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トーマス・ベルンハルト(Thomas Bernhard)


1 :2016/03/27 〜 最終レス :2020/05/09
前スレ
http://book3.2ch.sc/test/read.cgi/book/1107216953/

2 :
トーマス・ベルンハルト 著『消去』
https://twitter.com/BernhardQuotes

3 :
Fujimoto
ベルンハルト『消去』新装版買いました。
日本でも著作集を出したいという動きが出てきているとか。 @ ジュンク堂書店 大阪本店
2016年3月22日

4 :
私のもらった文学賞
トーマス・ベルンハルト
http://www.honzuki.jp/book/224278/review/151264/

ウィーン学術アカデミーのグリルパルツァー賞を受賞するにあたって背広を買わなければならなくなった。
というのも授賞式の開始があと二時間に迫ったときになって急に、
この明らかに特別な式典にズボンとセーター姿で臨むわけにはいかないと気づいたからだ。(p.3)

5 :
>>1乙!
パート1ためになり過ぎだわ
10年前か

6 :
>>1
乙!!!!!

7 :
ヴィトゲンシュタインの甥
http://tractus.jugem.cc/?eid=201

人間はみじめで愚かでどうしようもなく死から逃れられず、それに向き合うことなど到底出来はしない、
年老いてからはなおさらのことであり、年老うからこそ、死の影から逃げ、衰えからの撤退を試みる(むろん、衰えの方が人間より足は早い)
何がしかの案件に、勇気を振り絞って立ち向かうなどと期待してくれたもうな、実際を知れば、理想など幻影だったことが知れるもの、
たとえそれが、唯一無比の友人に訪れた死の影であろうとも、彼のそばに近寄るのすら、私は恐怖を感じる。

タイムズとル・モンドとまともな新聞が読めない場所は、人がすむには価しない。
自然なんぞ大嫌いだ、何故、これほどまでに素晴らしい大都会を捨てて糞田舎になど引っ込むのか私には理解できない

8 :
文学に見る障害者像 48
トーマス・ベルンハルト著
『ボリスの祝宴』
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n225/n225_06-01.html

9 :
960 名前:吾輩は名無しである [sage] :2016/03/24(木) 17:42:08.32
やっと届いた!(^O^)
楽しみですわ。今月中に上巻を読み終えたい
http://uproda.2ch-library.com/9232518Tx/lib923251.jpg

963 名前:吾輩は名無しである [sage] :2016/03/24(木) 19:51:58.21
>>960
えっ、ものすごいネタじゃね?なんで2冊買ってるのwwwwww


977 名前:吾輩は名無しである [sage] :2016/03/26(土) 07:18:58.16
トーマス・ベルンハルト
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%88

10 :
トーマス・ベルンハルト - 消去 【新装版】
https://www.amazon.co.jp/dp/4622079909/

11 :
978 名前:吾輩は名無しである :2016/03/26(土) 10:33:21.38
DER DEUTSHE MITTAGSTISCH 1978年 Thomas Bernhard (1/2)

時間をいただかなくてはならない
食べる前に、考えて欲しい
私たちの母のことを
そして彼女の母のことを
その母の母のことを
私たちの母のことを

私たちの革命は死に絶えた
このようなスープを飲めることはもうない

もはやジャガイモはない
ドイツのどこにもジャガイモはなくなった

誰もが発癌の恐怖におびえている間に

そしてNATOの早期警戒管制機(AWACS)だ

新しいドイツ大統領は
ナチだ
そして前のドイツ大統領も
ナチだ

ドイツ人はみなナチだ

政治の話はおいて、スープを飲んで

全てのスープにナチが隠れている
ナチのスープ、ナチのスープ、ナチのスープ

12 :
979 名前:吾輩は名無しである :2016/03/26(土) 10:35:03.73
DER DEUTSHE MITTAGSTISCH 1978年 Thomas Bernhard (2/2)

そこにあなたの帽子もナチの帽子でしょう
あなたはナチの帽子をかぶっている

ナチの帽子
ドイツの父のナチ帽

私たちは恥じねばならない
神よ、恥じねばならない
前大統領ヴァルター・シェールのように、シェールのように、シェールのように
そして現大統領カルステンのように、カルステンのように、カルステンのように

そうでなくてはならない
円卓についているだれも、麺入りスープにナチスを見ない
この毎日食卓に乗るおいしいナチスープ

愛するあなた、話を聞いて
いまやドイツには麺すらもない、ナチスだけを除いて
麺を買うことも出来ない、未だにナチスからを除いて

未だにナチスはあふれている
何を料理してもナチスがあふれ出すがわたしはそれになにもできない

母さんを休ませて

最後にはあなたたちはみんなナチスのスプーンで食べる

13 :
984 名前:吾輩は名無しである :2016/03/26(土) 16:09:01.63
>>980 >>981
こういう日本語になってない短い戯曲(Dramolotte)が傑作だらけなんだよ
気に入ったらぜひ「消去」や最近新訳のでたインゲボルグ・バッハマンの「三十歳」(岩波文庫)とか買ってみておくれ
背景はあんまり書かないけど、2代続けてドイツの大統領がSSや元ナチス疑惑があり、再軍備にむけて進行していくドイツ
オーストリアの作家がこういう戯曲を書いて、実際に国立劇場で上演して発禁を食らう
言葉の本当の意味で体制転覆の危険な作家扱いされていた
人間嫌いでウイーン嫌いでカフェ嫌いでありながら毎日カフェの決まった席に座り、自分に語られるのでない言葉に耳を傾け続けた
情報を収集すればするほど拡散していくイメージを自己に溜め込み、呪詛を吐き出し続ける
https://www.youtube.com/watch?v=bSWTq4-rnvg
Thomas Bernhard - "Der deutsche Mittagstisch" in Zell am See

14 :
991 名前:吾輩は名無しである :2016/03/27(日) 01:37:35.18
ベルンハルトの自伝五部作は、決して長くはないんだけど翻訳は結構先だと思うよ
とにかく訳しにくい文体だし。

Thomas Bernhard 「Ja」 (1978年) 冒頭
「スイスと彼の女性の友人が不動産業者モリッツの家に現れたのは、ちょうどその時、私が初めて、
モーリッツに私の感情的、精神的な病気の症状を概説し、徐々にそれらを科学的に解明しようとしていただけでなく、
当時おそらく最も近い人だったモーリッツの家に行って、全く突然に、最も冷酷な方法で、私の内部の秘密を、
たんに病的にというよりも完全に病気に取り付かれた方法で、そのときまで彼は表面的にしか知らず、
それゆえそのときまでは、何らかの形で警告するものがあったにせよ、
過度にいらいらすることもなかった私の内部の存在を明らかにしてしまう、それによって不可避的に彼に、
突然の非常に残虐な私の事業によって驚き、ぎょっとさせることとなり、その事実によって、その日の午後に、
私は完全に覆いを剥ぎ取られ、さらけ出し、丸10年にわたるモーリッツとの知己と友情にわたって、隠し通してきたこと、
実際にその期間にわたって私は数学的な計算の元に隠し通してきたこと、
彼に(そして哀れむ価値のないことに私自身に対してまで)いつも隠し通してきたこと、それも彼、モーリッツ、
ごく僅かに私の内部を見ることでも、根本的に彼を恐れさせるであろうが、
私はその内部のメカニズムを暴露させることで彼から向けられる恐怖を認めたくなかった、そのメカニズムの暴露は、
その午後に、もちろんその天気にも影響されたのだが、実行に移され、そして徐々に、その午後に、わたしは、
まるでほかの選択を持っていなかったかのように、まったくの突然にモーリッツに精神的な強襲をしかけ、
私に関わる全てをさらけ出し、隠すべきこと全てをさらけ出し、明らかにするべきこと全てを明らかにすることになった

ここまでがセミコロンでまだ続いてあと1ページほど一つの文で延々続く
最初のピリオド見つけて安堵したらまたしばらくない、ひたすら入れ子構造の文が延々関係代名詞使ってつながっていく

15 :
>>9-14は以下より引用

ドイツ文学総合スレ 3
http://echo.2ch.sc/test/read.cgi/book/1302524349/

16 :
なんか「消去」大きめの書店でも在庫僅少だったりするんだけど部数少ないんだろうか・・・?
売れているだけだと信じたい

17 :
「消去」は全人類が読むべき文学。

18 :
ほんまかいな

19 :
まじまじ。間違いないよ。

20 :
>>10が売れないなら、「文学」なんて滅んでしまえと思う。

21 :
「自分の巣に砂をかけるもの」と呼ばれた
オーストリアで自分の小説を出版しないように自分で言い残したのは珍しい
全人類のうち半分には決して読まれない(体制側には絶対立たない)作家
ある意味、今の時代に広く読まれうるかは分からない気もする
1990年以前の強烈に影響の強い毒のある「文学」で、ポスト冷戦の時代にどう読まれるんだろうか?

22 :
消去を買ったが実家の悪口だけで延々進んでいくなw

23 :
そういう意味ではひどい小説だよな(笑)

24 :
「英雄広場 Heldenplatz」から(池田信雄訳)

この災いに満ちた成り行きに対いて
反対の声が上がり反対の文章が書かれないわけではない
日々反対の声は上がり
反対の文章は書かれている
しかしその
反対の声や反対の文章は
聞かれもせず読まれもしない
オーストリア人はもはやなにも聞かず何も読まない
というより彼らは破局的情勢について何を聞いても反対せず
破局的情勢について何を読んでも反対しない
オーストリア人は自国の破局的情勢に対して
完全に無関心な国民になりはてた

死ぬ数ヶ月前、ナチス併合50周年に発表され、右翼が劇場を汚物で取り囲み、名指しされた著名人や政治家が席を立ち、中止キャンペーンを張った新聞メディアは低俗ゆえに価値があるとこき下ろされる。50年前よりもウイーンにはナチスが多い、など刺激的な言葉が並ぶ。
ナチスに所属していた過去を暴かれたばかりの連邦大統領ワルトハイムは「オーストリアの人々への総侮辱」と抗議し、イェルク・ハイダーは演出家に「ろくでなしとともにウイーンを出て行け」と叫ぶ。

25 :
ツイートしたいくらい

26 :
消去には、主人公であるムーラウの恋人として女流作家マリアが登場する。(150ページくらいしないと出てこないが)
「現代ドイツ語圏最大の詩人」、「同時代にドイツ語で生み出されたどんな詩より優れた詩を書いたこの世紀全体の頂点」、「偉大で、空前絶後」。「後世に残るのが君の文学なら私たちは百年たっても恥じる必要がない。」
賛否を惜しまれないこの女性は実は唯一実在の人物、インゲボルグ・バッハマンその人である。
ベルンハルトよりも5歳年長(1926年生まれ)で同じくオーストリアに生まれ、1973年に47歳で早世した。
戦後ドイツ語圏において、作品を出すたびに文学賞を総なめにし、散文を書き始めた頃にはあまりにも詩がすばらしいので詩に専念してくれ、との評価も出た作家である。
アウシュヴィッツを生き延び、アウシュヴィッツ後の詩をぶち上げたパウル・ツェラーンとの交流は没後20年を経て明らかになり、往復書簡集が発表された。
ベルンハルトとバッハマンが付き合っていたという事実はないし、小説内で書き始めている「消去」やほかの小説の原稿を読んで批評してもらった、ということはない。ベルンハルトがバッハマンに「消し去る人」「精神に不逞を働く者」と呼ばれたという事実も(おそらく)ない。
そもそも作品発表時点では既に故人。(下手すれば柳美里のモデル裁判沙汰になってもおかしくないし、現に別の小説で裁判になっている)
しかしナチス・ドイツのウィーン侵攻を喚起の渦で迎えた1938年にあって、絶対的なトラウマとして語るバッハマンは、「英雄広場」で50年がたってもヒトラーを歓迎した人々の熱狂を幻聴してしまう女性を書いたベルンハルトにとって重要な作家である。
この二人に共通するのはハプスブルグ・オーストリアとナチスの神話。
この二人を自分の精神的指導者としたエルフリード・イェリネク、ペーター・ハントケや他国ではあれ、ケルテース・イムレ(オーストリア・ハンガリー帝国!)などは自国の傷をえぐる作品を書き続ける。
オーストリア二重帝国から生まれた、エリアス・カネッティ、ヘルマン・ブロッホ、カール・クラウス、シュテファン・ツヴァイク、フーゴ・フォン・ホフマンスタール、ロベルト・ムージル、ヨーゼフ・ロートといった硬骨の作家・編集者たちの系譜

27 :
あなたそれだけ内容のある文章を、なぜ2ちゃんねるに書くの?凄すぎるよ。尊敬するわ。

28 :
>>27
大した理由もないけど、なんか上巻で満腹になっちゃう人多そうだから下巻にも面白さ、ユーモアいっぱいあるぞ、と。せっかく1巻になってくれたことだし。
好きな作家なもんで、好きになる人がいてまかりまちがって作品集でたらいいなと思って。

29 :
>>28
もし次スレが立つなら、あなたのレスはテンプレとしてコピペするわ。文学板にあなたみたいな人がいる事が嬉しいよ。また書いて下さいね。

30 :
>>29
個人的にベルンハルト熱が再燃しているからなんか面白そうなのあったら書き込みますわ

31 :
オーストリアこそ20世紀の隠れた文学大国。
シュニッツラー、ホフマンスタール、ブロッホ、ムージル、ロート。
その系譜の掉尾に連なるのがベルンハルト。
人間の精神の軌跡を魅力的な文体で後世に残した作家たち。

32 :
「東欧の想像力」にベルンハルトの項あり
自伝五部作の最終作「ある子供」を松籟社から今井敦訳で刊行予定。

33 :
東欧の想像力
https://www.amazon.co.jp/dp/4879843431/

34 :
ケルテース・イムレが死んだ。
パーキンソン病に苦しんでいることは知っていたが、存命作家で五本の指に入る好きな作家だった。
ケルテースのベルンハルト評:Bernhardは常に、自分を犠牲者と共にいることを明確に自己規定し(彼の人生の最後はユダヤ人たちと共にいた)、そして彼のインスピレーションを書いていた。

35 :
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2738604.html

ホロコーストを生き延び、ハンガリー人として初めてノーベル文学賞を受賞した
作家のケルテース・イムレ氏が、31日、亡くなりました。86歳でした。

1929年、ハンガリーの首都・ブダペストで生まれたイムレ氏は、14歳の時、
ポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所に送られ、第2次世界大戦終結まで収容所で過ごしました。

戦後は新聞社などでの勤務を経て、ドイツ語圏の哲学書などを精力的にハンガリー語に翻訳し、
その後、自身も作家の道を選びました。

最初の長編作品『運命ではなく』をはじめ、自身の収容所体験を下敷きにした作品群が高く評価され、
2002年にハンガリー人として初めてノーベル文学賞を受賞。
その後もホロコーストからの「生還者」として、小説・評論などの執筆活動を続けました。

36 :
『消去』買ってしまった…
しかしこの分厚さ、暫く積読だな…

37 :
マジで面白いよ。

38 :
ほんまかいな

39 :
ごめん、正直に言うと下巻まだ読んでなくて、昨日図書館から借りてきた(笑)ちなみに上巻は持ってる。上巻は骨肉の争いを予感させるシーンで終わっていて、続きがめちゃくちゃ気になります。新装版が欲しいな。

40 :
主人公がガンベッティに語りかける言葉を引用してツイートしまくりたい。メンションツリーにしたい。主人公がドイツ文学などを教えている生徒の名前が「ガンベッティ」という名前だったかどうか定かではないけど。

41 :
>>40は「消去」の話。上巻について、読んだ人がいたら、お話したいな。下巻の感興が削がれない範囲で。

42 :
ベルンハルトは10年くらい前に『ふちなし帽』を買って積ん読になったままだった
先週近所の古本屋に『ウィトゲンシュタインの甥』が2000円、ブックオフに『破滅者』が1250円で売られていたので即購入した
別の古本屋には『消去』の上下巻セットがあったけどこれは8000円だったからスルーした
自宅から2km圏内の古本屋でこうも連続してベルンハルトに遭遇したとなると今が読みどきなのかもしれない

43 :
それ全部欲しいな…

44 :
『石炭工場』て何であんなに高値なの?

45 :
>>44
品薄だからね。

46 :
ハヤカワ・リテラチャー(Hayakawa Literature) 1977-1981年
01 『ラグタイム』 Ragtime E・L・ドクトロウ(E.L. Doctorow)
02 『鬼』 Ogre ジャック・シェセックス(Jacques Chessex)
03 『狂気もまた愛に渇く』 マリオ・トビーノ(Mario Tobino)
04 『第八の日に』 ソーントン・ワイルダー(Thornton Niven Wilder)
05 『アーダ (上)』 ウラジーミル・ナボコフ(Vladimir Nabokov)
06 『アーダ (下)』 ウラジーミル・ナボコフ(Vladimir Nabokov)
07 『これからの一生』 エミール・アジャール(Emile Ajar)
08 『犬は吠える』 トルーマン・カポーティ(Truman Capote)
09 『女のいる群像』 ハインリッヒ・ベル(Heinrich Boll)
10 『孤児たち』 チャールズ・ヴェッブ(Charles Webb)
11 『生は彼方に』 La vie est ailleurs ミラン・クンデラ(Milan Kundera)
12 『旅の神話』 アルベルト・ベヴィラックァ(Alberto Bevilacqua)
13 『ラ・メカニカ』 カルロ・エミリオ・ガッダ(Carlo Emilio Gadda)
14 『砂の男』 ジャン・ジュベール(Jean Joubert)
15 『贅沢な人びと』 Expensive People ジョイス・キャロル・オーツ(Joyce Carol Oates)
16 『セント・アーベインの騎士』 モルデカイ・リッチラー(Mordecai Richler)
17 『他人の娘たち』 リチャード・スターン(Richard G. Stern)
18 『海辺のある夏』 アンヌ・フィリップ(Anne Philipe)
19 『ジゼーラ』 カルロ・カッソーラ(Carlo Cassola)
20 『火と燃える王国』 ジャック・シェセックス(Jacques Chessex)
21 『氷河時代』 マーガレット・ドラブル(Margaret Drabble)
22 『ニッケル・マウンテン』 Nickel Mountain ジョン・ガードナー(John Gardner)
23 『通勤路』 マリー=ルイーズ・オーモン(Marie Louise Haumont)
24 『ポルポリーノ』 Porporino ou les mysteres de Naples ドミニック・フェルナンデス(Dominique Fernandez)
25 『石灰工場』 トーマス・ベルンハルト(Thomas Bernhard)

47 :
>>46
35年くらい前か
アーダといい攻めまくったラインナップだよなぁ

48 :
全部ハヤカワepi文庫に入れて欲しい
クンデラとカポーティはなってるな

49 :
「消去」読もうと思ってるんだけど読前に読んどいたほうがいい書籍とかある?

50 :
ムージルの『特性のない男』

51 :
>>50
訳はどれがいい?

52 :
新潮社版

53 :
>>52
どうやら古書らしいね
神保町に行ったときにでも探してみます

54 :
キャピタル・パートナーズ証券株式会社(第16期)
http://www.capital.co.jp/jp/company/pdf/16kessan.pdf
貸借対照表(平成27年3月31日現在)

【重要な後発事象に関する注記】
当社は、平成27年5月21日付で東京地方裁判所において訴訟の提起を受け、同年5月29日に訴状
を受領しました。
(1) 訴訟の提起の内容
原告は、当社が金融商品を販売するにあたり説明義務違反及び適合性原則違反があったとして、
不法行為、債務不履行及び金融商品販売法に基づく損害賠償請求金473,968千円を求める訴えをお
こしたものです。
(2) 今後の見通し
当社は、原告に対し説明義務を果たし、適合性原則違反はなかったものとの認識であり、これに
沿った主張を行ってまいります。

55 :
>>42
破滅者は邦訳がひどすぎるよ
あんなひどい翻訳初めて読んだ
同じ言い回しをバカのように何百回も使ってる
「彼は〜したと思った」だったっけ
それがなくても意味は通じるから、全部黒く塗りつぶして読んでる

56 :
「消去」の翻訳は素晴らしいよね。訳者は有名な人なの?

57 :
>>55
釣りなのかマジなのかわかりづらいな
アレはベルンハルトがわざと執拗に繰り返してるんだからそれを尊重したんだよ

58 :
クノタカヒロ
「最近面白かった本」に『消去』(ベルンハルト)と書いた新入生がいて、思わず声をかけてしまった。
聴くと、母に勧められ何となしに読んだら面白かったのだという。イイネ!
『ふちなし帽』は?と昂ぶるアラサーを前に、2001年生まれの彼女は何を思ったのだろう。
2016年4月21日

59 :
キモいな

60 :
みすず書房
先月新装版を刊行、即重版のベルンハルト『消去』は、中原昌也さんの愛読書でもあります。
「(小説で)何が一番好きなのか、むずかしい。(略)『消去』はすごい、と思った。
読み終わるまでとても時間がかかる、ひどい小説だけれど」(『死んでも何も残さない』より)504頁だけれどすごいのです。
2016年4月15日

61 :
即重版とはマジなのですか?

62 :
中原昌也ってまだ生きてるの

63 :
>>58
大学生じゃなくて高校一年生かい
それは声をかけざるを得ない気持ちは分かる

64 :
金のある内に消去を買っておこうと思ったけど重版されるならまだ絶版まで猶予あるな
復刊した火山の下を先に買おうか悩む

65 :
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ,. -ー冖'⌒'ー-、
          ,ノ         \    
          / ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ
          {ノ へ.._、 ,,/~` 〉  } 
         γ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j==く
         (ヽ-〈_ュ`ー‐'  リ,イ}_     /     }ー┐           r┐   \
         ヽ;;∵r;==、、∴'∵; シ      {     ノヽ / __  ヽ  /  |/    }
            . \   こ¨`    ノ   `    \ ツ   /         、_/   O    /
.     , -‐  ´  个-、__,,.. ‐'´ 〃` -、
    /  __   ∧       |    ∧
.    〃 ,. --ミヽ /∧         i   |/ハ
   ji/    ̄`//, ..__、〃    ,   ___!__j_______
.   {{      '/   // '‐-、  ′ | i´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `i
   レ, /        ,        ∨   | |                 |
   //7//―ァ/‐/7/ ̄{     iっ  | |   ┌―――┐    |
      /!   〃  //  (' //} i |   | |   |┌―― 、|    |
.      |     〃      ̄ jノイ   | |   |::l::i::::::::::::::|    |
.       |      、__ノ{__,.イ   ,  | |   |_j::l::::::::::::::|    |
     |        )     レ/____ー‐――┤:::::::::: |――┘
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〔丁 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ::::::::::::| ̄ ̄ ̄ ̄
             ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{二二二二l____|二二}

66 :
奥村ペレ
文中に「ワインボトル用コルク栓製造業者」というフレーズが73回出てくる。これがミソだ。

文中に「住所を教えてくれ」というフレーズが16回出てくる。こちらはオルハン・パムクの『黒い本』。「ワインボトル用…」はトーマス・ベルンハルトの『消去』。
2016年4月4日

67 :
「と私は考えた」っていうフレーズが頻出するのは何なのですか?

68 :
原文は?

69 :
>>68
>>57

70 :
ループ

71 :
ところが1982年、上の妹ツェツィーリアが叔母の紹介で結婚し、その相手というのは「狐が<こんばんは>を言いかわし、
ドイツ的愚かさが勝利するシュヴァルツヴァルト」からやってきた太ったワインボトル用コルク栓製造業者なのであった。
http://home.att.ne.jp/iota/aloysius/someone/shelf/t_syokyo.html

親戚たちは彼曰く「彼らにあるのはぞっとする上っ面であり、とりわけ頭の中には約束された老後と車のことしかないのだ」。
ツェツィーリアの新郎、ワインボトル用コルク栓製造業者。

「他の人間も発達するという錯覚の中で生きているが、それはあくまでも錯覚であって、
たいていの者は立ち止まったまま、まったくどちらの方向にも発達しない。
彼らは良くも悪くもならず、ただ年をとっただけのことで、誰の興味もひかない人間になってしまう」。
http://the-cosmological-fort.hatenablog.com/entry/2015/05/09/070216

72 :
Works (in translation)
Novels
Frost (1963), translated by Michael Hofmann (2006)
Gargoyles (Verstörung, 1967), translated by Richard and Clara Winston (1970)

The Lime Works (Das Kalkwerk, 1970), translated by Sophie Wilkins (1973)
Correction (Korrektur, 1975), translated by Sophie Wilkins (1979)
Yes (Ja, 1978), translated by Ewald Osers (1991)

The Cheap-Eaters (Die Billigesser, 1980), translated by Ewald Osers (1990)
Concrete (Beton, 1982), translated by David McLintock (1984)
Wittgenstein's Nephew (Wittgensteins Neffe, 1982), translated by David McLintock (1988)
The Loser (Der Untergeher, 1983), translated by Jack Dawson (1991)
Woodcutters (Holzfällen: Eine Erregung, 1984), translated by Ewald Osers (1985) and as Woodcutters, by David McLintock (1988)
Old Masters: A Comedy (Alte Meister. Komödie, 1985), translated by Ewald Osers (1989)
Extinction (Auslöschung, 1986), translated by David McLintock (1995)
On the Mountain (In der Höhe, written 1959, published 1989), translated by Russell Stockman (1991)

主要作品
小説
霜(Frost、1963年)
アムラス(Amras、1964年)
石灰工場(Das Kalkwerk、1970年)
理由(Die Ursache、1975年)
地下室(Der Keller、1976年)
呼吸(Der Atem、1978年)
寒さ(Die Kälte、1981年)
子供(Ein Kind、1982年)
ヴィトゲンシュタインの甥(Wittgensteins Neffe、1982年)
破滅者(Der Untergeher、1983年)
木を刈る(Holzfällen、1984年)
消去(Auslöschung、1986年)

73 :
ベルンハルトの消去、高すぎだわ。あかん。

74 :
「出版社が潰れてもいいの?」厨が来るから、それは言っちゃ駄目…

75 :
ベルンハルトの消去、高すぎだわ。あかんわ。

76 :
5000したけどいい買い物でした

77 :
ベルンハルトの消去、高すぎます。あきまへんわ。

78 :
しつこい!

79 :
ベルンハルトの消去、高すぎでんがな。だめぽ。

80 :
言っとくけど、79はコピーキャットだぜ。

81 :
うせろぼけ!

82 :
5千円なんてはした金だあな

83 :
そうですかな。たかが本ごときが、一冊5000円。それをはした金とおっしゃるのか。

84 :
一万円札なんてたった紙切れ一枚なのに一万円もするんだぜ

85 :
消去一冊を数十時間は読むことになる
一時間100円もしない。ただし9割の人間が二章まですらたどり着かない。

86 :
そんな根気はさいわい持ち合わせていないのが、よりさいわいだというわけだ。

87 :
一万円札では、文庫本が20冊は買えるであろうが、ベルンハルトの
消去で、いったい何冊の文庫本が買えるかな?

88 :
まあ、将来、ベルンハルトの消去が文庫本にな
ったら読んでみますよ。

89 :
ある子供 単行本(ソフトカバー)
トーマス ベルンハルト (著), 今井 敦 (翻訳)
¥ 1,728
単行本(ソフトカバー): 158ページ
出版社: 松籟社 (2016/5/20)

没後四半世紀を経ても多くの読者を魅了する恐るべき作家トーマス・ベルンハルト、その全作品をとく鍵と言われる〈自伝〉五部作のひとつ。
母親、祖父母とともに暮らし、貧しい生活の中で、無名の作家であった祖父から決定的な感化をうけた少年時代をふりかえる。

(Thomas Bernhard, 1931-1989)
20世紀オーストリアを代表する作家のひとり。私生児として生まれ、貧しい少年時代を過ごしたが、
そのいっぽうで無名の作家であった祖父からは決定的な感化を受ける。
長じて音楽と演劇学を修めたのち創作をはじめ、1963年に発表した『凍え』によってオーストリア国家賞を受賞。
一躍文名を高める一方、オーストリアへの挑発的言辞ゆえに衆目を集めた。
以後、『石灰工場』『古典絵画の巨匠たち』『消去』『座長ブルスコン』などの小説・劇作を数多く発表。
1988年に上演された劇作『英雄広場(ヘルデンプラッツ)』でオーストリアのナチス性を弾劾するなど、その攻撃的姿勢は晩年までゆるがなかった。
1989年、58歳で病死。

90 :
>>88
文庫化はまずありえない。『石灰工場』古本が高値安定なのを見よ。

91 :
ところで、素朴な質問だけど、なんでそんなに
高いの? 理由は?

92 :
文庫化はありえない
貧乏な俺が無理して買ったばかりだし

93 :
みすず書房の本は高額少量出版だから。

94 :
ちくま文庫か古典新訳文庫に期待

95 :
石灰工場の版元は早川だからepi文庫で出る可能性もないとは言えない気がする

96 :
>古典新訳文庫
池田信夫訳を新訳するハードルは異常に高いぞ

97 :
何か言いたいことが喉まで出かかっているんだが。
おとなだから我慢する。

98 :
frobergue
ウィーンではトーマス・ベルンハルトの通ったというカフェ、ブロイナーホーフへも。

窓にはベルンハルトの写真が貼られ、彼の席はどこの席かと聞けば、ウェイターが指差して教えてくれました。

トーマス・ベルンハルトの「ヴィトゲンシュタインの甥」という小説ではこのブロイナーホーフ、そしてザッハーがしばしば出てきます。

ヴィトゲンシュタインの甥であり、ベルンハルトの親友でもあるパウルは、このブロイナーホーフの上に住んでいました。
晩年に交友の少なくなってしまったパウルのことを、ベルンハルトはここに座って度々思ったそうです。
「ヴィトゲンシュタインの甥」はベルンハルトがそのパウルのことをふらふらと語る、不思議な小説です。

ガイドブックにも乗っているカフェですが、観光客は少なめでしょうか。
https://www.instagram.com/p/BE8dUQChuVH/

99 :
文庫化とか何冊にもなって結局値段は変わらなさそう

100 :
うむ
貧乏な俺が無理して買ったのだから
文庫化で安くなるのはありえない


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これって所謂「お盆天井」ってやつじゃね?
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