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ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【157】


1 :
オリジナルの文章を随時募集中!

点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!

評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい!
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする!
それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている!

ここまでの最高得点77点!(`・ω・´)

前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【156】
https://mevius.2ch.sc/test/read.cgi/bookall/1568808790

2 :
1000 この名無しがすごい! sage 2019/09/23(月) 20:59:35.69 ID:PggDJIv3
1000なら九位くんは私とワイくんに謝って去るがよい!(´・ω・`)

3 :
912 ミニスレ杯 sage 2019/09/23(月) 16:12:55.39 ID:PggDJIv3
ちんちんしゅっしゅ! ちんちんしゅっしゅ!
シャム猫は無心で陰茎を扱いている。
それはもう職人のように真剣な顔で何度も何度も扱いている。
シャム猫に恋人はなく、男女の中など知る由もなかったが、セックスが気持ちいいことだけは知っている。知識として知っているのだ。
今夜もまたオナニー職人のシャム猫は一心不乱に己の一物を扱くのであった。

失格くんこと、慕情霊乳房の唯一の公式作品が、これである

4 :
謝罪して去れよ(´・ω・`)

5 :
やはり、お尻フリフリ君のせいでスレを跨いだか!
作者が改めてスレッドに貼り付けて貰いたい!

六作は確認している! よろしく!(`・ω・´)ノシ

6 :
>>5
君がやりたくて開催したのだから、甘えるでない

7 :
>>4
失格くんが、私に謝るべきではないのか
いつも大口を叩いてごめんなさい、とな

8 :
 荒野に迫る夕暮れのなか、剣の修行中のオレは、とある街に辿りついた。街の周りにはそこそこ強いモンスターが出現するので、少しここに滞在して腕を上げておこう。オレは門をくぐり足を踏み入れた。
 街はいたって普通だ、ぶらりと一周してみる。入口付近には武器屋、道具屋、薬屋が並んでいて、奥には領主のものと思われる豪邸が鎮座していた。
 街を行く人々もいたって普通だが、街のいたるところに「求む勇者」の張り紙が気になった。
 オレは目に留まった酒場に入った。ちょうど夕方で仕事を終えて一杯やっている連中で店の中はごった返していた。オレは迷わずカウンターに向かう。
 この街に着くまでの一週間、液体と言えば水だけだったので、一刻も早く喉に酒を味あわせてやりたかった。
「オヤジ、酒だ」
 出された酒を一気に飲む、無意識に声が漏れる。もう一杯とオヤジに告げる、次も一口でいく。何も言わなくても三杯目が出てきた。
「いい飲みっぷりね」後ろから声がした。
 振り返ると、露出度の高い皮の鎧を着た女が立っていた。小さな顔に大きな瞳、少しつり上がって気が強そうに見える。長いブロンドの髪を右耳の上で束ね、顔の左後ろから背負っている剣の柄が見えた。
「一緒に飲むかい?」
「ええ、一杯もらうわ」
 オレは同じものを注文した。
「あなた、腕が立ちそうね」
「まあ、そこそこな」
「そう……、――」何か言ったが酒場の喧騒で聞こえなかった。
「この街は活気があるな」
「まだ今はね」そう言って酒に口をつける。
「どういうことだ?」
「外の張り紙、見たでしょ?」
「ああ、求む勇者ってやつか?」
「そう。最近街の外の洞窟に魔物が棲みついて、若い女を生贄でさし出さないと街を襲うと脅しているの」
「そういうことか。で、その魔物は強いのか?」
「今まで3人の勇者達が洞窟に入っていったけど、誰一人も戻ってこなかったわ」
 オレは三杯目を一気にあおって、グラスをタンとカウンターに置いた。
「オレは旅の男だ、この街の事情なんか関係ねぇ。十日ほど居て、すぐ出て行く」
「そう……」と言ったきり女戦士は、考えた風でしばらく口をきかなかった。
 あらためて女戦士を見る、ほどよく焼けた小麦色の肌。少しずれた鎧のつなぎ目から、焼けていない白い肌が見える。悪くない。
 寂しそうな顔をしたまま、女戦士が口をひらいた。
「そう残念ね……、あなたとなら……だんじょ――なかに――」
その時、後ろのテーブル席で大きな音がして喧嘩が起こり、女戦士の言葉が途切れ聞こえなかった。「――れると思ったのに……」
(え? 今、男女の仲って言ったか?)
 その真意をくもうと横顔を見たまま、オレが黙っていると。
 女戦士はキッとテーブルの方を睨みつけ飛び出していき、喧嘩している大男二人を伸して戻ってきた。
「ねっ、私強いでしょ。こんなとこ出て、行きましょうよ?」
 ウィンクしながら手を組んでくる。胸の固い鎧が腕に当たる。
「(行くってってどこだよ? 宿屋?)今からか?」オレは平静を装いそう聞いた。
「え、行ってくれるの?」ぱっと女戦士の表情が明るくなった。
「まあヒマだしな」
 さっきまでと違い、笑った顔は意外とかわいい。案外オレの好みかもしれない。
「寝静まったあとがいいと思うから、深夜にここで。私は色々と準備があるから……」
「ああ、オレはここで飲んでる」
「あまり飲み過ぎないでよ」
「分かった(起たなくなるまで飲んだりしないよ)」
 出て行く女戦士の尻を見送りながら、オレは別にその格好のままでいいんだがなと思った。

 夜遅く人気のなくなった酒場に彼女が入ってきた。服は変わってない、オマケに盾を持っている、どんなプレイに使うんだろう?
「さあ、行きましょ」
 オレは期待に胸を膨らませ、目の前の酒を飲み干し席を立った。
 店の外に出てオレは女戦士のあとをついていく。しかし宿屋の前を通り過ぎる、自宅に連れていくつもりなのか? だから寝静まったあと言ったんだな。
 そうしているうちに街外れの門のところまで来てしまった。
「一体どこまで行くんだ?」
「魔物を倒しにいくに決まってるじゃない」
「はぁ? さっき酒場で一緒に男女の仲になろうと言っただろ」
「何言ってんの、一緒にダンジョンの中に行こうと言ったのよ」
「……(汗)」
「さっさと行くわよ、エロオヤジ!」
 怒った顔もかわいいな、オレはすごすごとついて洞窟に入った。
 結局魔物は彼女が倒したみたいだ、なぜならオレは途中で棺桶になってしまい、そのまま街の教会まで戻ったから分からない。
 でも今ではオレと彼女は男女の仲。おっと洗濯しなきゃ。

9 :
>>8
失格くんが、他人の物を勝手に貼り付けたのか、やれやれであるな

10 :
 私がNYにある児童養護施設、ケイティーハウスへ取材に訪れたのは一九七二年の夏のことだった。まだ黒人差別の激しい時代だった。そんな世相の中でケイティーハウスは白人、黒人の区別なく不幸な子供たちを救済していた。
 ケイティーハウスは少し大きくはあるが、とてもくたびれた木造の一軒家だった。あちらこちらの木が腐りかけ、白いペンキが斑状に剥げている。
貧しさを感じさせる家だった。しかしその壁に描かれた幼児のお絵描きだけは、幸せの気配を私に感じさせた。
 施設の運営主であるケイティーは七十を過ぎた女性だった。私と同じ白人である。皺深い顔に気難しさが刻まれているような女性だ。眼光も厳しい。やりにくい女性だと思った。
 取材は居間で行われることになった。ケイティーが一声掛けると、居間で遊んでいた子供たちは素直に出て行った。
「初めまして、ベンです。取材の趣旨は電話でお話ししたと思いますが」
 ケイティーは緩慢な動作で頷いた。老いを感じさせる動きだった。
 この女性が黒人排斥運動の第一人者だったと誰が思うだろう。
「私がお尋ねしたいのは貴女の心が変わった理由です。貴女は黒人を憎んでいらっしゃった。それが今は黒白の別なく救済している。とても不思議なことだ」
「……心など変わっていませんわ」
 彼女はまっすぐ私を見て言った。それから首を振った。
「いえ、これは正確な表現じゃないわね。私自身にも私の心がどうなったのかわからない、と言うべきかしら。でもきっかけは……貴方、ジョーの事件はご存知なのでしょう?」
 私は無言で頷いた。彼女が過去に起こした若い黒人への殺人未遂事件である。未遂であるのに二人の黒人犠牲者がいる変わった事件だ。
「そうです、私は過去に黒人を殺そうとしたほど憎んでいた。実際にジョーをR寸前だった。ところが彼の黒人仲間に反撃され撃たれそうになった」
 それをジョーが咄嗟に庇った。ジョーは死に、撃った仲間は発作的に自殺をしたという。
事件の発端は彼女だったが、実際に手を出してないこともあり、軽い刑で済んだのだった。それからだ、彼女が変わったのは。
「救われて目が覚めた、とか、ジョーの勇敢さと優しさに好きになった、とか、そんな薄っぺらなことを言うつもりはありません。でも、そうね……」
 彼女はふっと、おかしそうに微笑った。
「私は人間だった。きっとまだ、ギリギリで人間だったのよ。救われた恩義は返さなくちゃいけない。そう思った」
 ケイティーは深く、締め括る様に言った。その時だった、二人の子供が入ってきた。七歳ぐらいの黒人の男の子と白人の女の子だ。
男の子は腕白を絵に描いた様な子で、でもとても優しい目をしている。女の子は人形のように愛らしく、柔らかな表情をしていた。二人は部屋に入るなり、クレヨンでお絵描きを始めた。
「あ、いいですよ」
 ケイティーが追い出そうとするのを止める。私は小さく笑いながら二人を見つめた。
 ケイティーは疲れた声で言う。
「人々の間で差別がなくなることはきっとありませんわ」
「そうでしょうか」
 私が言うと、彼女は少し驚いた顔をした。
「先のことは誰にも分りませんよ」
 あるいは――そこにいる二人の無垢な未来たちが何かを変えるかも知れない。私はふっと、そう思った。見ていると、男の子と女の子がお互いを憎からず思っていることが分かったからだ。
いつだって何より強いのは愛の力なのである。だから、きっとケイティーもジョーを……。
「そうだ」
 私は思い出したように言った。
「実は私も昔は貴女と同じだったんですよ」
 私が突拍子もなく告白するので、ケイティーはビックリして目を丸くしてしまった。私は今日初めて彼女の素顔を見た気がして、大いに笑った。
 そう、未来だって人の心だってきっと変えられるのだ。

11 :
『男女の仲〜僕はたぶん三人目だと思うから』

「ダメだぁ、煮詰まったぁー!」
僕はパソコンモニタの前で着地ポーズを決めると、少し気分を変えようと思い、ふらりと外に出た。
アパートの側の路地を二ブロック歩くとそこには小さな公園がある。
夜の公園には誰もおらず、道路脇の街灯がぼんやりと静かに光っているだけだ。
「ダメよ、アーサー、私達は兄妹なの。いいじゃないかルース、父親が違えば……違えば、あーくそっ」
 いきなり道ばたで一人芝居を始める僕は、端から見たらかなりヤバイ人だろう。だが、この作品が当たれば収入が入ってくる。
作家は名乗れないかもしれないけれど、作家気分を味わえるのはとても幸運だ。
 尻ポケットに入れていたスマホが鳴るのでビクッとして取る。テーマソングはもちろんロッキーだ。
「はいっ、エイドリアン!」
 あ、間違えた。
「ふう、私、電波文庫の牧島と申しますが、この番号はDTさんのお電話番号で間違いないですね?」
「あ、はい、そうです、い、いつもお世話になっておりましゅ」
 くそっ、噛んだ。編集担当の牧島さんはちょっと怖い人なので、いつも緊張してしまう。どうして若い女性なのか。
男性編集者なら、もう少しまともに話せたはずなのに。
「こちらこそお世話になっております。先日の打ち合わせで話したifルートの件ですが、進捗状況をお聞かせください」
 来たよ、来ちゃったよ?
 明日の朝までには必ず提出します、僕を信じてください!と頼み込んだ一件だ。
 文字数は一万字の短編。
 一万字程度なら、ウェブ小説で百万字の長編を連載している僕なら余裕、そんなふうに思っていた時期もありました。
 しかし、現実は世知辛い。調子の良いときには一日一万二千字を打ち込むこともあった超絶ハイパースピードの僕の指が、アイディア枯渇で一行も進んでいない。
ハイパーDTさんは相手もいなかったのに数ヶ月前にお亡くなりになりました。
「楽勝ですよ?」
 などと言っていた過去の自分をワンパンしたい。
「今、3……いえ、5ページくらいかなー……」
「火曜日には間に合いそうですか?」
「はい、たぶん大丈夫です」
 ああん、よして、そんな嘘はダメよ。自分に正直になって! みっくん!
「……分かりました。それでは夜分遅くに申し訳ありませんでした」
「いえいえ」
「失礼します」
 通話が切れる。どっと汗が出た。ジャージの内股が張り付くってどんだけだよ。
下手したらお漏らししてると勘違いされるんじゃないかな? これ。
「……帰ろう」
 ロッキー3で相棒ミッキーが死んでしまったときのように僕はすすけた背中でとぼとぼと家に向かった。
「んん?」
 途中、歩道で向こう向きでしゃがみ込んでいる小学生くらいの女の子がいるのが気になった。
「お、お嬢さん、どうかしましたか?」
 小学生相手に敬語になってしまったが、そんなことはどうだっていいんだ。
 お腹でも痛いのかなと思ったが、その子はこちらに背を向けたまま、すっくと立ち上がると、ブルブルと震え始めた。
 ――これは!
 僕はとっさにアスファルトを蹴り飛ばし、後ろに跳躍する。
 ビュッと蛇のように伸びた少女の髪の毛が、今その時まで僕が立っていた地面のアスファルトをボコォ!とえぐった。
「久しいのう、光秀」
 少女の頭が食虫植物のように二十センチ以上にわたってぱっくりと割れ、赤い血に染まった無数の牙が妖しくうごめいている。
その大口から、老婆とも幼女とも区別がつかぬ、しわがれた声が聞こえてきた。
 嗤ってやがる。
 総毛立つ。
「お前は! 信長――いや第六天魔王! 生きていたのか!」
「こうやってお前と遊ぶのが愉快でのう、地獄から舞い戻ってきたのよ」
「くっ、出でよ、村雨!」
 妖刀を手に握って斬り込みつつ、再び彼女と再会できたことで心底喜んでいる僕を認識していた。
 どうやら火曜日の締め切りは守れそうにない。

12 :
>>6
えっと、君は確か九位君だったか!
まあ、君も下手なりに頑張って作品を出せばいいと思う!

ま、なにも期待はしていないが!(`・ω・´)最下位の時もあったので!

13 :
美術館に一歩足を踏み入れた瞬間、男は驚いた。
郷愁に襲われたのだ。
赤い絨毯と、金色の額縁の目立つ豪華絢爛な内装。
それらを完璧に調律しているピアノはドビュッシーの月の光という曲だった。
壮年にさしかかった男の足つきは頼りなく彷徨う。
男はこれまでに自分を思い悩ませていたあの強度な自戒の念が消失していくように感じた。
すべてを手放したように男は恍惚の表情で一枚の肖像画の前に立った。
『少女イレーヌ』という絵だ。

男の首元で声がする。
「この子だれ?」
男は振り向かずにその声に答えてみた。
「可愛い女の子だね。だれだろう。」
男にとってあまりに馴染み深く、まるで誰の声でもないかのようだ。
「だれが描いたの?」
「ルノワールって人だよ、聞いたことないかな」
「生きてる人?」
「いいや、ずいぶん前に亡くなっているはずだよ」
「わたしもね?工作の時間に絵を書いたんだよ」
「うん」
「その絵がね、駅に飾られたの」

迫りくる雑踏に鈴を鳴らしたようなその声はかき消された。
気付くと男は駅のプラットホームのベンチでうなだれていた。
その駅の掲示板には子供がクレパスで描いたであろう似顔絵が展示されている。
それを熱心に鑑賞する若い女が一人。
「もう帰ろう。俺は眠いんだよ。昼まで少し寝たい。」
男が言うと小さな子供が必死に女に寄りかかって何かを訴えている。
すると女が眉をひそめて男に向かって声を出さずに凄んだ。
少しだけ面食らった表情で男は後に習って、向かいのホームへの階段を登っていった。
福知山線沿いの古びた住宅街が通路を流れてゆく。
ガタンゴトンと揺れる列車の中で、男は自身の生活を振り返っていた。
見上げると向かいに座った女と子供がなにやらクスクスと談笑をしている。
二人とも自由気ままな気分屋だったことを男は想い出した。
もうすぐ終点駅だ。
ふと女の頭上に目が止まる。
ハットをかぶった外国人の絵だった。
『ルノワール展ー幸福を描いた印象派画家』

そこでピアノの旋律が途切れた。
男はルノワールという印象派画家の黒い目に吸い込まれそうになっている自分に気づいて我に返った。
気づけば時計は夕刻を指している。
金縁のなかのハット帽を被った青年に別れを告げて美術館を後にした男は絵を描こうと思った。

14 :
普通はURLで貼るので、失格くんには結局その程度の教養も無いのであろう

15 :
>>12
その言い分だと、私は3位くんになるはずであるが

16 :
エラーが出たので後は任せた(´・ω・`)

17 :
「あ、高橋くんだ!」
友人はまだ居ないはずのこのキャンパス内でボクを呼ぶのは誰だろう。
一人でベンチに座って芝生を眺めながらコンビニのホットフードを食べていた僕は振り返った。
「お、おはよう。早いね。」
入学して初めての大学のゼミが同じだった女の子だった。
脂でテカった唇で僕は、快活で整った目鼻立ちが美しいと評判の彼女の名前を口にした。
「えっと、佐藤さん」
それから二人はキャンパス内でよく話をするようになった。
キャンパスで僕を見つけたら挨拶をするでもなく、まるで食虫植物でも発見したとでもいうように小さく驚いてからボクの名前を続ける彼女。
シャイな子なんだろうな、そう思っていた。

転機は突然訪れた。

「食べたことある?」
「ないよ」
「うんこ食べたことないんだ?」
「ないよ」
「体から出たものを口に運んだことはある?」
「ないって」
「まじかー」

付き合う代わりに、彼女のウンコ遊びをすべて受け入れるという条件を僕はのんだ。
それからというもの大学ではちょっとした有名カップルとなってしまった。
容姿から何からレベルの違う彼女にはじめは気遅れしか感じなかった。
しかし二人は毎日毎日ウンコまみれになり、二人で買ったアロマキャンドルの揺れる火の中で、まるで天使が戯れているような聖域を二人で作った。
本気で結婚したいと思った。一生一緒にいてくれやと思った。
あれから十年、そんな懐かしい思い出がまるで自分のものとは思えないほど今の生活は色褪せてしまった。

「ブリリリリリ!ブリュリュ!ブチュチュチュ!プーっ!」

アウトレットで買って間もないサテン地の枕をつらつらと指先で撫でながら捻れた肢体で俺はスマートフォンを眺めていた。
彼女は卒業後、彗星のごとくスカトロAV界に現れた。
その人気はかなりのもので新規のスカトロマニアを量産したらしい。
その後、ブレインの男性と結婚し、なんとも羽振りもよく幸せそうな彼女。
派手な服装や化粧はあの頃とは別人のようだ。
もう彼女はあの頃の佐藤さんには戻らないだろう。
黒くて細い髪、小鹿のような華奢な体、彼女のヒクつく肛門から現れるウンコ。
しかし、あの子はこれで良かったんだと、十年近く経ってようやく思えるようになった。

ボクはスマートフォンの電源を落とし、枕を横に抱いて壁を見つめた
「ブリブリ!プー!って。ふふふっ」
なんだか可笑しくて笑いながらボクは枕元のアロマキャンドルの火を絶やした。

18 :
まあ、ワイくんは順位無しくんか、オカマくんといったところか

19 :
講師陣の変更により、このスレは「サルが風俗嬢に好かれるためのスレ」に変わりました

【今日の一言】
爪は短くすること

風俗嬢はいつもガシマンされて痛い思いをしています
だから客の爪の長さには敏感です
敏感といっても、すぐに濡れ濡れになるという意味ではありません
長い爪でガシガシいじられると、Rが傷つき性病に感染しやすくなるのです
そうなるとお休みして治療しなければなりません
しかも治療費は自腹なので、これでは大損害です
だから嬢は身を守るために、客の爪の長さに敏感にならざるを得ません
ということは、しっかり爪を切っている客はそれだけで嬢には好印象なのです
さらに「深爪が痛くてさあ」などとポロリと漏らそうものなら、サービスにもいっそう力が入るというものです
いやいや、力が入るといっても別にチンコやキンタマを力いっぱい握ってくれるというわけではありません
もちろん客がそういう性癖ならば喜んでそうしてくれるでしょう
しかし、あなたがノーマルであることを宣言しておけば、あなたの優しさに感激して、いつもより丁寧に優しくシコシコペロペロしてくれるはずです
客と風俗嬢といっても、そこは男と女
相手を思う気持ちが大切なのです
さあこれを読んだら、あなたもしっかり爪切って、ハッピー風俗ライフへレッツゴーです

20 :
>>18
やれやれ、九位くんは結局書けないわけだな(´・ω・`)

21 :
まあ、同じアホな顔文字同士で、失格くん、順位無しくん、とかって似たようなニックネームで、性格や行動もよく似ているので、まさにアホな類友だといったところか

22 :
ミニスレ杯参加作品

>>8
>>10
>>11
>>13
>>17
>>19

只今、六作品!(`・ω・´)ありがとう!

23 :
まあ、私から見れば、今回はワイくんが最下位で、失格くんは失格なのでそれ以下であろう
だから、ワイくんのことはこれから最下位くんと呼ぶか

24 :
669 ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 2019/09/22(日) 11:39:42.87 ID:mzh6xLuN
 週末もあって駅前近くの居酒屋は大勢の人で賑わっていた。若い店員がビアジョッキを持って走る。唐揚げや刺身が飛ぶように売れた。
 お品書きに「売り切れ」のシールが次々と貼られていく。その賑やかな状態が一瞬で静かになった。人々の目は新しく入ってきた二人の客に向けられた。
 チュニックを着た女性の腕が異常に太い。浅黒い皮膚の中を筋肉がうねっている。胸は大きいと云う表現が相応しく思えない程の厚みを持っていた。角張った顎に太い眉毛、髪型はツインテールだった。
 隣には小柄なスーツ姿の男性がいた。目鼻立ちがはっきりとした美形で女性客の目を一身に集めた。
「おいおい、お前があまりに化け物だから客が引いてるよ」
「ひどいわ。そこまで言わなくてもいいじゃない。まだ、なりたてホヤホヤなんだから」
「あのぉ、お客様。お席はどこがよろしいでしょうか」
 若い男性店員が低姿勢で声を掛けてきた。小柄な男性は片方の唇を吊り上げる。
「テーブル席だと気持ち悪くなるからカウンターで頼む」
「ちょ、ちょっと、それってどういう意味よ」
「そういう意味に決まってんだろ。ほら、さっさと歩け」
 小柄な男性は大柄な女性の尻の辺りを平手で叩いた。
「もう、なにするのよ、エッチ!」
 大柄な身体をくねらせる。周囲にいた男性客は渋い顔でビールを飲んだ。
 二人はカウンター席に落ち着いた。注文したビールが届くとグラスを合わせて中程まで飲んだ。
 小柄な男性は軽く息を吐き、前を向いた状態で言った。
「いつからだ、気付いたのは」
「つい最近よ。身体については前から違和感があったんだけどね」
「剛の名前のおまえがねぇ。それと小指を立てる癖は相変わらずだな」
 浅黒い手に目を落とす。小指はピンと伸びていた。
「そっちはどうなのよ」
「なにも変わっていない。おまえの知っているままだよ」
「元々の容姿のおかげよね。こっちは本当に苦労の連続で疲れちゃった」
「俺もおまえを久しぶりに見て、何の罰ゲームをやらされてるのかと思ったくらいだし、先程の客の反応でもわかる」
 頼んでいた枝豆がカウンターに置かれた。小柄な男が食べ始める。半分くらいを残して横に押し出した。
「おまえもどうだ」
「いただくわ」
「……飼育員になった気分だ」
「ひどい、言いすぎよ! 親しき仲にも礼儀ありっていうでしょ!」
「俺達は親しいのか? たまたま会っただけだし、何年ぶりになるのか」
 小柄な男は顎先を撫でる。大柄な女性は見下すような目となった。
「三年半よ。それくらい覚えていてよね」
「もう、そんなに経つのか」
 横から手を伸ばして枝豆を食べる。残りのビールを一気に飲み干し、通り掛かった店員におかわりを注文した。
「おまえも飲むんだろ?」
「もちろんよ。わたしは女性だから奢ってくれるのよね?」
「どう見てもおまえが男性だろ」
「ひどいわ、ひどすぎる! 純ちゃんのイジワル!」
 大柄な女性は両拳を顎に付けて上体を揺する。
「そのポーズ、タイソンを見ているみたいだ。懐かしいな」
「ひどいわ!」
 賑やかな二人は飲み進めた。刺身の盛り合わせを摘まみながら過去に話が及ぶ。大柄な女性の恥ずかしい事柄で一貫して、ひどいわ、の言葉を連発した。小柄な男性は目尻に涙を溜めて笑った。
 程々に飲み、声のトーンが落ちてきた。
 大柄な女性が隣に顔を向ける。
「こんなわたしなら付き合える?」
「女に見えないから無理だな。前よりは少し変わったかな」
「脈がないわけではないのね」
「どうだろうな。じゃあ、ここの会計は男の俺が支払っとくよ」
 小柄な男性が立ち上がってレジに向かう。大柄な女性はその後ろ姿を見詰めた。
「おなべになっても、あなたは変わらないのね」
 大柄な女性はゆっくりと席を立つ。小さな歩幅で歩きながら小柄な男性の元に向かった。

最下位くんこと、ワイくんの自信作がこれである

25 :
>>23
君の頭の中は興味が無い!
書くがよい! 九位が今の実力なので尻込みするのもわからないでもない!

今後はザリガニ君とでも呼ぶか! 後ろにすぐ逃げるので!(`・ω・´)

26 :
>>15
なら私は通常のワイスレ杯で一位くんなのだが(´・ω・`)

27 :
>>26
いやいや、君には何の証明も出来ないので、失格くんでしかないのだが

28 :
私はちゃんと証拠があるので、76点くんや、3位くんということになるので
で、君らの場合は、失格くんwか、順位無しくんwになるだけなので

29 :
このスレなんかザリガニくせえな(´・ω・`)

30 :
シャム猫はアイデアが浮かばず、パクリに走る!
文章は個性がなく新聞紙よりも無味乾燥な取扱説明書に等しい!
それでいて無駄な文章もあって内容重視の文体!
その内容が凡庸と云うか、既視感があってこれもパクリなのかと思わせる!
彼の凄まじいところは読解力の無さ! 真剣に言い募るので精神的な病気が疑われる!

ま、君はそのまま拗れて朽ち果てればよい!(`・ω・´)

31 :
>>30
パクリくんは、たかもりや、失格くんであろうに

32 :
ワイくんこと、順位無しくんは個人的な感情でイチイチこのように評価を変えるので、公平な評価人は勤まらないであろう
つまりは、ただのアホの子のママゴト遊びであるわな

33 :
ワイはアイデアが浮かばず、変態ネタに走る!

34 :
説明書といえば、ワイくんが最近書いたオカマのやつがそれであろう
オカマとおなべの仲の、ただのわかり辛い説明書であろう

35 :
>>31
君はカーサイトの文章を勝手に自身の文章として書いた、
明らかなパクリ魔なので「はあ? 頭わいてんの?」と云う感想しかない!

老齢で記憶が危ういのだろう!(`・ω・´)ノシ 今、メールが来たので!

36 :
ワイくんが以前書いたホームレスのやつにしても、虫を食べるホームレスの生活のわかりにくい説明書であろう

37 :
>>31
それは、明らかにザリガニくんであろう

38 :
>>35
それは、君の勝手な妄想の決めつけであろう

39 :
まともなプロのエンタメ作家は皆文章に個性などは付けずに平易に書くものなのであるが
そうすることによって、単純に物語だけを自然に読ませるようにしているわけなので

40 :
ワイが文章をちょっと詳しく評価する【106】の572に君の悪行の一端が書いてある!

あとは読んだ者が判断すればよい!(`・ω・´)ノシ

41 :
ワイはいつも売り物にはならない変態ネタばかり
これでプロはあり得ない

42 :
>>40
君の悪行は、いつでもどこでも転がっているであろう

43 :
>>39
うん、そうそう、エンタメ作家はそうだよね

44 :
ワイくんは、巷の有名エンタメ作家の文章すらも特に読んだことも無いレベルの無知なのであろう

45 :
愛車のアヴェンタドールの値段も知らない!
ワイが2000万と何度も書き込んで反応しない!

君の嘘はわかり易い!
故に阿呆なのだろう!(`・ω・´)ノシ

46 :
572ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 2018/08/30(木) 16:17:59.71ID:yizIm129>>574>>588>>591
では、設定君の文章を交えてワイが説明しよう!
前スレ105から697を引用する!
サイトの元の記事の部分を「」で示す!

まあ、ちょっと教えてやるかw
てか、アヴェンタドールはシフトレバーなんかないしなw
パドルシフトだからね
アホ丸出し、乙w

で、「アヴェンタドールのシフト操作は、センターコンソールの後方側にある「R(リバース)」「M(マニュアル)」ボタン」と「パドルシフトで行う」んだわw
あと、「センターコンソールに」付いてる「スイッチで「STRADA」「SPORT」「CORSA」の3モードの走行モードを選択できる」のねw
他は、「7速の「ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)」と呼ばれ」て「る2ペダルのAMTはあまり気難しさを感じさせることもなく、その高性能エンジンの実力を引き出してくれる」んだよなw
「ドライブセレクトモードの選択によってシフト特性も変わる」けど、やっぱり「公道を走るには適度にマイルドな標準の「STRADA」モードが」良いよねw

「」で示した部分は一字一句同じである!
元の記事の「呼ばれる」を「呼ばれてる」、「やはり」を「やっぱり」等と微妙に変えているだけでほぼ同じ文章と云える!

元の文章は四年前に書かれている! "アヴェンタドールのシフト操作は"でグーグル検索すると一つのサイトしか出て来ない!
これらのことからたまたま似たと云う範囲を超えているとワイは判断した!

ワイからは以上である!(`・ω・´)

これか
ザリガニ改めパクりくんであるな

47 :
文章に個性などを変に出したら、作者の癖が臭すぎて、まともに読んでられないような物になるだけなのだが

48 :
ザリガニくんは氷のなんちゃらより下手となろう民にも評価されてたな(´・ω・`)
内容は同じエンタメなのにね

49 :
>>47
そうそう、ワイの変態作品のようにね

50 :
>>48
氷のなんちゃらは、ただのおかしなラノベであろう
エンタメとは、ほど遠いであるな

51 :
また、ワイくんを始めとしたアホの子らが発狂しているのか、やれやれであるな

52 :
氷のなんちゃらは、アレだけ書いて
出版社から声も掛からずとは悲惨だな
もう死んだ方がマシじゃね、作家としては

53 :
顔文字とパクりくんはほんと氷のなんちゃらに対する劣等感が凄いな

54 :
>>53
氷のなんちゃらは、アレだけ書いて
出版社から声も掛からずとは悲惨だな
もう死んだ方がマシじゃね、作家としては

55 :
結局ワイくんは、エンタメ小説の文章というものがまるでわかっていないのであろうな

56 :
>>54
それは、そうであろうな
失格くんも万年落選ワナビーのようなので、一緒にRばよいのではないのか

57 :
>>55
ただの見せ文だからな
長い物は書けない

58 :
劣等感というより嫉妬であったか
見苦しいな

59 :
ザリガニくんは結局書けない口だけ人間か(´・ω・`)
パクリしか能がないからな
マスクザヒーローってタイトルもBLEACHのパクリだろ

60 :
>>58
氷のなんちゃらは、アレだけ書いて
出版社から声も掛からずとは悲惨だな
もう死んだ方がマシじゃね、作家としては

61 :
>>58
氷のなんちゃらのようなただのゴミの山に嫉妬などをする者が居るのであろうか?

62 :
>>59
パクリしか能がないのは君であろう
そのキャラさえも、パクリなので

63 :
>>61
パクりくんとID:aNI1pdNy

64 :
失格くんは、>>3しか書けないのに偉そうなのか、なるほど

65 :
と、この辺でこのスレの顔文字くんの説明でも書いておくか

(`・ω・´)=このスレのスレ主のワイくんこと、順位無しくん。別名オカマくん。

(´・ω・`)=このスレでの顔文字くんこと、慕情霊乳房くん。別名失格くん。

66 :
眉毛の上がり下がりで区別がつくので、わかりやすいであろう

67 :
⊂((・ω・))⊃=サルでも書けるスレ、通称サルスレのスレ主君である

68 :
シャム猫=このスレでの負け猫くんこと、九位くん。別名ザリガニくん

69 :
人を貶めると自身が浮上すると思い込むところに病巣が潜んでいる!
年収一億を謳い、愛車はアヴェンタドール! 好きなことをできる身分を謳いながら、
ワイスレで馬鹿を晒して非難される! 何がしたいのだろうか、と普通の者は思うだろう!
彼曰く、暇潰しらしい! あまりに暇な時間があり過ぎて一日で400レス以上の書き込みをする!
全てワイスレ! 何時間、無駄にしたのだろうか! 一般とは掛け離れた彼はこれを暇潰しと云う!

不老不死と云う設定なのだろうか! 少し可愛そうな状態なので、まあ、みそっかすの設定と同じ、
ごまめとして今後は取り扱うとしよう! なろうやエブリスタの人気の無さで本人も作家の道は諦めたと思うので!

さて、少し仕事をするか!(`・ω・´)ノシ ミニスレ杯の投稿は今日まで!

70 :
>>68
また、パクリか、やれやれであるな

71 :
>>69
それは、君ではないのか
君がいくら私を必死で貶めたところで、過去の君が出した高評価は消えないので、君の矛盾した行動がどんどん露呈して、キチガイに見えるだけであろう

72 :
>>69
お前も低賃金の内職してるだけじゃねーか
それもしてるかどうか怪しいよな

73 :
まあ、こんなところに十年以上も居る時点で、キチガイなのは明らかではあるが

74 :
シャム猫と添削がセットだと滑稽さが増す!
同類に成り果てたと云うことなのだろう!

ま、今後は構う時間が勿体ないので野放しにしておく!
おいたが過ぎればワイが言葉の鞭を放つが!(`・ω・´)ノシ

75 :
やれやれ、コテを隠してさっさと書いて高評価を受ければよいだけなのに(´・ω・`)

76 :
やはり口だけか(´・ω・`)

77 :
>>74
> おいたが過ぎればワイが言葉の鞭を放つが!

それはこっちのセリフだ
今、サルスレはクマモンに乗っ取られてるからな
こっちでレスするしかないのだよ

78 :
>>19
さては、これが九位くんの作品だな(´・ω・`)

79 :
逃げたか、口ほどにもない(´・ω・`)

80 :
 ∧,,∧
(=・ω・)
(,, uuノ

猫はいっぱいあるからシャム猫もAAを使え

81 :
前回と今回は不作だな(´・ω・`)

82 :
猿は良いの無いわ

83 :
>>81
ミニ杯はこんなもん
公式戦になればみんな本気出すよ
シャム猫は逆に尻尾撒いて逃げ出すけど

84 :
サル杯もその内やらんといかんな
良いフォーマット思い付いた

85 :
シャム猫と添削と(´・ω・`)が作品も出さずにミニ杯で盛り上がってて草

86 :
俺は別に盛り上がってないよ

87 :
 集合ポストの奥に同窓会のお知らせのハガキが引っかかっていた。小学校時代の同窓会だ、20年の節目らしい。
 仕事に振り回され、私も独身のまま32歳になってしまった。アラサー過ぎて女がマンションを買うのは、結婚を諦めた証拠だと世間では言うらしい。周りを見渡せば、そうかもしれない。


 彼が転校してきたのは、5年生のなった春だった。私たちの学校では、入学して2年ごとにクラス替えがあり、その度にクラスメイトががらりと変わってしまう。もちろん担任の先生も。
 新学期に彼を見かけたとき、転校の紹介もないし「低学年の時、他のクラスに居たかしら?」ぐらいの認識だった。
 初恋の芽が出始めたのは、夏休みが開けた頃だろう。
 私たちの担任は何かと班行動させるのが常で、男子3人女子3人で組まされ、私と彼は同じ班になることに。日直、掃除、学習発表など全て彼と一緒に行い、徐々に彼を意識し始めて、距離が近づいて行くように感じていました。
 でもそれが恋心なのか、友達としてなのか、自分自身も分からない年頃だったと思います。そういう子供時代って男子たちを敵にまわすように行動したり、女子ばかりで固まっていたりすることあったでしょう。


 先生もきっと出席するはず。私たちより少し年上のお子さんがいる女性の先生で、他のクラスの子たちからは、怖い先生だと言われていたけど、私たちのためを思ってくれるいい先生でした。
 もしかしたら私が彼のこと好きなのを先生は知っていたのかもしれません。なぜなら班分けは先生がするのですが、5年の2学期から卒業するまで、ずっと彼と同じ班だったのです。これは感謝です。
 私はハガキの隅に「先生ありがとう」と書いた。


 6年生になると、誰が好きだとか誰と付き合ってるとか女子も公然と言いあったりして。
 彼はモテたほうなのかな、私以外に彼に好意をもっている女子が3人いました。
 一人は途中で転校していき。
 一人は彼と同じ町内で家が近く、一緒の方向に帰れるのがとても羨ましかった。
 私は彼の家と全く正反対方向の商店街の酒屋が実家で、一度放課後、班研究の私の受け持ち分を彼が持ってきてくれた時、何だか恥ずかしくて礼も言わないまま受け取るとすぐ家に入った思い出があります。
 もう一人は積極的な子で、公然と彼が好きだと言ってましたが、どうも彼は彼女が苦手みたいでした。一度どうすればいいと相談受けましたから。
 そして学校内ならいつも隣にいる私、圧倒的アドバンテージです。でも好意は決して表に出しませんでした。いや、出せなかったのです。運動も勉強もできなく、自分に自信がなくいつも引っ込み思案の私だったから。
 そういえば彼はとても足が速かった。一度学校対抗の陸上競技に短距離の代表選手で出場したことがあります。放課後練習している彼を、帰らずに廊下の窓からずっと見ていた記憶があります。
 勉強の方は多分普通だったと思います、私も普通でしたから。でも彼はいつも宿題を忘れてました、というよりしてなかったですね。
 なので頼られるのはいつも隣にいる私です、そのため私は宿題をしっかりし、読みやすいきれいな字で書くことを心がけました。
 もしかしたら今あるのはその時の彼のおかげかもしれません。
 そんな学校での日常を過ごし、卒業も近づきました。中学は校区の関係で彼と違う学校になるのは分かってました。それでも最後の最後まで、気持ちを伝えることが出来ませんでした。
 今思えばどうせフラれても違う中学に行くんだから、恥ずかしがらずに告白すれば良かったと今でも後悔してます。
 卒業後、彼と会うことはなかった。


 昔を思い出しながら、彼は来るのだろうかと考えた。結婚はしたのだろうか? 同級生の誰かにに聞けば分かるだろうが、聞いて下心を見透かされるのも嫌だ。
 同窓会は10月14日体育の日。その頃私は今たずさわっているプロジェクトの関係で日本にいないだろう。
 小学生の恋心は、小学生のままにしておこう。そう思い、私は"欠席"を丸で囲んだ。

88 :
サル杯のフォーマット思い付いた⊂((・ω・))⊃

89 :
>>87
話の順序が下手糞やの

90 :
>>86
3バカの数合わせだよw

91 :
>>90
お前は何か出したんか?

92 :
 彼は嘘つきだ。
「今日もかわいいよ、美咲」
 声はうしろから、テレビの音に混じって聞こえてくる。私はコンロの火を止め、振り返った。
 リビングでソファに座る彼。天井を仰ぐ彼は、耳を傾けている。テレビに映る、サングラスをかけた司会者と、数々のミュージシャン。ふと、司会者が合図を出す。ひな壇の一番下に座り、彼と談笑していたミュージシャンが、セットの脇に移動していく。演奏がはじまる。
 一旦CMを挟んで。
「嘘つき」
 私は軽く笑ってみせた。彼とは長い付き合いになる。安いお世辞などお見通しだ。
 私に顔を向けた彼は、いじわるな笑みを見せた。
「怒った顔もかわいいよ」
「もう」不満が漏れてしまう。「さっきから嘘ばっかり」
 私はそっぽを向き、フライパンの卵焼きを皿に移した。うしろでハイボールのCMが流れている。
「できたよ」
 私が声をかけると、彼は笑う。童心に帰ったような笑顔だった。
「美咲の料理はいつもおいしいからね」
 面と向かって言われるのは、少し照れ臭い。
「ありがとう」
「運ぶの手伝うよ」
「あ、ちょっと待って」
 立ち上がろうとする彼に、私は近づいていく。そばの白い杖を、彼の右手に握らせる。手のひらの柔らかい感触。彼の顔が眼前に映る。
「今日もかわいいよ、美咲」
 安いお世辞などお見通しだ。
「嘘つき」
 テレビのCMが終わり、演奏がはじまった。
 歌のタイトルは「恋は盲目」。

93 :
>>92
下手糞

94 :
ミニ杯やってたらまた落としにくいがな

95 :
ミニスレ不参加作品でも書こうかのうw

96 :
30分以内で書くとか、

97 :
ミニスレ杯参加作品

>>8
>>10←これが1位でしょ、レベルが違う
>>11
>>13
>>17
>>19

98 :
 私は陸軍大学校を優等で卒業し、憧れの地、ドイツに留学した。
 第一次世界大戦の研究が目的だ。
 赴任地であるベルリンの地に立った。
 ドイツの敗戦が影響しているのか、街には退廃的な雰囲気が流れ、夜になれば売春婦が多く立っているではないか。
 インフレの影響で物価が安く、美味いものが何でも食べられる。
 高級なレストランに入っても平気だ。 
 幼年学校以来習っているドイツ語をウエイターに話し掛け、通じると思わず嬉しくなる。
 ベルリン西部にあるシャルロッテンブルク地区に居を構えた。
 8階建てのアパートメントでゴシック様式のファサードが特徴的だ。
 
 旅装を解いて、ふらりと街を歩く。
 オペレッタでも見ようとミュンツ通りにある、ヴィクトリア座に入った。
 大きい劇場ではなく、30人も入れば一杯の小さな劇場である。
 ベルリン訛がきつく、何を言っているかはさっぱり分からなかったが、一人の女優に目が釘付けになった。
 まだ二十歳にはなっていないだろう。
 黄金色の髪に丸みを帯びた輪郭に切れ長の目に、瑠璃色の瞳が印象的であった。
 顔はどことなく東洋的な感じもする。
 彼女の美しさと美声に酔い痴れた。
 劇が終わると、楽屋に立ち寄り、思い切って話し掛けた。
「素晴らしい歌声でしたね」
 と私が話し掛けると、
「ありがとう。あなたはシナの方ですか」
「いえ、日本から来ました」
「日本ですか! わたしは日本に縁があるんですよ!」
「そうですか! どうしてまた?」
「実はわたしの父が日本人なんです」
「本当ですか?」
「ええ、本当です」
 彼女は胸のポケットから写真を取り出した。
 私は驚愕した。
 写真は私の父であったのだ。
「失礼ですが、お名前は?」
「わたしはマリア ストコフスキーともうします」
 間違いない。父は20年前、ドイツの駐在武官であった時に儲けた隠し子だ。
「お父さんの名前は中島健治ではないですか」
「そうです。ナカジマケンジといいました、たしか」
「わたしは中島健治の息子です」
 と真実を告げると彼女は口を開け目を丸くした。
 私は異母妹に一目ぼれをして仕舞ったらしい。

99 :
執筆時間22分w

100 :
>>77
サル主がまともに講義できないからってスレを放り投げたんで、
サル主が講師としての自覚と覚悟を決めるまでの穴埋め企画をやってるだけなのに、
追い出されたことにするのね
まあ、講師としての自覚と覚悟無しに偉ぶられても迷惑なんだけど


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