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ワイが文章をちょっと詳しく評価する![81]


1 :2017/11/25 〜 最終レス :2018/09/01
オリジナルの文章を随時募集中!

点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!

評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい!
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする!
それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている!

ここまでの最高得点は75点!(`・ω・´)

前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![80]
https://mevius.2ch.sc/test/read.cgi/bookall/1508420228/

2 :
プロの意見を聞きたい人はこちらへ

文章のプロ中島英樹先生が文章を批評するスレ
http://mevius.2ch.sc/test/read.cgi/bookall/1511573955/

3 :
ワイ杯マダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチンチンチン⌒☆

4 :
作業服のような漆黒の軍服に身を固めた兵士の小隊が、荒廃した市街地を闇夜の感激を縫うようにゆっくりと足を進めている。
彼らは周囲を唾を飲み込んで警戒し、様々な装飾をこってりと施した小銃を円陣を組んで四方に向けていた。
胴体ごと小銃が向けるその先を転換した時、内部の部品が擦りあってぢきっと関節が外れたような音を立てた。
黒い軍服姿で一箇所に固まって歩く姿は、上空から見たら集団の列にあぶれた蟻の一団のように見えるかも分からない。
今、この場でカラスやハトが突然飛び立とうものなら、肝を潰して失禁する兵士がいるかもしれない。
時刻は既に今日とも明日とも言える。月光が運命を仄かに白銀に照らしていた。兵士達にとって、小銃の先端に装着したライトが唯一の灯と言えた。月光なんて役に立たない。
周囲を見渡せば、辺りは苦い涙が滲み出て目を覆いたくなるほどのディストピア。倒壊した瓦礫により巻き上がった粉塵と砂埃で、視界はうっすら靄がかかっていた。
息苦しい。
ただでさえ口元を巨大な濾過器で覆った大層なガスマスクを装面している状態なので、これが常人ならすぐに目眩を起こして卒倒している。
本当に酷い有様だ。
ちょうど兵士達が横切った道の脇に、赤い看板が小洒落たベーカリーがあったのだが、それは今、店先のショーケースのガラス片が店の周りに散乱して地面に深く突き刺さっている。
店内に至っては天井が崩落し、壁は周囲の熱にじわじわと炙られたせいで白いペンキが溶けて保存の悪い溶けた蝋燭のように見えた。

「............」

ここまで酷くなると、余程の常連客かそこの従業員でも無い限り、これがベーカリーだったと気づく人はいないだろう。
中には高温でガラスが溶けて製造時の姿に逆戻りし、ドロドロの飴細工の原型みたいになって再び固まった水晶のようなガラス玉が、ライトに照らされてピカピカ綺麗に光っていることすらあった。

「............?」

兵士の1人が少し固い物をぱきっと踏み潰したが、それは炭素化したフランスパンの欠片だった。
この街は四方が山に囲まれた場所にあり、つい1日ほど前までは毎日が活気に満ち、少し離れた場所は春には青葉が茂り、木々の広がる林もあった賑やかな美しい町だった。
それが今、彼ら兵士達には見ることは出来ないが上空から見たら、町一帯全てが地面まで黒ずんだ焦土と化している。
とどのつまり、見る影も無かった。
商店街を連ねる夕市の屋台は一つ余さず背後の建物と共に飛ばされ、元は何を売っていたのか分からないくらいだ。
大雑把で脆弱な造りの屋台の木片がそこかしこに打ち捨てられており、真紅に煌煌と燻っている。そもそも、この辺りの大半の建物は消し炭になったので、残っている瓦礫自体が案外少ないのだ。
コンクリートで出来た建物は流石に消し飛んだりはしていないが、ずらりと並んだそれらの建物は几帳面に並んで倒れていて、まるで子どものドミノ倒しそのものだった。
酷いものは中身の骨組みを残して周りの壁が全て引っぺがされている。そこに風が吹くと反響して唸り声のような音を出すので、兵士達は気味が悪くなって足早に商店街を立ち去るのだった。

「......まだ燃えているのか」

ここで初めて小隊の隊長らしき男が口を開いた。
町が丸々一つ壊滅させられたのだから、筆舌に尽くしがたいほどに凄まじい火災が方々で起きたというのは想像に難くないが、丸一日経って半日前には小雨が降ったのにも関わらず、薄く白煙が噴き出している箇所が幾つか見えた。
足元で宝石のように輝く木炭を踏み割り、一度立ち止まって進路を眈々と警戒していた。

「............」

すると約50メートル先に3人、性別や年格好の判別が難しいが確かに3人の人間がいる。
膝に顔を埋めて体育座りになり、ピラミッド状に組んだ瓦礫から集めた手頃な薪で焚き火をして寂しく暖を取っている姿から何となく、今後を悲観して心底疲弊している様子が感じ取れた。

「......うん?」

ふと男が何気無く顔を上げると、横で同じようにうずくまっている男のこめかみに、赤い点がニキビのように付着していることに気付いた瞬間には、自分が射殺されていた。
男の脳内を散々掻き回した銃弾は耳の付け根から飛び出して、電線が垂れ下がった電柱に当たってバシッと乾いた音を立てた。
最後に撃ち殺された男は何故か後ろでは無く前向きに倒れてしまい、可哀想に上半身だけを火葬することになってしまった。倒れた瞬間、燃え滾る薪が割れる音がまるで拍手のように死体を迎え入れた。
人肉の焼ける匂いは耐え難いものがあったが、ここではそれほど酷いものとは感じなかった。
既にはち切れんばかりに充満しているからだ。

5 :
スレ立てお疲れ様です。
&皆様課題ファイトです。

久しぶりに勅使河原蔦子書きました。
志摩はこの後、彼女に殺されますが、
どんな感じで死ぬかについては、読む方の想像にお任せします。

6 :
新参者ですが私の作品も評価してちょ

題名 名無しの書〜悪魔フレェストさんは語りたい〜

 幸か不幸かこの書物を手に取った紳士織女の貴方。
  私めのような者が記した書物をお読みになり誠恐悦至極でございます。
  申し遅れました。
  私めはフレェスト、悪魔と呼ばれる存在でございます。
  私の仕事は古典的ながら人間の皆様の願いを叶えその魂を頂く事。
  私めも例にもれず数多の人間の魂を奪いこの腹に収めてきました。
  願いと一言でいましても人それぞれ様々な願いある物です。
  ただの欲望から熱き気持ちの籠った願い。
  情事のもつれ色恋沙汰に呪いの願い。
  全ては同じ欲であるはずですが一つ一つの願いがご主人様という個を映し出す。
  いやはや人間とはいくら時間がたとうと興味深いものでございます。
  それを叶え続けた身として感じる物がございまして、それはご主人様たちとの不可思議な縁。
  その中でも印象深いものが何点がございます。
  この書物に記す人々は私めのご主人様の中で選りすぐって印象深いご主人様方。
  この書物は私めの腹に収めたご主人様の記録でございます。
  書きものというのは人間の領分であり、悪魔である私めが不得意とするものであります。
  しかしながら私はこう思えるのです、この印象深きご主人様たちを忘れていけないと。
  人間でいう所の感傷に近い気持ちなのかもそれません。
  当然、悪魔である私めには理解できない感情でございますが。
  さて、前置きはこれぐらいにしてこの書物の少し変わった形式を知っていただきましょう。
  この書物は神視点、俗にいう三人称で記されているわけではございません。
  私めの語りのみでお届けしますが、三人称の要素を含みます。
  たかが悪魔が神の真似事など恐れ多いと考える方がいらっしゃるかもしれませんが。
  これには理由があるのでございます。
  私め悪魔というモノは人間の魂を喰らい己の糧とします。
  我ら悪魔は腹に入れた魂を糧とする際、魂の全てを知ることできるのです。
  そのため全てを把握している故三人称と一人称が混ざる結果となってしまいました。
  これをご覧になっている紳士織女の方々には大変ご迷惑をおかけします。
  私とご主人さまとの不可思議な縁。
  それを楽しんでもらえれば幸いでございます。

https://ncode.syosetu.com/n9763ej/
まだ3話しかないですけど。

7 :
新参と言いましたがここでは問とい事です。
小説の勉強と書き始めて2年ぐらいです。。

8 :
――マエミツ
  えっ、まえみつ?って何? 真っ暗でなんにも見えないし、身体が重いよ。
――ワキシメワキシメ
  ちょ、押さないで。
  なんか明るくなって来た。
  目の前におっさんのうなじ。人がいっぱい。
  眩しい。えっ、あたし見られてる?
  だから、押さないでって。やめて。
  なに?何?なんなの? ノコッタノコッタって。
  えっ、スモウ? これスモウなの? てか、あたし相撲取ってる? なんで?
  あ、止まった。

「これこれ、キミキミ」
  なに、ちょっ、いきなり白い部屋? もう、ワケわかんね。
「まあ、ちと落ち着きなさい」
  だれ、あんた。
「ワシはほれ、神さまじゃよ」
  カミサマ? カミ様って、あの神様?
「オマエさんのいう神様がどの神様かわからんが、ワシはホンモノの神じゃ」
  なんでもいいよ、そんなの。それより、どうなってんの、これ。
「言いにくいことじゃが簡単に言えば、死んだのじゃよ、オマエさん」
  死んだ? あたし死んだの? まだ、十五だよ。処女だよ。なんで?
  あ、トラック。
  そうだ、あたし、ぶつかったんだ、トラックと。
  自転車のブレーキ、直さないといけないなって思ってて……

「ワシがはじめから説明してやるから、よう聞いておれ。
オマエさんの悪い癖は物事を先延ばしにすることじゃ。勉強、部屋の掃除、恋の告白、なんでも先延ばしにしよる。
もちろん、わしゃ神じゃからなんでも知っておる。オマエさんが小学三年生のとき、学校でウンコちびってノーパンで帰ったことも知っとる。
今回のこともそうじゃ。ブレーキの修理を面倒くさがって先延ばしにするから、こういうことになる。まあ済んだことやからええとしよう。
問題はここからじゃ。天空山がの、そう、今取り組み中の、これがもう素晴らしい立合いをしよった。こやつは生まれた時は病弱じゃったが、いつのまにか強うなりおっての、相撲の道に進んだのじゃ。
入門当初は苦労しておったがな、すぐに実力をつけてどんどん昇進しおった。なにしろこやつの立合いの見事なこと。それはもう芸術と言って良いかもしれん。ただひとつだけ問題があってのう。ま、それはええわい。
その天空山がな、ここ三百年でいちばんの素晴らしい立合いをしよった」
  おっさん、いったいなんの話なの? あたしの話はどこ行ったの?
  だいたいウンコ漏らしたこととか告白とか関係ないし。
「うるさい。これから本題に入るとこじゃ。
さて、ほんのちょっと前のことじゃ。オマエさんは自転車のブレーキが効かずに、えらい勢いでトラックとぶつかりおった。自業自得としか言えんが、気の毒なのはトラックの運ちゃんの方で……ま、ええわい。
オマエさんは知らんだろうが、相撲の立合いというのは一瞬のぶつかり合いでな、かの詩人コクトーはこれをバランスの奇跡と言いよった。まさに、言い得て妙よのう。
ワシもこういう天才ばかり相手にできたら神冥利に尽きるんやがなあ。ときにはオマエさんのようなトンチンカンも相手にせねばならぬのが辛いところよ。まあ、それもええわい。
問題はこのタイミングよ。まさにぴったり、ジャスト、寸分の狂いもなく、バッチリ合いよった。何がて、ぶつかるタイミングがよ。
いくら神かて三百年に一度の立合いを見逃すわけにはいかん。とはいえ自業自得で死んでしまいよるアンポンタンも放っておくわけにいかん。
いや、ホンマはちゃんとみんなに用意あるんやで、新しい人生。なんなら異世界もありや。そやけど、ワシ、ほら、相撲好きやんか。それで、ついうっかり、ごっちゃにしてしもうてん」
  神様、キャラ崩れてるし。
  てか、ついうっかりって、えっえっ、それって神様のミスじゃん。
「まあ、千年に一回くらいそんなこともあるがな。幸い、オマエさんが飛び込んだんは天空山の無意識やったから、二人が直接話すことはないし、天空山はオマエさんのことなんぞ気づきもせんやろ。
なんか用があればこやつの夢にでも出るがよろし。フロイトも天才やったなあ」
  ちょっと、そんな無責任な。
  それで、いつまでこの人と一緒なわけ? 
「そやなあ、天空山次第やなあ。関取ちゅうのは早死にが多いから三十年か四十年てとこやろ。まあ死人にしてみれば、そのくらいあっという間やから我慢せい」
  え、え、それじゃ、あたしおばあちゃんになっちゃうじゃない。
「アホ、死人が歳とるかいな。ほな、ワシ、まだやることがあるよってに。どうしても困ったことがあれば呼びなさい」

9 :
  あれ、さっきのとこ。
  痛ったーい。あんまり押すから転んだじゃん。あ、相撲、負けちゃった。
――チクショウクソクソ
  うん、わかる、悔しいよね……なんて他人の無意識に共感してる場合かよ。
  この先ずっとこの人の中で生きてかなきゃいけないの?
  いやいや、あたしはもう死んでるんだよね。でも悲しくないよ。なんで?
「ボンクラの割にはいいところに気づいたの」
  あれ、神様まだいた。
「よいか、誰でも死んでしまえば、悲しみや苦しみから解放されるのじゃ。しかしな、喜びはある。なんとなれば、死は喜びだからである。おっと、宇宙の秘密を明かしてしもうたわい。ま、死人やからええじゃろ」
  ちょっと言ってることがわかんないよ。で、まだなにかあるの? 
  生き返らせてくれるの?
「いやいや、それは無理じゃ。ひとつオマエさんに言い忘れたことがあってな。罪滅ぼしに魔法を授けたから適当に使うがよろし。ほな、天空山と仲良くな」
  仲良くって、あたしにこの先どうせいっちゅうんじゃあ。
  *
 この人は負けると機嫌が悪いんだよなあ。岩ノ花はうんざりしながら風呂敷包みを持って天空山の後に続く。付け人になって半年になるが、それでもこの頃ようやく天空山のあしらい方が少しずつわかってきた。
まず、食わせる。そして、歌わせる。この二つが満足できれば、たいがい機嫌はすぐに直るのだ。
「ねえ、メシ行きましょうよ。負けたのはしょうがないっスよ。だって大海山は今場所調子いいスからね」
「うるせえ」
「それにしても今日の立会いはすごかったっスね。あんな低いところからの立合い、俺、初めて見ましたよ」
「まあな。今日は体がよく動いたぜ。あれは会心の立合いだったな」
「この調子で明日もどかーんと行きましょう」
「しゃああ。メシいくぞ」
  *
  それにしても無意識ってガラクタばっかり。テレビでやってた通りね。
  ここにあるの、全部古い記憶なんでしょ。
  なに、このソリ。薔薇の蕾とかダっさ。
  あ、プイキュア全巻揃ってる。好きなんだ、魔法少女。
  おっ、かわいい女の子の写真。誰だろ、ひょっとして初恋の人かな。

  ところで、なんか臭くない? ……なに、これ。……パンツ?
  マジックで名前書いてある。「五年四組 大曽根ケン」この人の名前ね。
  それはいいけど、ウンコべっちょり。カンベンしてよ。

「ダメ。それに触っちゃダメ」
  えっ、子ども? なんか面倒なことになりそう。
「おまえ、だれだ。なんでここにいるんだ。ここは僕の中だぞ」
  あたしは神様に飛ばされちゃったの。べつに来たくて来たんじゃないもん。
「それに触るな」
  もちろん触らないよ、こんなウンコパンツ。
  でも、掃除しないと、また神様になんか言われそうだし。
「そんなこと知るか。帰れよ」
  帰れるなら帰りたいよ。でも自分で帰れないんだもん。
  とにかく、このパンツどうにかして。
「うるさい。ウンコ臭いとか言うな」
  ウンコとか言ってないよ。パンツが臭いって言ったの。
  *
 この人はアニソンが始まると長いんだよなあ。岩ノ花はうんざりしながらカラオケリストのページをめくる。長渕にするか湘南にするか迷って、SMAPに決めた。曲が変わるあいだを見計らって、天空山のご機嫌を伺う。
「しかし、ほんと今日は惜しかったスね。あんなにいい立合いだったのに。前みつ取ったあとの大海山の食い下がりが厳しかったスよね。あそこでもう少し踏ん張りが効けば、勝てた相撲だったスよ」
 岩ノ花の言葉に、プイキュアを熱唱し終わった天空山が、やおらマイクをビール瓶に持ち替えた。どうやら地雷を踏んだらしいと岩ノ花が気づいた時には、天空山の目は血走った虎のそれに変わりつつあった。
「踏ん張って、ウンコ漏らしたらどうすんだよ」
「いや、そんな、子どもじゃないんだから……」
「子どもだったらウンコ漏らしてもいいのかよ。ウンコ漏らしたことあるのかよ」
「いや、さすがにウンコはないっスよ」
「なんでウンコ漏らしたことねえんだよ」
「やめ、やめ、暴力はいけません。そんな硬いもんで殴ったら髄液出ちゃうから」

10 :
――ウンコチビリウンコチビリ
  あ、マジヤバい感じがする。この子、なんか、すごく怒って、形変わってきた。
  なに、トラ? トラに変身するの? え、ちが、ウマ? ウマになるの?
  げ、なにこれ。トラの体にウマの頭。キモ。
「触れるなって……言ったの……に」
  ウンコなんか触ってないよ。こっち来ないで。キモいよ。怖いよ。
「誰だって……踏ん張ったら……ウンコ……出ちゃうだろ」
  し、知らないよ。そんなこと。もうウンコの話やめようよ。
「おまえ……ウンコ漏らしたこと……ない……だろ……ない奴に……ウンコ漏らした子の……気持ちなんか……わからないよ」
  わかる! それならわかる! あたしは胸を張って言える。
  あたしもあるんだよ。ウンコを、漏らした、ことが。
  あたしはこの黒歴史から逃れるために、どんだけ辛い思いをしてきたか。

  あ、あ、こいつ聞いてない。
  えーっ、あたし、こんなバケモノに食われちゃうの? 
  十五歳なのに。処女なのに。
  どうすればいいの。かみさまたすけてよお。

「うるさいのう。そんな大きな声を出さんでも聞こえとるわい。これでも神だぞワシ。せやけど、いま手を離せんからそっちには行けん。ここでお前の望みを聞てやる。なんでも言うてみい」
  この子、バケモノになっちゃったよ。なんとかして。
「なんとかしてやりたいが無意識はどっちかというと悪魔の領域でのう、ワシにはなんともならんのよ」
  じゃあどうしたらいいの? 
「魔法を授けたじゃろ。それでなんとかせい」
  そうだ、魔法が使えるんだっけ。
  でも、魔法ってどうやればいいの? 使い方がわかんないよお。
「おっと、そうじゃった。うっかりしとったわい。叶えたい望みを言ってから呪文を唱えればいいのじゃよ」
  呪文って、どんな?
「ええか、一回しか言わんから、よう聞いておれ」
  うん。
「バロス」

  わかった。ありがと。
  ねえ、キミ。ちょっと落ち着こうよ。あたし、ほんとは魔法使いなの。
  だからなんでも願いを聞いてあげる。嫌なことなんて忘れちゃおうよ。
「あの時……あと一人勝てば……地区大会優勝だったのに……土俵際で踏ん張ったら……ウンコが……あれからパンツが……ウンコパンツが……消えないんだ」
  トラウマがだんだん膨らんできてるし。本格的にヤバいよこれ。
  大丈夫。すぐにあたしがなんとかしてあげる。
  やっぱりこういうのはソレらしくやんないとね。
  じゃ、いくよ。

我ここに謹んで宣言する
ウンコパンツよキレイキレイになれ アタックエリエルファブリーズ バロス!!!

  あれ、なんにも起きないじゃん。
  と思ったら真っ白いパンツが降ってきた。うん、洗濯済みだね。
  トラウマだんだん小さくなってく。やった。効いたんだ、魔法。
  あ、トラウマが二つに分かれた。
  猫とポニー!
  いやあん、かわいい。これからみんなで楽しく暮そうね。
  *
「今日の天空山、土俵際の粘りがすごかったですね。天空山といえば土俵際の踏ん張りが課題になっていましたが、どうでしょう、解説の神谷さん」
「今日は見違えるように踏ん張っておったな。なにか吹っ切れたんじゃろう。まるで魔法をかけられたようだわい。……大成功じゃ」
「ん、なんですか?」
「いや、こっちのことじゃ。なんにせよ、これからが楽しみよのう。フォッフォッフォッ」

11 :
ギャグと言われてとりあえずウンコが浮かぶ発想の貧困をこそ笑ってくださいw

12 :
>>4
>〜荒廃した市街地を闇夜の感激を縫うようにゆっくりと足を進めている。
(変換ミス! 「闇夜の間隙を縫うように」と云う表現は意味を取り辛い!
 「闇夜の中を歩くように」とした方がわかり易い!)

>彼らは周囲を唾を飲み込んで警戒し、様々な装飾をこってりと施した小銃を円陣を組んで四方に向けていた。
(「唾を飲み込んで」でもいいが「固唾を呑む」と云う表現がある! 「こってり」は緊張感に欠ける!
 緊張感を伴う場面なので、それに相応しい表現に徹した方がよい!)

>胴体ごと小銃が向けるその先を転換した時、内部の部品が擦りあってぢきっと関節が外れたような音を立てた。
(日本語がぎこちない! どの程度の重さの小銃をどのようにして構えているのか!
 それらの情報がない状態で関節の話をされても得心がいかない!)

>黒い軍服姿で一箇所に固まって歩く姿は、上空から見たら集団の列にあぶれた蟻の一団のように見えるかも分からない。
(これは必要な一文なのだろうか! 漆黒の軍服と先に書いている! 上空から見て例える必要性を感じない!)
>今、この場でカラスやハトが突然飛び立とうものなら、肝を潰して失禁する兵士がいるかもしれない。
(万全の装備で挑む兵士がその程度で肝を潰して失禁するだろうか! よくわからない一文と云える!)

>時刻は既に今日とも明日とも言える。月光が運命を仄かに白銀に照らしていた。
(夜なのか! 「闇夜の間隙を縫うように」は比喩ではなかったのか! 月光やライトがあるので闇夜とも云えない!
 出だしは暗さを全く感じなかった! 闇夜の行軍であるのならば最初にわかるように書いた方がよい!)

>周囲を見渡せば、辺りは苦い涙が滲み出て目を覆いたくなるほどのディストピア。
(光源として月光は役に立たず、小銃の尖端に装着されたライトだけに頼っている!
 その状態で周囲を見渡すことが出来るのだろうか! どうにもちぐはぐな印象を受ける!)

>〜視界はうっすら靄がかかっていた。
(打ちミス!)

13 :
>ただでさえ口元を巨大な濾過器で覆った大層なガスマスクを装面している状態なので、これが常人ならすぐに目眩を起こして卒倒している。
(この一文では屈強な兵士を印象付けるような書き方がされていた!
 カラスやハトが不意に飛び立つ音で失禁するような兵士のイメージはない! 文章と内容が迷走しているように思える!)

>それが今、彼ら兵士達には見ることは出来ないが上空から見たら、町一帯全てが地面まで黒ずんだ焦土と化している。
(兵士達は焦土化した状況を理解して重装備で現地の探索に当たっているのではないのか!)

>一つ余さず
(珍しい表現なので目に付いた!)

>ふと男が何気無く顔を上げると、横で同じようにうずくまっている男のこめかみに、
>赤い点がニキビのように付着していることに気付いた瞬間には、自分が射殺されていた。
(顔を上げた男の小隊長! 座っている三人の人間以外に男がいて、
 その人物のこめかみに赤い点が見えたと思った瞬間に小隊長が頭部を撃たれたのか!
 書き方のせいで状況が把握し辛い上に原理もよくわからない!)

何もかもが読み難い!
辺りが暗いのか、明るいのかも定かではない!
場面の書き方によって印象がころころと変わる!
暗いと想定して読むと、商店街の惨状を詳しく書き過ぎていて引っ掛かる!
現地に派遣されたのは兵士なので単眼暗視装置は装備していると思われる!
そうであれば夜の暗さに関係なく、速やかな行軍が可能になる!
どのような装備があるのかも書かれていないので全ての行動に引っ掛かる!

かなり出来は悪いと云える!(`・ω・´)

14 :
夕飯の支度に取り掛かる!

ギャグファンタジーの評価は明日に持ち越すかもしれない!(`・ω・´)

15 :
>〜視界はうっすら靄がかかっていた。
(打ちミス!)

これはワイのミスなので撤回する!(`・ω・´)

16 :
それともう一点!
漆黒の軍服は敵を想定しているのではないのか!
その為、兵士達は緊張を強いられ、周囲の警戒を怠らない!
小銃のライトはその意に反している! 敵に自身の位置を教えていることになる!
そこで必要になるのが夜戦に適した単眼暗視装置である!
何回か読み返してみたが、どうにも納得できない!
何かを通せば、どこかの整合性に問題が発生する!
カクヨムに挙げたあとではあるが、大きな修正をした方がいいだろう!

ワイの考え!(`・ω・´)

17 :
闇の戦闘は難しいですよね。
風切り音書いてみましたがかなり難しかった。

ギャグファンタジーお疲れさまです。

18 :
>>14
よろしくお願いします

>>17
ありがとう
しかし、瑕疵ってなんで投稿した後にしか見つからないんだろw

19 :
先進国韓国の技術。

韓国セブンイレブンの「無人店舗」が一般客利用可能に 静脈認証で決済
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171107-00000038-minkei-kr


中世ジャップランドは周回遅れ。

ローソン、夜間の無人営業なるか?弁当や総菜への無線識別タグ適用にめど 
http://news.livedoor.com/article/detail/13938156/


その他、日本の無人化技術。

人員削減進む大手銀行で 1人で対応する店舗が登場
http://news.livedoor.com/article/detail/13939293/

AIを活用した次世代型・無人型宿泊施設「Commune」が大阪にオープン!
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171125/Ignite_111285.html

20 :
仕事終わった。
夜間戦闘は難しい! スターライトスコープはぜひとも欲しい!
旧軍の夜間機動は1時間1キロが限度だったそうです。
地形の起伏が激しければ、もっと距離が短いのは言うまでもない。

21 :
>>13
コイツらは末端の兵士だからそんな高級品持たせてもらえなかったんです(震え声)

22 :
>>21
帝国海軍では、夜戦に備えて、夜間でも目が見える要員を育成していた!
特殊な訓練を行い、特殊なサプリメントを飲ませていたそうです。

23 :
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11152550271?__ysp=5rW36LuNIOWknOaIpiDogrLmiJAg44OT44K%2F44Of44Oz

24 :
>>21
(`・ω・´) 舞台が現代によく似た異世界の話なのかと頭に過った!(飲み過ぎて膀胱パンパンで震え声)

25 :
もし女性の方が見ていたら、山本明莉、倉持詩織、木津根真由の印象とかを聞いてみたい。
こんな、女子中学生いないよ〜とか。

26 :
みんな課題貰えていいなー
とはいえ今は遅々として進まない長編に集中しなければいけない時なので
毎日のように襲ってくる短編病と闘いつつキーを叩く日々です

そんな前々スレ>>116の私ですが
実は、相模さんに是非読んで貰いたい作品があります!
それは私の第一作! 
ワイ杯の時に相模さんに「次は長編を」と言われておりましたが、その長編! しかも女子中学生ものです!
この作品は相模さんのとは真逆の内容ですが、僅かでも参考になるものがあればと思います
どうか私のおっぱ…女子中学生小説を一度読んでみて下さい!
https://kasasagi.hinaproject.com/access/top/ncode/n9601du/

27 :
>>26
リアルな人間ではなく、アニメの顔が浮かんできますね〜。
コクる。これですね! 
>「でもさあ、今まで巴絵にコクってきた奴って一人もいないじゃん?」
台詞の使い方は勉強になりますね〜。
作品によっては、文体も変えていく。
日々勉強ですよね。

28 :
ムズガルド王国の人は、一度、固い作品で書いてみたらどうだろうか?

29 :
>リアルな人間ではなく、アニメの顔が浮かんできますね〜。
正にそれ!
この作品は脳内アニメを主題として書いたものです
それにしても、実は「お前!頭おかしいのか!」と怒られるんじゃないかとドキドキしていましたが、
ちゃんと読んで下さったみたいでホッとしました
これからも宜しくお願いします

30 :
>>25
一応女ですが、中学生だったの20年くらい前なんですけど、有効ですか。

31 :
>>30
自由君?(`・ω・´)

32 :
>>24
というかなぜカクヨムに投稿してると知ってるんですか? さして有名な作品でもないのに

33 :
>>32
え、ええええ!?
ワイや、ワイやがな!
なろうのワイや!
知らんはずないやろ、ワイやで!

さて、もう少し呑むか!(`・ω・´)

34 :
風斬り音の戦闘薦めてくれたのお師匠様なのにスルーだから拗ねてました。
が、多分見逃しているのだろう。
という事で、なろうの方を貼ります。
https://kasasagi.hinaproject.com/access/top/ncode/n2100ek/
風斬り音の戦闘は楽しいので、そのうちまた書いていきたいです。
あ、ういういしい男女もですね。

35 :
>>33
心当たりがありすぎて分かりません

36 :
>>30
有効です! お手柔らかに。

37 :
ワイさんのノリが時々わかんないw

>>32
冒頭の一行で検索かけたらすぐ出てきますがな

38 :
信虎や信洛を描くよりも遥かに、女子中学生を描く方が難しい。
任侠や極道、荒くれ者を描くのであって、そんな軟派なものが書けるか! という思いは
正直ありました。でもやってみて良かったと思います。

39 :
>>31
自由ですよ。元気してますよ。

40 :
>>36


@木津根真由
頭いい
可愛くない(可愛いと思っている)
いつも寝る前に等身大の姿見を見ながら、自分自身に話しかける

A山本明莉
美少女
背が高い、モデルみたいな体形、栗色のロングヘアに垂れ目が印象的なハーフ顔
大学生の彼氏がいる
(恐らく真由のことをばかにしている)

B倉持詩織
頭悪い
ショートボブにスラリと伸びた綺麗な脚、巧みなメイク技術が際立つ。 
パンティが見えそうなくらい、短い制服のスカートが男子の視線を釘づけにしていた。
本命の彼氏、Rは何人もいる
(同じく恐らく真由のことをばかにしている)

AとBはいそうですね。ただ、中学生でこんなにヤリマンな人いたっけなぁと思ったりもします。あと、この歳で早く初体験済ませたいと思ったかな。
せめて20までには初体験済ませたいとは思ってはいましたが。今風の子はやっぱり考えるのも大人なのかなと思いました。

@はなかなか個性的なのでなんとも。ただ、ここまで勘違いしているとAやBの部類からは嫌われそうですね。中学生は悪口すごいですからね。

なんか大した意見が言えないな、と書いてみて思いました。そういうわけで、相模の国の人さんすみません。

あと、どうでもよいところが気になりました。

オロナミ○Cを挿れるとは、飲むほうから挿れるのか。それは、未開封の瓶を? 栓のところがあっていたそうだなぁ。では底から?
処女であれを底から挿れようと私だったらするだろうか。飲み終えて栓のないオロナミ○Cだったら、飲むほうから挿れてもいいような気がする。
私だったらなにを使うかな。ペンくらいからはじめるかもしれない。なんせ中がどうなっているか自分でもわからないところに挿れるのだから。

余談。

友だちとやってたのが、キスマークのつけ方の練習でした。自分の腕の内側につけて練習しました。

彼氏いる人は首にいっぱいキスマークつけられてましたね。体育とか
で着替える時に脱いだら胸のところにすごいキスマークがいっぱい付いているとか。

あと青姦の話。公園のベンチでしたけど、中に土が入ってすごく痛かったとか。

以上です。

41 :
 ――大正二年 東京

 通りの両脇に延々と店舗が軒を連ね、買い物客で賑わう。そんな華やいだ道を私(わたくし)は抜けていきます。
 比較的新しく造られた区画だけあって、通りには洋風の建物ばかりが立ち並びます。ぽつぽつと立つガス灯は、昼日中ということもありまして、今はそのお勤めを果たしてはおりません。
 ですが、街づくりに携わった方々が、いたく景観に拘ったと見えて、随分と瀟洒な造りをしているものですから。灯りをともさず只立っているだけでも、ずいぶんと目を楽しませてくれます。
 尤も、洋風、わけても英国風の文物が、我が国ならず世界を席巻して久しく、決して珍しい光景というものでもありません。
 地方の田舎ならいざ知らず、ここは帝都東京であるのですから。とっくのとうに、西洋の先進的な文化は根付き花開いておりました。ばかりか、独自の進化を遂げたと言っても良いでしょう。
 我が国はどうも、素直かそうでないかが判然としない国でして。古くから、海を渡ってやってくるモノを抵抗なく受け入れたかと思えば、何故だか自分の国独自のモノにアレンジするきらいがありあした。和洋折衷という言葉は、正にその気質を端的に表した言葉でありましょう。
 例えばそう、私の本日の装い。赤の着物に紺の袴、これに黒の編み上げブーツを併せ、手には日除けのために菖蒲色の和傘を握っております。
 何だ、和洋折衷と言っても、洋はブーツだけではないか。一見すれば、そのように言われかねませんが、実はこの和傘も唯の伝統的な和傘ではありませんでした。
「一昔前は、このような装いをハイカラと呼び習わしたのだったかしら?」
 私はちょんと自身の着物の袖を摘まみながら、そのように呟きます。そう確か、私の母が娘の時分には、ハイカラと呼ばれて持て囃されていた筈です。
 ですが、それも今は昔、現在では何の変哲もないごく自然な服装となったものですが。

 などと、物思いに耽っておりますと、ふっと、急に辺りに影が差します。ごうん、ごうんと、お腹の底にまで響くような重低音が空から降ってまいります。
 私は手に持つ傘を下ろしますと、柄の部分にある釦を押しました。ぷしゅっと蒸気が噴出したかと思いますと、かたかたかた、小気味良い音を立てながら、傘が畳まれていきます。
 仰ぎ見た空には、巨大な物体が悠々と浮かび上がっていました。それは、さながら巨大な卵の化物のようであります。この卵の化物に、随所に巨大な竹蜻蛉が引っ付いているような造形。
 ……いえ、時折噴煙を吐き出す様を見れば、空飛ぶ鯨のような化物と言った方が正鵠を得ているかもしれません。
 あれぞまさしく急加速する人類文明発展の象徴――蒸気機械技巧の粋を集めて製作された飛行船です。

 飛行船といえば、黎明期においては今ある蒸気機械式だけでなく、水素式の飛行船も存在したらしいのですが、蒸気機械が世に出てからは、一気にその立場を奪われることになりました。
 いえ、立場を奪われたのは、何も飛行船だけに限りません。世の多くのものが、蒸気機械にその地位を譲ることとなりました。地上に視線を落とします。

 通りの中央に設けられた車道には、もくもくと白煙を吐く車。馬が引く馬車でもなければ、人が引く人力車でもありません。
 ゴーンと、一際大きな音がしたかと思いますと、十二の位置で長針短針が合わさった時計台の文字盤がガタガタと開かれ、中から人の娘やらリスやら鳥やらの人形が飛び出して、くるくると回り出します。
 ガチャンガチャンと少々小うるさい音を立てているのは、五階建ての建物に設置された外付けのエレベーターです。
 これら全てが、蒸気機械を動力として動いているのでした。

 今や世界を席巻した蒸気機械、これが発明されたのは、今からおよそ二十年前の英国。まだヴィクトリア女王の治世中であった頃。
 この時、一人の天才が現れました。名を、エドワード・ラムゼー。当時、まだ二十過ぎの若者でした。
 時計職人の息子として、店を継いだばかりのラムゼーは、当時発明されたばかりの蒸気機関に注目します。彼が特に注目したのは、タービン式の蒸気機関でした。

 蒸気タービンとは、蒸気の持つエネルギーを、タービンと呼ばれる羽根車と軸を介して回転運動へと変換する外部機関のことです。
 時計職人として、細かく精密な歯車などの部品を手掛けてきたラムゼーの目には、この蒸気タービンが大層魅力的に映ったようでした。

 彼は、時計職人として培った技巧を元に、蒸気タービンを動力とした、極めて精巧かつ力強い機械仕掛けの発明品の数々を世に送り出しました。そして、世界は一変することになったのです。
 蒸気革命、あるいは、ラムゼー革命と、この変化は呼ばれることになりました。

42 :
 たった一人で、人類史を百年早めたとさえ言われるラムゼー。
 地元英国の人々は彼のことを、賢者を意味するワイズマンと呼び、技術者を貴ぶ独逸では、名匠を意味するマイスターと呼び、ここ日本では何故か、英国での呼び名ワイズマンの頭二文字を取って、ワイ先生、ワイさんなどと呼ばれています。
 ちなみに私は心の中でいつもワイ師匠と呼んでいます。口に出すことはありませんが。
 何故、ワイ師匠という呼び方をするかといいますと、実は私、蒸気機械の製作に携わる蒸気機械技工士になるのが夢であったので。心の師としてそう呼んでいました。
 
 目当ての店に到着しました。本屋さんです。店に入ってすぐの一番見立つ台の上に、一種類の本が平積みにされておりました。表紙には四十ばかりの西洋人の横顔の写真がでかでかと印刷されています。題名は『ワイの全て』。
 ……確か原題を直訳すれば、『ワイズマン技術大全』とでもなるはずなのですが。どうなのでしょう? まあ、分かりやすい邦題ではありますが。
 これは一年半ほど前、ワイ師匠が後進育成のためにと、自らの技術を惜しげもなく記したとされる技術書です。本日、日本でもようやく翻訳本が店頭に並ぶことになったのでした。
 私は不審者の如く左右に視線を走らせます。近くに知人がいないのを再三確認しますと、平積みされた本の山から、頂点にある一冊を抜き取ります。
 本を胸に抱くようにして、そそくさと店主のおられるカウンターへと向かいました。
「いらっしゃい」
 私を認めた店主は、しわがれた声を出します。私は手にした本を、そっと店主の方に差し出します。
 受け取った店主は表紙を見て、次いで私の顔をまじまじと見ます。
「……お嬢さんがこの本を読むのかい?」
「いいえ。父にお使いを頼まれまして」
 私がそのように返しますと、店主はそれでも観察するような目で私の服装を見やりました。そうして訝し気な表情を浮かべるのです。
「父がパトロンとして援助している技工士のためにと、買い与えるそうなのです」
「ああ、なるほど……」
 ようやく店主は得心顔になりますと、本の会計に移ってくれました。私はほっと胸を撫で下ろします。
「三円二十銭だよ」
 私が五円札を差し出すと、店主は『どうも』と言って、お釣りを私の手に握らせて、本を紙袋の中に入れてくれます。私は手早くその袋を受け取るや、またしてもそそくさと店を後にしました。

 それから先のことは余り覚えておりません。どのようにして家路に就いたのやら。ついに『ワイの全て』を手に入れた興奮から、平静ではなかったもので。
 まあともかく、どうにかして、家路に就いた私は、『勅使河原』と表札のある門扉を抜けて、庭師の手入れの行き届いた庭も抜けて、邸の勝手口からこっそりと入ったのですが……。
「あら、お嬢様。お出掛けだったのですか?」
 折り悪く、女中の一人に見咎められてしまいます。
「ええ、ちょっと……」
 私は言葉を濁しながら、その女中の横を抜けました。足早に自分の部屋へと向かいます。そうして、購入した本を紙袋ごと、お布団の中へと潜り込ませました。当座の隠し場所として。
 ……世間の考えでは、女性が技術職につくことに否定的な風潮があります。ましてや、勅使河原子爵家の娘ともなれば尚のこと。
 蒸気機械技工士は、世間で低く見られる職業ではありません。むしろ、高い評価を受けるでしょう。しかし、華族の出の者が就く仕事とは考えられておりません。華族の役目としては、技工士になるのではなく、技工士のパトロンになる方が真っ当な在り方でしょう。
 ですが、それでも私が、蒸気機械技工士になりたいという密かな夢を抱いておりました。
 その夢の切っ掛けは、私が十歳の時に帝都美術館で開催された『ワイ展』にありました。お父さまに連れられて行った『ワイ展』で私は、蒸気機械の美しさに魅せられたのです。
 展示されていた蒸気機械の内部構造は、これでもかと無数の部品によって構成された複雑なもの。
 にもかかわらず、唯一つの無駄もない。過不足なく、在るべきものが在るべき場所に収まっている。その全てが見事に調和し、連動している。そんな見事な機能美に、素人目でも圧倒されるまでの美しさを感じさせられたのでした。
 以来私は、自分の手でその美しさを再現したいという思いに囚われているのです。
 一先ず『ワイの全てを』を自室の寝台に隠した私は、平静を装って午後の予定を消化していきます。
 しかし、実際には平静には程遠く、気がそぞろになっていたようで。
 通いのお琴の先生に教わっている時、夕食時家族と団欒している時、先生やお母さまから『今日はいったいどうしたのか?』と、問われる始末でした。

43 :
 夕食も済ませ、夜も更けていき、入浴も済ませました。後は自室の寝台に潜り込んで眠るばかり。ようやく、『ワイの全て』に目を通す機会が巡ってきました。
 小型のランプに火を灯しますと、部屋の電気を消してしまいます。寝台に入ると、すっぽりと頭の上まで布団をかぶって、その中にランプを引き込みます。万一にも灯を漏らして、事が露見しないように。
 とくん、とくんと、胸が高まります。私はついに『ワイの全て』の表紙を捲りました。食い入るように記された文字を目で追っていきます。
 中身は、翻訳された日本語でありますし、分かりやすいよう所々に挟まれた図解もあります。それなのに、まるで異国語で記された本を読んでいるような心地になります。
 専門書だけあって、とても難解でありました。一度読んだだけでは理解が追いつきません。なので、同じ頁を一度、二度、あるいは三度と根気強く読み返します。そうして何とか噛み砕いて自分の中に落とし込みますと、次の頁へと移る。
 私の中にある情熱がために、困難さの前に心折られるということはありません。しかし、読み進めるのが遅いあまり、まだ然程読めていないのに、時間ばかりが過ぎていきます。また比例するように、肉体的には疲れと眠気が蓄積されていきます。
 どれほど時間が経ったことでしょう? もう夜もとっぷりと深くなり、誰もが寝静まる時間であるのは疑いようもありません。
 先を読み進めたい気はあれど、うつらうつらと睡魔に引き込まれます。瞼が重く、ともすると深い眠りに落ちてしまいそうになる。それでも読み進めようとはしましたが、ついには限界が訪れ、瞼を閉ざしてしまったのでした。

『――――君。――河原。勅使河原君』
 自分の名を呼ぶ声に、目を開きます。その声がする方を振り返り、『あっ』と、思わず声を漏らしました。
 視線の先には、『ワイの全て』の表紙を飾る写真と同じ顔。そう、彼のワイ師匠がいたのです。
「やあ、こんばんは、勅使河原君」
「こ、こんばんは」
 この段になって、どうやらこれが夢らしいことに私は気付きました。突如目の前にワイ師匠がいることはおかしなことですし、何より彼が日本語を話していることが決め手でありました。ワイ師匠が日本語を操るなど、聞いたためしもありません。
「これは、君の手掛けたものだね、勅使河原君」
 そう言って、ワイ師匠が掲げて見せたのは、蒸気機械式の和傘でありました。私が普段使いしているものではありません。ワイ師匠の言う通り、私がばらした市販品を手本に自作したものです。
 思わず顔が紅潮してしまいます。碌な知識もないまま作ったそれは、真っ当に作動しない失敗作であったので。
「まあ、何だ。勉強不足と言わざるを得ないね」
 夢の中とはいえ、尊敬するワイ師匠に酷評され、私は俯いてしまいます。
「ああ、落ち込むことはない。誰では最初はそうだ。それに、君の手掛けた傘には見るべき所もある」
「えっ?」
 私は思わず顔を持ち上げて、ワイ師匠を見詰めます。
「技巧は未熟なれど、一つ一つの仕事は丁寧だ。日本人らしさだな。彼の国の職人は皆、丁寧な仕事をする」
「本当……ですか?」
「本当だとも。然るべき知識と技術を身に付ければ、君は技工士になれるかもしれない。……しかし、真に一流になりたければ、本場倫敦を訪れないとね」
 その言葉に目の前が真っ暗になる心地を味わいます。
「そんな……。本を買うのでさえ隠さないといけないのに。留学だなんて……」
「何だね? 世間の常識やご家族が許さないとでも?」
 私は無言で首肯します。
「つまらないことを言うのは止めたまえ。君、蒸気機械の中身は何でできていると思うのかね?」
「えっ? それは、蒸気機関と歯車などの部品で……」
「ちっち! 違うな。君、蒸気機械の中身は浪漫でできているのだよ! 浪漫の前では、下らない因習などどれほどのものだろう! ……ああ、夜が明けるな。お別れだ」
 その言葉と共に、ワイ師匠の輪郭がぼやけていきます。
「わ、ワイ師匠待って……!」
「勅使河原君! 君が真に蒸気機械技工士になりたくば、浪漫を追い求めたまえ! 常識などに囚われるな! ……倫敦に来ることになれば、是非便りをくれ給え」

「……ワイ師匠!」
 ばっと体を起こします。布団がばさりと寝台から落ちました。カーテンの引いた窓からは、眩しい朝日が差し込みます。
「夢……」
 私は視線を下げます。そこには、本の表紙に写されたワイ師匠の横顔。
「……ワイ師匠、いつの日か必ず、倫敦でご挨拶させて頂きます」
 現実に叶うかは分からない。それでも私は本気でそう呟きました。いつの日か、ワイ師匠のいる倫敦に留学する。そう決意した十五のある日の朝でした。

44 :
リーマンです。課題作品、スチームパンクになります
ワイさん、評価お願いいたします。

45 :
>>41
誤)ですが、それも今は昔、現在では何の変哲もないごく自然な服装となったものですが。
正)ですが、それも今は昔、現在では何の変哲もないごく自然な服装となったものです。

>>43
誤)小型のランプに火を灯しますと、部屋の電気を消してしまいます。
正)小型のランプに火を灯しますと、部屋の灯の方は消してしまいます。

読み直していますと、おかしな箇所がありましたので、訂正願います。
特に下の方です。
どうして電気があるんだよ! 俺の馬鹿!

46 :
>>44めちゃくちゃ笑いました!
発想も凄い!
手傘がスチームパンク!
流石です。
何故か勅使河原作者は励まされました!
ありがとう!

47 :
>>46
これは、これは、勅使河原子爵閣下!
お褒めの言葉を頂戴し、恐悦至極に御座います。

……勝手に名前を借りちゃったw
主人公の名前考えずに書き進めて、あれ何にしよう? と思って、
最初に出たのが、てっしーの名前だったのよ

48 :
>>8-10
神様に不可能はない!
自転車のブレーキが効かずにトラックに撥ねられて亡くなった主人公!
相撲に夢中になっていた神様の手違いで相撲取りの意識の中に取り込まれた!
その後は悲劇にならず、喜劇のような展開で物語は進む!

笑い所がわからない!
主人公は不幸な亡くなり方をしていて、
更には神様のよくわからない事情で相撲取りの意識の中に放り込まれた!
その後は記憶の掃除と云う情報が突然に刺し込まれ、相撲取りの子供の記憶と何やら絡み始める!
最後は神様に授けられた魔法を使ってトラウマを消し去り、土俵際での踏ん張りが出来るようになって話が終わった!

この話は設定に凝り過ぎたせいで個々のエピソードが薄くなった感がある!
相撲取りの中に取り込まれた主人公!
相撲取りの周囲を取り巻く連中との遣り取り!
相撲取りの記憶の中での主人公の行動!
合間に神様がちょこちょこと挟まれて、
それらが連動して物語が進んでいく!
三レスの分量では考えられないような人数が登場する!
結果、どれもが薄味となって三レスを消化してしまう!
主人公の中学生よりも神様の方が目立っていた!
神様の視点で話を進めても良かったように思う!

凝った設定が災いして笑う前に話が終わってしまった66点!(`・ω・´) 課題クリアならず!

49 :
>>34
ちょっと長いので後に回す!(`・ω・´)

>>37
ナイス種明かし!(`・ω・´)b

50 :
>>41-43
>〜何故だか自分の国独自のモノにアレンジするきらいがありあした。
(「ありました」ではないだろうか!)

楚々とした語りが大正ロマンをそこはかとなく語っていた!
虚実を取り入れた丁寧な書き方が目を引く! 読み応えもある!
物語の導入部と云う感じで続編が容易に頭に浮かぶ!
これも緻密に作られた成果と云える! 所々に挟まれたユーモアは
肩肘を張らないで書かれたことを仄めかしているようだった!
余談ではあるが平積みの本は真上を取らず、間に挟まれたところから抜き出す派がワイである!

スチームパンクとしての魅力は語りの中にとどまって少し物足りなさを覚える!
筆力と内容で中々に読ませる作りになっていて相変わらず卒がない!
穏やかな語りで話をとんとん拍子に進めることは悪くない! 物語の起伏の為に一波乱あれば尚よかった!

三レスに思えないくらいに内容が詰まった物語にワイズ、ワイが称賛に値する点数を贈る74点!(`・ω・´) 悠々と課題をクリア!

51 :
>>47勅使河原蔦子のご先祖様だったのかも。

課題クリアおめでとう!クリア確信してた!

>>49
では蛇足感が強い所を削っておきます!
(風切り音戦闘)

52 :
……あれから5年過ぎた。今俺は中東の戦場にいる。都市の奪還戦。最終攻略。仲間たちは先に拠点に仕掛けて、俺の部隊が迂回して後方から叩く。
昼から始まった戦闘は、新月の夜になっても続いている。最終だけあって、敵も必死だ。俺はゆっくりと闇を這う。焦らずに進む。
親父は2年前に死んだから、『焦るな』と言ってくれる奴はいない。

視界がブラックアウトした。暗視ゴーグルの故障か? いや、外部からも音が消えた。代わりに悲鳴。かけ声。停電か。いや、これは電磁パルスだ。
範囲はわからねえが、使った奴がいる。外は新月の闇で、敵も味方もお手上げだ。銃声がやんだ。かけ声だけが響いている。膠着状態に入ったんだ。

ひゅっと風切り音がした。
直後にくぐもった唸り声。人が死ぬ時に出す。声は後方、仲間のものだ。

風切り音と唸り声が続く。襲撃。だが建物内、しかも闇の中では銃は封殺される。全員分かっている。だから声をあげない。だが、ひゅっという音は止まない。

暗黒の中、味方がなすすべもなくやられていく。酷い状況だ。けど、なんだこれは?ひゅっという音。懐かしい音だ。

俺の部隊は6人。5人目がやられた時、俺は闇に向かって口を開いた。
「周防か?」「……」返事は無い。

代わりにがつん、と衝撃。どこだ。顎だ。顎を蹴られた。闇を俺はごろごろと回る。背が壁につく。俺は床に腰をおろしたまま、脚を緩く曲げて、右手で小銃を構える。

この音。風切り音の主は周防だ。闇の中。あいつは俺を切るのではなく、蹴った。やれたはずだ。また、ひゅっという音。今度は近い。長物による斬撃。
軌道は、そうだ。俺の手首だ。奴の目的が俺の始末ではなく、無力化なら、銃を持つ手首を狙う。
だから俺は銃を握る手首を、くいっと曲げてグリップの底に左手を添えた。衝撃に備えるためだ。

がん! というでかい金属音。銃身と刀身がぶつかって、火花が散る。綺麗な花だ。

俺は闇に脚払いをする。刃の軌道、衝撃と火花の角度。そこから推測される二の足に、脚を絡め、倒し、馬乗りになる。 柔らかい弾力。女。周防。
闇の中で長物相手に馬乗りは自殺行為だが、それは相手に『殺意』がある場合だ。胴体、肩から推察されるそれ。柄を握る腕を極め、長物を奪い、遠くに放る。

改めて訊く。
「周防だな。久しぶりだ。俺の仕事を邪魔しに来たのか」「……」
返事は無い。俺もこいつを潰したくはないが、仕事だ。腕を潰して、首を絞め、気絶させよう。
「あんたを止めに来たの」久しぶりの周防の声だ。
 俺は何故か胸がくすぐったくなった。言葉を出せない。
「志摩、あんたがここを攻略するって、闇社会で情報を得た。この先を守っているのは、勅使河原蔦子。あんたじゃ勝てない。確実に死ぬ」
「周防、お前は優しいな」 闇の中で、口元が緩んだ。本当にいい奴だ。そして不器用だ。俺を止めるためだけに、電磁パルスを使って、部隊も壊滅させた。
部隊のやつらとは付き合いは長い。不憫だがハプニングで死ぬのも仕事のうちだ。勅使河原蔦子か。その筋では有名な女だ。部隊は俺1人。
退くか進むかなら、退くのが適当だろう。が、これは最終攻略だ。俺があの女を引き付けているうちに、表の部隊が全体を制圧すればいい。そうだ。俺は進むべきだ。

「だがこれは仕事なんだ」俺はそう言って、周防の顔部分に手のひらを伸ばした。真っ暗闇の中だが、女の匂いにあたりをつけて、出来るだけ優しく触れる。
手のひらの向こうの頬が、一瞬の硬直を示した。親指を顎の下にかけ、上を向かせる。左の手で手刀を頚に打ち下ろす。おそらく動脈に命中。対象は気絶。
 
……悪いな。周防。殺意の無いお前は弱い。

脱力する周防の頭を手さぐりで撫でる。髪が随分と長くなったな、と思う。戦場の埃にまみれているが、手触りの良い髪だった。

俺は周防から離れて、進行方向に耳を澄ませた。何も感じない。だが、この闇が地続きする先には、最強の女、勅使河原蔦子がいる。
俺はひとまず、手持ちの装備を手さぐりで確認することにした。

53 :
>>52
蛇足と思って削った部分です。
そのうち加筆して、勅使河原蔦子対志摩軍旗編を作りたいと思います。

54 :
>>44
さすがです。
相変わらずの澱みのない流れるような文章についつい引き込まれてしまい、最後まで一気に読み切ってしまいました。
テッシーが出てきた時には、あれ?これ書いてんの誰だっけ?と一瞬戸惑いましたが。
ワイズマン→ワイ師匠には笑いました。「ワイのすべて」で何故か、昔見た「中年愛」というホモ写真集を思い出しました。
内容はどう見ても物語のプロローグですが、それだけで余裕の74点とは恐れ入ります。
ぜひこの続きを長編で。楽しみに待っています。

55 :
>>48
厳しい点数ですね
まだまだ先は長いです
ありがとうございました

56 :
ところで皆さんに質問ですが
『ギャグ』と『コメディ』は違うものなのでしょうか
先日からワイさんの課題に対して自分ならどう書くかと妄想を膨らませているのですが、この点でちょっと引っかかっています
ギャグというからには一発ギャグ的なフレーズが不可欠なのか、あるいは馬鹿馬鹿しさがあればいいのか
「てっちょんぴー」や「魔人すっぽんぽん」などの作品もギャグとして分類していいのか
「なーんちゃって」という言葉は明らかにギャグだけど、作品自体はギャグと言えるのか
それとも『ギャグ』と『コメディ』は同じものと考えていいのか
皆さんのご意見をお聞かせ下さい

57 :
>>55
ファイト!

58 :
おそようございます。リーマンです。

>>50
74点! ありがとうございます!
物語の起伏……仰る通りですね
厳しい母親の下りとか入れようとしたのですが、三レスに収まりませんでした
どうも自分は長々と書いてしまう癖があるようで
三レス短い、ワイスレの一レスもっと短い
……どうでしょう? 次のワイスレは特別に四レスにしませんか?

冗談です。四レスが30作品も投稿されたら、ワイさんが過労死してしまうw


>>51
ありがとう!


>>54
ありがとうございます
なろうでアップしてポイントが多ければ、短編詐欺を考えてもいいかもしれないw

59 :
>>58
ワイスレではなく、ワイスレ杯の間違いですね

>>55
ガンバ!

>>56
ギャグ:話題や行為の最中に挿入する短い言葉や仕草などで、滑稽な効果をもたらすものを言う
コメディ:人を笑わせることを主体とした演劇や映画、ラジオやテレビのドラマ作品や、それらのなかの笑いを誘うやりとりを指す
バイ、ウィキペディア先生

一発ギャグとも言いますし、ワンセンテンスがギャグ
作品全体がコメディではないでしょうか?

60 :
ギャグファンタジー書いたの誰でしたっけ?
目標点には届きませんでしたが、課題に取り組むことに意味がありますから!
私は前回二つとも届きませんでしたけど、意味はあったと思ってますよ。

リーマンさんおめでとうです。課題クリアしていくたびに、焦る。けれど、今書いてるの、自信ないです。そもそも自信ある時などないんですよね。
相変わらず読みやすい。参ったな。

61 :
>>>6
本人なのですが私だけワイさんに無視されているのですが・・・・
忘れていいるならあらためて評価お願いします
点がつくという触れ込みに惹かれて曝したんでお願いします。



62 :
>>59
さっそくのレス有難うございます

うーむ
ということはやはり『ギャグ』作品を書けと言われた場合には、そういうフレーズが不可欠ということになるのかな
あるいはギャグ的な動作だけでもいいのか
それなら、以前ここで書いた汰鞍馬漢研究室の金髪モヒカンの話などはギャグ作品と言えるのですかね

63 :
ギャグはワンセンテンス。
コメディはコントみたいな喜劇。

かなあ。

苦しかったけど、初々しいカップルって書きあげた時の達成感と疲労感が半端なかったです。

登山みたいな感じ。

初々しいカップル、ライフワークにしようと思います。

64 :
リーマンさんスゴイ!
私など、足元にも及びません。手練れですね! 尊敬します!

65 :
>>60
自由さんかな? ありがとう。自由さんも頑張って
ギャグファンタジーは、お名前は分かりませんが、
私が即興で書いた『猿の手』の後に、『孫の手』を書かれた方ですね

>>62
ギャグ的な動作だけでも、それが効果的に滑稽さを演出するならOKかと
短い言葉や『仕草』などで、滑稽な効果をもたらすもの、なので

66 :
>>64
相模さん、ありがとうございます
いえいえ、そんな大層なものでは

67 :
>>63 >>65
有難うございます
私も色々なものに挑戦してみようと思います

68 :
>>40
有難うございます! この小説を執筆するに当たって、妹の経験を参考に致しました。
ハッキリ言って、そんなに美人ではないのですが、「あたしはオトコで不自由したことがない」というのが口癖で
処女の友人が居れば、「あいつはまだ処女だし」って見下していたのを昨日のように思い出します。
多分、38さんと同世代だと思います。チュッパチャプスの下りも、妹の経験が生きています。

キスマークの話は今後に生かしていきたいと思います。また、感想など戴けましたら、宜しくお願いします!

69 :
リーマンさんの文章の丁寧さは見習うべき点でして、幸田文先生の丁寧さに通じるところです。
情景描写の緻密さは特に素晴らしい!

>通りの両脇に延々と店舗が軒を連ね、買い物客で賑わう。そんな華やいだ道を私(わたくし)は抜けていきます。
 比較的新しく造られた区画だけあって、通りには洋風の建物ばかりが立ち並びます。ぽつぽつと立つガス灯は、昼日中ということもありまして、今はそのお勤めを果たしてはおりません。

↑いい文章です。

70 :
>>67
ギャグファンタジーはたかもりさんだったのですね。お互いにファイトです。

71 :
ギャグファンタジーを書いた前スレ>663です

>>57>>59>>60
ありがとうございます
予想以上に厳しい点数に脱力しております

>>70
いえいえ、たかもりさんではないです
この点数ではたかもりさんに失礼になってしまいますw

72 :
>>70
違います違います
誤解させてしまったようですみません

73 :
すいません。勘違いしちゃって……。

74 :
【ワイさんから与えられた課題】
自由君 
エロと猟奇と恋愛が得意なので体育会系の物語に苦手意識があるように思う! トラック競技での選手達の熱い戦い等!

タイトル『負けられない戦い』

 一ヶ月前のこと、ずっと好きだった部活のコーチに告白した。
「次の県大会で優勝したらキスしてやる」
 コーチはそう言うと、頭を撫でた。
 負けられない戦いがある。私の場合、県大会がそれだった。

 高校二年生最後の県大会。
 今、私は市内にある陸上競技場にいる。
 出場種目である四百メートル走の決勝戦まではもうすぐだ。
 痛いほどに太陽の光が降り注いでいる。
 ジリジリと日焼けした皮膚がさらに焼かれる。けれど、そんなことはどうでもよかった。
 今日は運命の日、自分の力を出し切る。優勝して、コーチに勝ったことを報告するのだ。

 実を言うと、コーチは今日ここにいない。長期入院している彼の母親が体調を崩し急遽病院へ行くことになったのだ。仕方ないと思う。もちろん側にいてくれたら嬉しいけれど、そんなことで気落ちする私じゃない。

 張り詰めた空気の中、念入りに柔軟を行なうと深く息を吸い込んだ。
「道香さん」
 名を呼ばれ、振り返った。仁王立ちしている姿が視界に入る。日焼けで真っ黒な肌色の彼女は羽根高校の佐野さんだ。ライバルである彼女とはいつも良い勝負をしている。これまで三勝三敗。
 そして今回、彼女も決勝戦に出場するひとり。
 湧き上がる闘争心。
 強敵ね……でも、優勝は譲れない。
 闘気を覆い隠すように、にっこりと笑ってみせた。
「佐野さん。なんですか?」
「道香さん、私ね。今日はどうしても負けられないの。だって、最後の大会だから。覚悟しておいて」
 睨みつけるような視線を真正面から受け止めた。
 落ち着き払ったまま言った。
「それはこっちのセリフです。負ける気なんか毛頭ありません」
「ふふ、言いたいこと言っていればいいわ。私は勝つ。勝利の女神がそう微笑みかけているの。嘘じゃないから」
「佐野さん。随分と自信があるんですね」
「ええ、勝つ予感しかしないのよ。ふふ、じゃあね」
 手をひらひらさせながら去っていく背中。私は握りしめる手に力を込めた。

75 :
 ーー負けられない。絶対に。

 数刻後、
「次は四百メートル走、決勝戦です」
 アナウンスが流れた。

 ーーとうとう来た。

 スタートラインの少し手前に立つ。
 騒めく観客たちの歓声。八名の選手がレーンに並んだ。
 内側のレーンの選手から順に名前と在籍高校を読み上げられていく。
 隣の右前方には佐野さんの姿。余裕を見せつけるように観客席へ手を振っている。その顔は満面の笑み。
 それを見ていたら、一層やる気が出てくる。
 ……負けない。何が何でも勝ってやる。
 この一ヶ月間追い込みをかけた。自分なりに懸命にトレーニングした。
 気持ちがたかぶりゾクゾクする。
「On your marks」
 スターターの合図に従い前へ出た。
 白いラインの手前で立ち止まる。
 目を閉じて、すぅっと息を吸って吐く。追い風が吹いている。いい感じだ。
 スターティングブロックに足をかけクラウチングスタートの姿勢に入った。
 ドクン、ドクン、ドクン、……トクンーー
 感覚が研ぎ澄まされていく。
 周りの声がひどく遠くに聞こえた。
 大丈夫。いつものように走るだけーー
「Set」
 前脚と両腕の三点に均等に体重をかける。
 これは……自分との戦い!
 コーチの笑顔が脳裏をよぎる。
 パンッ!
 鳴り響くピストル音にすばやく反応し、ブロックを蹴って飛び出した。深い前傾を保ち、力強く腕を振って前へ踏み出す。空気を切るように走りだす。出だしは好調。
 だけど、ずば抜けて速い選手がいる。佐野さんだ。彼女は序盤の勢いが凄まじい。他の選手と距離を広げていく。
 ーーでも、抜いてやる。
 ぐんぐんとスピードを上げていく。私は中盤の追い上げに自信があった。実際に、後半三人をごぼう抜きした経験もある。
 頭で考えながらも全力疾走。集中は一切、途切れていない。
 ーー大丈夫。いける。
 軸を保ちながらコーナーを回る。スピードを落とさぬままさらに加速した。筋肉が滞りなく機能している。十分に温まった筋肉の動きは良好。
「はっ、はっ」
 息を吸っては吐く。フォームを崩さず、力みすぎないように
 持つ力を最大限に発揮できている。
 ーー勝ってやる! 絶対に!
 佐野さんとの距離が縮まっていく。
 ーー追い抜く!
 さらに強く足を踏み込んだその時だった。靴紐の緩みを感じた。見ると片方の靴紐が切れている。
 嘘、そんな。
 緩みで上手く踏み込めない。靴紐の締め付け感がなくなっていく。
 ……だめだ。脱げちゃう。
 次の瞬間、右足の靴が飛んでいった。
 バランスを崩して転倒しそうになる。それでも、何とか堪えた。速度を落とさないよう必死にもがく。
 靴が脱げたため、いつものように地面を蹴り上げることができない。この状態で、走り切らねばならない。
 こんなこと……ありえない……どうして。
 昨日の夜、靴の点検は十分にしていた。靴紐も一昨日変えたばかりだった。
 コーナーを曲がる。前を行く佐野さんがチラリとこっちを見た。意味深な笑みを浮かべた。
 まさか……。
 つい先ほどの記憶が蘇る。陸上競技場の更衣室から彼女が出てくるのを見た。佐野さんの高校が使う更衣室は私の高校とは別だったはずだ。不思議に感じながら、部屋へ戻るとシューズバッグのチャックが少し開いていた。あれっと思った。
 今彼女の笑った顔を見て確信した。
 佐野さんが靴紐に小細工をしたのだ。
 ……ひどい。
 悔しくてたまらなかった。けれど、証拠はない。全ては自分の責任。もうどうすることもできなかった。

76 :
 心が乱れていく。足ももつれそうになった。
 だめだ……負ける。
 走りながら、泣きそうになる。
「道香!」
 え……。
 声援に混じって聞こえた声。
 この声はーー
 顔を上げた。信じられなかった。コーチがいる。私に向かって両手を振っていた。
「道香! 走れ! もっと! もっとっ! お前ならいける!!」
 懸命に応援する彼の姿。
 大急ぎで駆け付けてくれたのだろう。
 嬉しかった。
 心が熱くなっていく。
 大好きなコーチ。
 来てくれたんだ。嬉しい……すごく嬉しい。
 走る楽しさを教えてくれたのは他でもない。
 コーチだった。
 辛い練習の時も、負けて悔し泣きした時も、コーチは側にいてくれた。たくさん励ましてくれた。冗談だっていっぱい言ってくれてーー
 そんなコーチが大好きだった。
 私……負けたくない。
 ーー勝ちたい!!
 足を踏み込んだ。
 勝つって決めた。
 靴紐が切れた。だから、なに? そんなの関係ない。
 勝ってみせる。
 そして、コーチにキスしてもらうんだ!!
 走ることだけに集中する。
 序盤よりしっかりと腕を振り下ろす。上体を起こして腰を高く保ち、キック後の脚はすばやくたたんで膝をあげる。そして身体の真下へ着地させる。
 ラストスパートは、生理的な疲労によりピッチが低下する。それはどんなに優秀な選手でも同じこと。それは佐野さんにも例外じゃない。
 けど、私は違う。
 一歩踏み出すごとに加速していく。脚を極限まで速く回し、なすがままスピードを受け入れる。
 身体が軽い。あぁ、この感じ……走るって……気持ちいい!!
 佐野さんの姿が近くなる。
 隣に追い着いた。
 こっちを見た。視界の端に信じられないといった顔をする彼女。
 ゴールは目前。
 走るってことの意味。まだ全然理解してない。けど、これだけは言える。
 私、今、すごく楽しんでる!!
 グンっと彼女より前へ出た。そして、胸を突き出しながらゴールラインを走り抜けた。
 湧き上がる歓声。
 私が優勝したことを伝えるアナウンスが流れる。
 優勝したんだ……!
 スタンディングオベーションに包まれた。達成感が押し寄せてくる。
 佐野さんは、とても不機嫌な様子だった。しかめっ面でマネージャーに当たり散らかしていた。さぞ悔しかっただろう。不正したにも関わらず、負けてしまったのだ。
 けれど、自業自得だと思う。ズルをしてまで勝とうとする彼女に勝利の女神が微笑みかけるわけなどない。
 どちらにせよ私は優勝を手にすることができた。今日まで頑張ってきて本当によかった。

 そうそう、コーチとの約束だけど試合の後、誰もいない更衣室でキスしてくれた。……頬に。ガッカリした。てっきり口にしてくれるものだと思っていた。けれど、何も言えなかった。だって、彼は確かに約束を守ってくれた。

 それに、まだ私には残された大きな課題がある。

 一昨日、コーチから言われた。
「次の全国大会で優勝したら抱いてやる」
 コーチはそう言うと、頭を撫でた。
 負けられない戦いがある。私の場合、全国大会がそれだった。



77 :
>>68
妹さん、なかなかモテ子だったんですね。うーん。妹さんを見習わないと。
そんな私はこんな作品しか書けません……。

78 :
>>77
お疲れさまでした!
臨場感が素晴らしい。
でも自由さんぽい色恋。
素敵でした!

79 :
「増補・性と呪殺の密教」 正木晃
170位/722作品。日本語小説。
名著。チベット仏教に極めて詳しい。オウム真理教の裁判に識者として関わった仏教関係者による仏教解説本である。
ぼくが殺しを極めて悟りに至る「外道密教」、
性行為を極めて悟りに至る「左道密教」と呼んでいるものを包括して記述してある。
顕教、密教。雑密、純密。古訳、新訳。などの用語が格好いい。
九尾の狐とはダキニのことであり、ダキニについてはいまだよくわからないが、被差別階級の美女を指すらしい。
ダキニを妻として性行為を行う「無上のヨーガ」によって悟るのがチベット密教の一派であるという。
仏教の参考文献が豊富で助かる。

80 :
>>78
優しい。ありがとうございます!

81 :
>>34ではなく>>52なのか!

読み終わった! 何かが引っ掛かる!
内容を振り返ることで違和感を探り当てた!

男はクールに思える! 現状を把握する能力に優れていた!
勅使河原蔦子を最強と認めて尚も仕事と割り切って死地に向かおうとする!
この部分は冷静な判断が出来ていないように思えて少し間が抜けている!

女に止められても最初の方針を変えない! 仕事と割り切り、
最強の敵が待ち構えているところに赴こうとする!
その理由付けがされていないのでクールがフールに成り果てる!

ワイの感想!(`・ω・´)

82 :
>>74-76
>日焼けで真っ黒な肌色の彼女は羽根高校の佐野さんだ。
(肌色と云う色があるので「真っ黒な肌」とした方がいいだろう!)

>「次の全国大会で優勝したら抱いてやる」
(お姫様抱っこのような気がする!)

丁寧に書かれていた! 故に無心の走りには見え難い!
片方のシューズが脱げた状態で優勝を掻っ攫う!
決勝に残るような者達は等しく努力をしている!
ここまで抜きん出た成果を挙げられる理由がコーチからのキスであるのならば、
今までは大して努力をして来なかったことになる! しかし、それはあり得ない!
苦しい時にはいつも側にコーチがいて励ましてくれた旨が書かれていた!
その過程があって恋心が芽生えたとも云える!

ワイならば佐野の靴も脱げるようにする!
主人公と同じように靴紐が切れていた!
最後は競り合うが主人公が胸の差でゴールを駆け抜ける!
佐野は信じられない事態に暴言を吐く! マネージャーに八つ当たりをしてさっさと会場を後にした!
そのマネージャーはにやりと意味ありげな嗤いを見せる!
目にした主人公は全てを理解した! 日頃から佐野の厳しい言葉に晒された腹いせに靴紐に細工をしたのだと!

かなり都合の良い展開に少し納得し難いところがあった68点!(`・ω・´) 課題クリアならず!

83 :
twitterで丙三と兵伍の川中島のリンクを上げたのですが、プロの方が読んだらしく、
「「先頭の篝火が小さな火の玉のように見え、まるで地獄の修羅場に案内しているが如き光景であった」「いや、然(さ)にあらず。人とは外見ではない、大切なのは武士としての力よ、美麗で戦に勝てるなら、そういう者を集めればいい!」など恰好いい表現がいつぱいですね。」
というお褒めを言葉を賜りました! ウレシイ!

84 :
>>74-76
素晴らしい!!
過度な装飾がなく、運動女子らしい溌剌さとスピード感に満ちた文体がピッタリはまっています
書いてないのに、行間に迸る汗と弾む息遣いまで読めてしまいました。凄いです
なのに、読後感がちっとも爽やかじゃない!!!
さすが自由さんだw

ところで、「次の全国大会で優勝したら抱いてやる」ですけど
おいコラそれ淫行だろ、と最初は思いましたがハタと気が付きました
きっとこれはコーチの言葉ではなくて、主人公が自分でそう言って迫っただけなのでしょうね
そういうキャラだということまで読み取れる文章でした
改めてパチパチパチ(スタンディングオベーション)

85 :
>>81
ありがとうございます!
理由付けかあ。最終攻略の責任者。
生きる死ぬではなく、作戦が成功するかしないかで行動する
ハードボイルドな男の哲学を幼少からたたき込まれて。
勅使河原蔦子に負けて更に作戦も失敗するなら
撤退だけど、引きつけているうちに勝てるなら成功。
責任感のある志摩だから 馬鹿な男になる、みたいな感じです。
作品にする時はここら辺ちゃんと書きます。

86 :
>>81さん
いい加減にしてもらえます?
俺の後の人は普通に評価する癖に俺に作品にはふれもしない。
これです→>> 6
評価できないならそうはっきり理由を言ってもらえません?
一切触れもしないで人を馬鹿にしてるんですか?
マジで晒すスレを間違えた気がしてなりません!

87 :
>>76

>>「次の全国大会で優勝したら抱いてやる」
これがどういう意味なのか?
キスもほっぺだったしなあ。ぎゅっと抱き締めてやるだけとかかな
思わせぶりなこと言って、最低な野郎だなコーチ!

あるいは、抱いてやるが、主人公の思っている通りなら
淫行じゃないか! やっぱり最低な野郎だな!

とまあ、冗談は置いておいて
熱血系のスポーツ少女ものでしたね。ここに恋愛要素を絡ませたような
ワイさんの言う通り、一部ご都合主義はありますが、
キチンと課題通りの作風を描けていたかと思います


>>69
お褒めの言葉ありがとうございます、相模さん
緻密な描写とは、いやあ、嬉しいです

88 :
>>82
ありがとうございます。無心の走り。今後の課題とします。たしかに、靴脱げて優勝できるなら、普段常に一等賞ですよね。気づかない私。前後でエロを持ってくることばかり考えていました。
ライバルも靴脱げてそれがマネージャーの仕業。巧み!私には思いつきもしませんでした。
ご指導ありがとうございます。図書館行って陸上競技の本読んだり、動画見たり。実際に競技場へ足を運ぶとまた違う表現方法ができるのかなと思いました。
今回も勉強になりました。い、一応今回は……これで……課題に取り組むのをやめておこう、かな。現在、三回連続で課題クリアならず。

89 :
>>83
それは嬉しいですね! 励みになりますよね。これからも応援しています。

>>84
褒めてくれるんですか? 課題クリアしてないけど、嬉しいです。
ええ、そういうキャラです。淫乱な主人公です。書いてはないですけど、そういうキャラです。「ホストの翔くん」にでてくる南ちゃんキャラ。男の良いように扱われているようで、男をうまく利用する女の人。
スタンディングオベーション? あれれ、なんだろうこの達成感。私、課題クリアしてないんだよね。

90 :
>>88
脳から血の汗を掻く程に考えた時間は無駄にならない!
作者が苦手とする内容、または書いたことのない物を予想してワイが課題を出した!
その難題で六十点台後半の点数を叩き出せた結果は誇ってよい!

ワイの考え!(`・ω・´)

91 :
>>87
ええ、淫行ですね。本当に抱いて損をするのはコーチかも。犯罪は怖いので、卒業するまでは我慢するかもしれない。つまり、優勝しても、抱きしめるくらいか。
ただ、女の人って利用されたとしても、それが自分のスタータスになったりもしますし、傷ついたフリして相手の弱みにつけこんだりしますし、女の人って怖いんですよね。
リーマンさんコメントありがとうございました。

92 :
>>89
表現が素晴らしかったよ!
俺にはあれは書けん。
惜しみない賞賛を!

93 :
>>90
久々に褒められた気がします。
ありがとうございました。
とりあえずワイスレ杯までは、恋愛ファンタジーの構想練ります。

94 :
>>92
くろすろおどさんの課題作品は私こそ書けないと思いました。ああ、こういう小説も書けるのだなと驚きましたから。

95 :
>>94
そう言っていただけると、若菜集読み込んだ甲斐があります。
俺も見せ方の研究に戻ります。
志摩の戦闘もクールという評価を頂いたので、
個人的に満足です。
(志摩の拠点攻略には5年かかっていて父親も攻略のために犠牲になっている
という設定足せば見せ方として良いかな)
ファンタジーファイト! です。
俺も次のワイ杯楽しみにしています。

96 :
>>89

自由さん! 有り難う! やっぱり励みになりますよ! ブログに上げて、twitterで紹介するのは
それなりに反響ありますよ。

97 :
>>89
そりゃ褒めますよ。お世辞じゃなくて本気でいい出来だと感じてますから
>>84を書き込んだ後に>>82に気が付いて、えーなんでー?って思ったくらいです

ワイさん厳しすぎるよ、創作なんだから靴が脱げるくらいのドラマがあったっていいじゃん。とも思いますが
一瞬で目の前を通り過ぎる映像作品と違って、じっくりと頭の中で反芻する文章作品ではよりいっそうのリアリティが不可欠ということなんでしょうかね

それでも、スポーツにおいては事実は小説より奇なりという場面は珍しくもないと思っている私が、自由さんに代わって言い訳します
1.だいたい、高校生の県大会しかも400mなんてマイナーな種目なんだから、ちょっとくらい変な事が起きたって不思議じゃないでしょ
2.あり得ないなんて言うなら、ゴルフのホールインワンなんてどう説明するの
3.マラソンで裸足のアベベってのがいましたよね
4.同じくマラソンですが、国際レースの最中に沿道の草むらに駆け込んでウンコをして、その後ゴボウ抜きで優勝したフランクショーターという選手を知っています。しかも、この人は同じことを二度やらかしています
どうですワイさん、靴が脱げても優勝なんてまあ偶にはあるかもね、という気になりませんか?

98 :
あれれ、また名前とメアド間違えた
たかもりです

99 :
>>95
ファンタジー頑張ります!

>>96
相模の国の人さんTwitterしているのですか。結構みんなしてるのですねぇ。

>>97
おお!なんか私よりしっかりとした意見!なんせスポーツ関連全く無知なもので。スポーツ系のテレビ一切観てないしなぁ。そういった意味でたかもりさんお詳しい。
1〜4は大変参考になりました。4は笑いました。けれど、たしかに!苦痛からの解放により力が発揮されるみたいな。限界突破みたいなw
コメントありがとうございました。

100 :
>>99
お互い頑張りましょう
私も長編頑張りますorz

ちなみにショーターさんですが、その様子はテレビで生中継されました


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