吸って水銀中毒になる温度計の技術者
が描かれている。こんなこと絶対に止めた方がいいぞ。
新田次郎の小説を読んで技術者を志した人もこのスレに多いだろう。

78 :
水銀に金を溶かして、それを銅にぬりぬりして、そのあと加熱して水銀を飛ばしたのが太古の金メッキ。
一説によると、大仏の建立がもたらした健康被害が平城京を短命にしたとか。

79 :
>>78
アマゾンだったかアフリカだったか、金の精練のために水銀つかって
環境問題が起きているね。
あと金銀の分析でも使うことがある。
仏具や一部装飾品なんかではまだ金アマルガムによるメッキを使っていたと思う。
むろん排気および水銀蒸気の回収は厳重にやってるらしい・・・
http://ohmura-study.net/621.html

80 :
うちの会社はフラックス禁止で慣れてるから余裕だよ
コツは糸ハンダのフラックスを利用することや
糸ハンダは芯にフラックスあるから

81 :
昔気質だね。
筐体組み立てとかワイヤリングやってた協力工場がそうだったわ。
つぶれたけど。

82 :
糸はんだも細いの使ってたらフラックスなんか効かない

83 :
今時フラックス禁止とか辛そう

84 :
フラックス禁止とは、固い会社だ。
普通はこういうことはないので、基本的には必要に応じて(追加の)フラックスを
使ってはんだ付けをする方がいいと思う。
禁止の根拠って何なんだろう。
・フラックスという物を使ってはいけない、ということではなさそう。
糸はんだの芯のフラックスはOKなんだし。
・だとしたら量的なものなんだろうか。
・だくだくとフラックスを使うフローはんだは使ってないのだろうか。
・実は、昔からのペーストと同一視しているだたの意固地? まさかね。
根拠もわからずに技術的ルールに粛々と従うエンジニアがいるとしたらちょっと嫌だな。

85 :
追加フラックス禁止で、糸ハンダの中のフラックスを活用する技を身に付けるとか
マジアホだろw

86 :
松やに系のフラックスなら大丈夫、ヤバイのは化学合成のやつ

87 :
今どき松ヤニ系以外のフラックス使ってるとか鈑金業者かよ

88 :
>>84
化学物質の責任者が置けないからだったと思う

89 :
フラックス自体は特定化学物質でなく、有資格の作業主任者は必要ないと思うが。

90 :
>>87
あコテしか使ってない人かな?BGAとか知らないんだろね

91 :
>>85
糸半田割って中からフラックスを取り出せばいいんじゃね?

92 :
面実装ICなどのピンにハンダを流すときにフラックスを使うことはよくあるけれど、
チップ抵抗、チップコンデンサなら糸ハンダのフラックスで済む。
済むのだけど、>>82が書いてるようなことは思ってた。
φ0.3とかの糸ハンダ(HOZANの錫銀3銅0.5)だと、だんだんこて先が乾いたようになってくる。
でも、こての温度設定を330℃ぐらいに下げたら快適なことに気づいたよ。
細めのハンダのフラックスの効きが良くないと感じてる人は、ちょっと温度を下げてみて。
(職場のルールで温度が決まっていたら仕方がないけど)

93 :
>>92
グランドや電源など面積の大きなところにつながっているとそのピンがブリッジしてしまうので温度は簡単には下げられない。

94 :
>>93
ケースバイケース。
面積の大きなところにつながっているところでは必要に応じて温度を下げない、で良いんじゃないですかね。
熱容量が大きいところにハンダ付けするときも、熱容量が小さいところにハンダ付けするときも、
ハンダ付け時のこて先温度は同じでよくて、
違いは、同じこて先で同じハンダ付け温度にするなら、前者の方が設定温度を高くするということですし。

95 :
>>92
これって本当に効果的なら、どこかの会社の工場でマニュアル化されていても不思議で
ないが、知る限り聞いたことがない。

96 :
>>95
>でも、こての温度設定を330℃ぐらいに下げたら快適なことに気づいたよ。
と気づいたきっかけは、知り合いの実装業者さんと話をしていて
そこのコテの設定温度が、俺の常用温度より低めだったことだよ。
誰でも、知る限りでしか聞けないしね。

97 :
>>96
それはこのスレで常見のテーマで、 共晶はんだが流れないと質問する9割の人の
はんだごての設定温度が高過ぎる。プロの実装業者さんにとって常識でしょ。

98 :
何共晶はんだの話してるの?
今どき実装業者が共晶はんだを使うことはないと思うが

99 :
>>98
330℃って書いてあるから共晶ハンダだと思っただけ。鉛フリーならもっと高いだろ。

100 :
鉛フリーでも330度でハンダ付け出来るでしょ。


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