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1 :2018/11/10 〜 最終レス :2019/09/26
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2 :
60スレまで保守協力頼む

3 :
土曜の夜だし厳しいか

4 :
ヤバイなー一人で60スレも埋める事出来ないわ
何書こう

5 :
それでは俺が昔両親を交通事故で亡くしおじいちゃんと暮らしてた頃の話しでもして保守して見るわ

6 :
おじいさんとネロは毎朝村でとれた牛乳をアントワープの牛乳店まで運び、細々ながらその運賃を貰って生計を立てていました。

7 :
ネロはまだ小さくて、おじいさんの引く荷車を一人で引く事はできませんでしたが、荷車を後ろから押したり、牛乳缶を洗ったりしておじいさんの仕事を手伝います。

8 :
おじいさんは自分が年老いて働けなくなる前に、ネロが一人前になってほしいと願っていました。

9 :
ネロの家の隣にはヌレットおばさんが、アヒルのクロと一緒に住んでいました。ヌレットおばさんはとても親切な人で、お母さんのいないネロの母親代わりとなって親しく近所付き合いしていました。

10 :
またネロにはアロアという名のガールフレンドがいました。アロアは地主で村一番のお金持ちなコゼツ旦那の一人娘でしたが、ネロとアロアは身分の違いなどにはおかまいなく、いつも楽しく遊んでいました。

11 :
ある朝の事、ネロがおじいさんに付き添ってアントワープまで行こうとした時、アロアからお金を渡されイチゴ飴を買ってきてほしいと言われます。ネロはアロアの為にアントワープの駄菓子屋まで行ってイチゴ飴を5つ買いました。

12 :
ところがその帰りに金物屋にムチ打たれる犬を見かけたのです。犬は必死で重い屋台を引こうとしていましたが、金物屋は容赦なくムチで叩き、犬は悲鳴を上げるばかりです。

13 :
ネロは犬がかわいそうで見ていられませんでした。金物屋がいなくなった隙に、ネロは犬に水をあげると、犬は喜んでおいしそうに飲み干します。ところが金物屋が戻ってきてしまい、再び犬はムチで打たれて歩き始めるのでした。

14 :
ネロが犬に水をあげている間に、アロアの為に買ったイチゴ飴を子供たちに取られてしまいました。ネロは慌てて返してもらいますが、イチゴ飴は4つに減っていました。ネロは村に帰る途中、アロアにどう説明しようか悩んでいました。

15 :
しかしネロがアロアにイチゴ飴を手渡し、4つになってしまったと謝ると、アロアは「ちょうどよかった。いっつも1つ余って困ってたの」と言い、ネロにイチゴ飴を2つ渡して自分が残りを取り、ネロとアロアは村が一望できる丘の上の大きな木の下でイチゴ飴を食べ、陽が暮れるまで遊び続けるのでした。

16 :
今日も一日が終わりました。おじいさんと二人で貧しいながらも楽しい毎日を送っているネロの胸に、お母さんの懐かしい想い出とともに1つの情景が浮かんで来ました。ネロにはそれがどこなのかわかりません。ただその情景の中で何か神秘的な力がネロの魂に呼びかけて来るのです。

17 :
ある日、ネロはおじいさんに頼まれ、おじいさんと一緒にアントワープには行かず、森へイチゴを摘みに行く事になりました。それを知ったアロアもネロと一緒に森に行きたいと言いだし、アロアのお母さんのエリーナにお弁当を作ってもらって一緒にイチゴ摘みに出かける事にしました。

18 :
アロアは森に行くのが始めてだったので、楽しくて仕方ありません。二人で野イチゴを摘んだりお弁当を食べて鬼ごっこをしたりしていると、空模様が怪しくなってきました。ネロは今から村に戻っていたら雨に濡れてしまうと考え、森の中に住んでいる、木こりのミッシェルおじさんの山小屋で雨宿りをする事にしました。

19 :
雨に濡れながら山小屋に着く直前、アロアは小川にイチゴの入った籠を落としてしまいました。ネロはミッシェルおじさんに頼んでアロアを雨宿りさせてもらうと、自分はアロアの落とした籠を拾いに小川を下ります。

20 :
ネロが山小屋に戻って来た時にはネロは濡れネズミとなっており、しかもアロアの籠に入っていたイチゴが川に流されて減っていたので、自分の鞄からイチゴを分けてあげたのです。そんなネロを見ていたアロアは、とっても嬉しく思うのでした。

21 :
ネロは雨宿りの間、ミッシェルおじさんの山小屋で木の板に絵を描いて時間を潰しました。アロアはネロが絵を描いているのを見るのが初めてでした。というのは、ネロの家には紙がなく、おまけに木の板もすぐに薪として燃やされてしまうので、絵を描く事ができなかったのです。

22 :
ようやく雨も上がり、ネロとアロアは村に帰って来ました。ところが雨宿りで帰宅が遅れてしまった為、コゼツ旦那を怒らせてしまったのです。コゼツ旦那は自分の一人娘が貧乏人のネロと一緒に遊ぶのを不愉快に思っていました。

23 :
お母さんのエリーナはネロを不憫に思ってネロをかばい、アロアとネロが村に戻って来た時には、ネロに食事まで渡しました。ネロはアロアのお父さんを不機嫌にしてしまった事など夢にも知りません。エリーナの親切に、そしてアロアとの楽しかった一日に心はずませて家路に向かうのでした。

24 :
今日もネロはおじいさんの引く荷車を押して朝早くからアントワープまで歩きます。アントワープに続く運河沿いの道を歩きながら、おじいさんはネロに語りかけました。

25 :
「おじいさんはな、ネロ。お前が早く大きくなって力の強いたくましい男になってほしい。わずかでもいい、自分の土地を持って一生懸命働くんじゃ。そうすればお前の事じゃ。きっと旦那と呼ばれるようになるよ」と言うと、ネロは「うん、僕早く大きくなっておじいさんに楽をさせてあげるよ」と言うのでした。

26 :
ネロはアントワープの町はずれて一人の絵かきを見かけます。その絵かきは教会の絵を描いており、ネロにはその絵がとても素晴らしく思えて、いつまでも見続けていました。絵かきはネロがよほど絵が好きだと考え、ネロに絵についての講義をするのでした。

27 :
アントワープの大聖堂の前でおじいさんと待ち合わせをしている時、ネロは大聖堂の中にマリア様の絵があり、おじいさんがその絵の前で祈りを捧げているのを発見しました。今までネロの胸の中でお母さんと共に浮かんで来た神秘的な情景がここだった事がわかったのです。

28 :
ネロはすっかりその絵が気に入ってしまいました。その日はお母さんの6回目の命日だったのです。しかしおじいさんはネロがお母さんの事を想い出して寂しがるといけないと思い、何も話さなかったのです。懐かしいお母さんの事をはっきりと想い出しただけでなく、今ネロは目の前にあるマリア様の絵に強く引かれたのでした。

29 :
アントワープからの帰り、ネロは再び金物屋にムチ打たれる犬を見かけました。ネロは犬をかわいそうに思い、いつまでもその情景が目に離れないのでした。

30 :
ネロは朝から考え事をしていました。それはあの金物屋にムチ打たれていた犬の事を考えていたのです。ネロは朝ご飯のパンを残すと、あの犬に出合った時にあげようと食べ残したパンをポケットに詰めるのでした。

31 :
ネロはウナギを釣ろうと考え、ヌレットおばさんの庭の池でミミズを取ると、アントワープへの道沿いにある運河で釣りを始めます。ウナギを釣っていた時、ネロはジョルジュとその弟のポールと知り合いになりました。

32 :
ジョルジュはネロの事が気に入り、ウナギのよく釣れる場所へ案内しました。するとそこへハンスの馬車が通りかかったのです。

33 :
馬車にはアロアとハンスの一人息子のアンドレが乗っていました。ハンスはコゼツ旦那に少しでも取り入ろうと、アンドレとアロアを仲良くさせたかったのですが、内気なアンドレはアロアに少しも相手にされず、ネロを見かけたアロアは一緒に釣りをすると言って馬車を降りてしまいます。

34 :
ハンスはネロに気を悪くしましたが、アロアに文句を言う事もできず、アンドレを少しでもアロアに近づけようと、アンドレもアロアと一緒に馬車を降ろすのでした。

35 :
ネロとジョルジュ、ポール、そして後からやって来たアロアとアンドレは運河で釣りを始めました。ネロの釣り竿に大きなウナギがかかりましたが、惜しくも逃げられてしまいます。今度はアロアの提案で、みんなでかくれんぼをする事にしました。

36 :
ところがその最中にポールが運河に落ちてしまったのです。それを見たネロはポールを助けようと泳げないのに自分も運河に飛び込み、ちょうど通りかかった船に助けられました。ジョルジュは泳げないのに飛び込んで弟を助けようとしてくれたネロを見直し、ジョルジュとネロは親友になるのでした。

37 :
家に戻ったネロはおじいさんに、ポケットから水に濡れたパンが出て来たと言われます。それは金物屋の犬にあげようとしたパンでした。犬にはとうとう逢う事ができませんでしたが、街で新しい友達ができたのです。ジョルジュとポール。見かけはわんぱくですが明るくのびのびとしたいい子供たちでした。

38 :
翌日、ネロがおじいさんと一緒にアントワープに向かっていた時、道端でジョルジュとポールが待っていました。2人はネロに逢いたかったのです。ジョルジュとポールはネロとおじいさんが牛乳缶を乗せた荷車を引いているのを見て、ジョルジュはおじいさんに代わって荷車を引くのを手伝います。

39 :
今はネロとジョルジュとポールは、まるでずっと前からの友達のように、明るく心の通い合う友達になっていました。

40 :
ネロはジョルジュに案内された、壊れかかった塔に登りました。その塔から見下ろすアントワープの町はネロを感動させましたが、ネロの目に金物屋に連れられた犬の姿が目に入ったのです。ネロはすぐに塔を降りて犬の後を追いました。

41 :
ネロはそこで犬がパトラッシュという名前である事を知ります。金物屋はパトラッシュをムチで叩くばかりでネロはその光景に心を痛めますが、ネロにはどうすることもできませんでした。金物屋は重い屋台を引かせながら水も飲ませようとはしないのです。

42 :
ネロは何とかしてパトラッシュに水を飲ませてやりたいと思い、金物屋が酒場で酒を飲んでいる隙にパトラッシュに水を飲ませてやりました。ところがそこへ金物屋が戻って来たのです。金物屋が「この小僧、いらぬおせっかいしやがって。

43 :
こいつはわしの犬だ。おめえたちの世話は受けねぇ」と言ってネロを突き飛ばすと、ネロは「自分の犬だったらもっと大事にしてやったら」と言いますが、金物屋は怒って再びパトラッシュをムチで叩いてどこかに行ってしまうのでした。

44 :
ネロは村に戻ってからもパトラッシュの事ばかり考え、アロアの言葉も耳に入りませんでした。それよりも金物屋にムチ打たれるあのパトラッシュが心配で心配でたまらないのです。その頃、ネロが心配したように、パトラッシュは金物屋のムチに脅え、苦しそうにあえぎながら遠い遠い夕陽の道を歩いて行くのでした。

45 :
ブラッケン村に夏がやってきました。今日は月初めのセリ市なので、金物屋も屋台をパトラッシュに引かせてアントワープに向かいます。しかし重い屋台を引きムチで打たれ続けたパトラッシュは、もう体が思うように動きませんでした。

46 :
というのも丸一日ほとんど食事も水も飲ませてもらえなかったのです。とうとうパトラッシュは力尽きて倒れてしまいました。金物屋は倒れたパトラッシュをむりやり起こして屋台を引かせようとしますが、パトラッシュは起き上がる事ができないまま意識を失ってしまいます。

47 :
金物屋は「子供の時から面倒見てやったのに、俺様に何一つ恩返ししないで。何ってこったい。てめえのおかげで、とんだ俺様が荷物を引っ張らにゃならんのだぞ」と言い捨てると、倒れたパトラッシュを土手から突き落とし、自分で屋台を引いてその場を立ち去ってしまうのでした。

48 :
ネロはおじいさんの牛乳運びを手伝ってアントワープの街に来た時、きっとパトラッシュもアントワープに来ているだろうと考え、市場を探して歩きますがパトラッシュの姿はどこにも見つかりません。ネロは金物屋の姿を見かけますが、パトラッシュの姿はなく、金物屋は「野郎、くたばっちまったよ。

49 :
使い物にならなくなっちまったから、ほり出して来たよ」と言うだけで、怒って場所も教えてもらえませんでした。

50 :
パトラッシュは金物屋に捨てられたのです。それを知ったネロはじっとしていられませんでした。どこかの土手で倒れているパトラッシュを何としても見つけ出さなければパトラッシュはこのまま死んでしまうかもしれません。ネロはアントワープからの帰り道、運河沿いの道をパトラッシュの姿を探しながら歩きました。

51 :
すると帰り道の土手にパトラッシュが意識を失ったまま倒れていたのです。ネロはパトラッシュが生きている事を確認すると、おじいさんと二人でパトラッシュを荷車の荷台に乗せ、家まで連れて帰るのでした。

52 :
家に戻ったネロは納屋に干し草を敷いてパトラッシュの寝床を作り、そこでパトラッシュを一生懸命看病しました。しかし名前を呼んでもパトラッシュはいっこうに意識を取り戻す気配はありません。今パトラッシュは激しい疲れから生死の境をさまよっていました。

53 :
ネロはパトラッシュが少しでも早く気が付いてくれるように一生懸命なのです。意識を取り戻さないパトラッシュに対し、ネロは食事も忘れ、徹夜で看病しました。ネロが一生懸命パトラッシュに呼びかけている間、パトラッシュはいったい何を考えていたのでしょう。呼び続けているうちに、ネロはいつしかパトラッシュと抱き合うようにして眠りに落ちていたのでした。

54 :
翌朝、目を覚ましたネロはパトラッシュが生きている事を確認し安心します。しかしまだパトラッシュは意識を取り戻しませんでした。おじいさんは庭で栽培していた薬草を摘むと、それを少しだけネロに渡し、煎じてパトラッシュに飲ませるように言って、アントワープの町まで牛乳運びと、薬草を売りにでかけるのでした。

55 :
アロアが様子を見にやって来ました。アロアはパトラッシュが死んでいるのではないかと思ってパトラッシュの体に触ると、パトラッシュは意識を取り戻したのです。ネロは大喜びでパトラッシュに水をあげようとしますが、パトラッシュは飲もうとしません。パトラッシュは戸惑っていたのです。

56 :
今までは金物屋の主人にいじめられ通しで、生まれてから今日までこんなに優しくされた事がなかったからです。それでもパトラッシュはおいしそうに水を飲み干しますが、元気を取り戻すまでには至りません。ネロは何か食べさせてやろうと考えますがネロの家には食べる物が何一つありませんでした。

57 :
そこでアロアが何か食べる物を持って来ると言って家に戻ります。しかしアロアが家に戻るとコゼツ旦那は不機嫌で、アロアをむりやりアントワープまで連れて行ってしまいます。アントワープに向かう馬車の中でアロアの心はネロとの約束を破った悲しみで深く落ち込むのでした。

58 :
ネロはおじいさんからもらった薬草を煎じてパトラッシュに飲ませようとしますが、パトラッシュは嫌がって飲もうとはしません。しかしパトラッシュの様態が悪くなったのを見たネロは、どうしていいかわからなくなり、嫌がるパトラッシュにむりやりに薬草を煎じたものを飲ませるのでした。

59 :
おじいさんはアントワープで薬草を売りました。しかし量が少なかったので、ほんのわずかでしか売れず、そのお金を持って肉屋に行き、肉を買おうとしましたが、お金が少なかったので、ほとんど骨ばかりのわずかな肉しか買えませんでした。

60 :
それでもネロはおじいさんがパトラッシュの為に肉を買って帰った事を知ると、肉入りのスープに感激し大喜びです。パトラッシュはわずかに肉の入ったスープをおいしそうに飲み干し、元気をつけていきます。

61 :
その夜、ネロは再びパトラッシュの横で眠ると、ネロは夢を見ました。それは美しい花の咲く丘をアロアとパトラッシュと一緒に走り回っている夢でした。

62 :
朝、目を覚ましたパトラッシュは優しいネロの家にいる事がまだ信じられませんでした。すぐにでもあの恐ろしい金物屋の主人が出て来そうで不安だったのです。パトラッシュはネロに看病してもらい、アロアが自分のお弁当に持ってきた干し肉を食べて少しずつ元気を取り戻していきますが、まだ起き上がる事はできませんでした。

63 :
ネロとアロアはパトラッシュの為に納屋の風通しのよい窓際にベッドを作る事にしました。ネロが裏の林で小枝を集めて戻って来ると、パトラッシュが立ち上がっていたのです。ネロはパトラッシュが元気になった事を知って大喜びでパトラッシュを抱きしめるのでした。

64 :
ヌレットおばさんは大きなパトラッシュを見てびっくりしますが、逆にパトラッシュもヌレットおばさんを見て脅えてしまいます。生まれてからずっと金物屋の主人にいじめられてきたパトラッシュは、まだ人間は恐ろしいものだと思っていたのです。

65 :
ネロの作ったベッドは完成しましたが、ネロとパトラッシュがベッドに乗り、おまけにアロアがベッドで飛び跳ねると、ベッドは重みに耐えかねて壊れてしまいます。ネロは今度は干し草だけでベッドを作り、そこをパトラッシュの寝床とするのでした。

66 :
おじいさんはアントワープの町で金物屋を見かけました。金物屋は新しい犬を連れていました。おじいさんはパトラッシュが元気になった事を金物屋が知ったらどうなるのか、少し不安になってしまいます。おじいさんが家に戻るとパトラッシュは元気に吠え、おじいさんやネロの周りを駆け回りだしたのです。

67 :
ネロはパトラッシュが元気になったと大喜びでした。夜になりネロはパトラッシュを今日作ったばかりのベッドで寝かせようとしますが、パトラッシュは納屋ではなくネロの横で寝ようとします。パトラッシュにとって納屋の柔らかい干し草のベッドよりも、例え木の固い床の上でもネロの横で寝るほうが寝心地が良かったのです。

68 :
パトラッシュもすっかり元気になり、ネロやアロアと野原を駆け回れるようになりました。ネロとアロアは嬉しくて一日中パトラッシュと一緒に楽しく遊びます。翌日、おじいさんとネロがアントワープへ牛乳を運ぶ時にパトラッシュとアロアもついて行く事になりました。

69 :
ところがパトラッシュは労働犬として働いていた頃の事を思い出し、荷車を自分で引こうとするのです。おじいさんはいいんだよと言って荷車を自分で引きます。ネロたちは途中でジョルジュとポールに出合い、みんなで花輪を作ってパトラッシュの首にかけるのでした。

70 :
おじいさんは先にアントワープまで行くと、金物屋を見かけました。おじいさんはパトラッシュが金物屋に見つからなければいいがと思わずにはいられません。そして子供たちもパトラッシュと一緒にアントワープまでやって来ました。パトラッシュにとってアントワープの町は苦しい想い出でしかありませんでした。

71 :
子供たちがアントワープの町に入ると金物屋の知り合いのおじさんが話しかけて来たのです。おじさんはパトラッシュが金物屋にいじめられていた事に心を痛めていたので、パトラッシュがネロに可愛がってもらっている事を嬉しく思いましたが、金物屋に見つからないようにと言います。一度捨てた犬ですが、金物屋はそんな理屈が通用する相手ではありませんでした。

72 :
ネロはすぐに教会の前で待っているおじいさんのところに行ってアントワープの町を出ようとしますが、歩き回ると金物屋に見つかる恐れがあるので、ジョルジュがおじいさんを呼びに行き、その間ネロたちは路地に隠れている事にしました。

73 :
ところがそこへ金物屋が通りかかったのです。金物屋はパトラッシュに気付き、ネロとパトラッシュは金物屋に追いかけられ何とか逃げ切ることはできましたが、パトラッシュが元気な事を金物屋に知られてしまうのでした。

74 :
その夜ネロはなかなか寝つかれませんでした。今にもあの恐ろしい金物屋が現れるような気がして、落ち着かなかったのです。翌日ネロはパトラッシュに首輪を作ってやろうと決心し、事情を察したおじいさんが鈴の付いた首輪を作ってくれました。

75 :
その鈴はネロがどこにいてもすぐにわかるようにと、今は亡きネロのお母さんがネロの為に買ってきたものでした。首輪を付けたパトラッシュは、いかにもネロのものだよと言っているかのようでした。

76 :
ある夜、激しい嵐でした。金物屋の主人にいじめられていた頃のパトラッシュは吹き荒れる風や雨の音にも脅えていたに違いありません。でも今のパトラッシュには優しいネロとおじいさんがいます。例え雨もりのする家でも安らかに眠れる平和がありました。

77 :
朝になって嵐はやみましたが、ネロやおじいさんは風で壊れた柵の修理で大忙しです。村に1つだけあった粉をひく為の大きな風車も風で羽根が壊れ、止まったままでした。

78 :
ハンスは風車を修理する為、ノエルじいさんを呼びました。ノエルじいさんは風車の修理の腕が素晴らしいと評判だったのです。ノエルじいさんはロバ公を連れて笛を吹きながら村にやって来ました。村の子供たちは珍しい人が来たので、みんなで後ろをついて歩きます。

79 :
ノエルじいさんは風車を点検すると、中の歯車が傷んでおり固い木が必要だからミッシェルおじさんのところに行って固い木をもらって来いとハンスに命令します。ハンスはノエルじいさんから命令される事が気に食わなかったのですが、命令に従わないと風車が直りそうになかったので、渋々ミッシェルおじさんのところまで固い木をもらいに行くのでした。

80 :
ネロは風車を点検するノエルじいさんを一部始終見ていました。風車をどうやって修理するのかネロは知りたかったのです。しかしノエルじいさんは今日の仕事は終わりだと言って酒を飲み始めるのでした。ネロはノエルじいさんに村の人にはない何かを感じていたのです。翌日もネロは風車小屋に行きました。

81 :
続きが気になる
頑張れ

82 :
ノエルじいさんはハンスが持って来た固い木を削ると歯車を作り始めたのです。ネロはその様子をずっと見守り続けるのでした。

83 :
ようやく修理も完了し、ノエルじいさんは風車を回してみました。すると知らぬ間にアンドレが風車の羽根で遊んでおり、風車を回した為アンドレは羽根に釣り上げられてしまったのです。

84 :
アンドレの悲鳴を聞きネロは即座に風車を止め、ノエルじいさんと協力してアンドレを助けました。そこへコゼツ旦那とハンスが駆けつけ、ハンスはアンドレを怒り、家に帰ろうとしました。

85 :
するとコゼツ旦那は「ハンス君、ネロに一言礼を言ったほうが良くないか。相手は子供でもアンドレはネロに助けてもらったのだ。物事の筋だけは通しておいた方がいい」と言うのです。ハンスは渋々「ネロ、ありがとう」と心のこもらぬ言葉を残し帰っていくのでした。

86 :
風車は無事に直りました。ノエルじいさんはネロに感心し、ネロの事をたいそう気に入りました。そこへジェハンじいさんがアントワープから帰って来ました。ノエルじいさんはジェハンじいさんを呼び止めると酒を薦めながら「あんたがうらやましいよ。いい孫だ。あの子の眼はただの眼ではない。

87 :
あの済んだ瞳の中で何かが燃えとるようじゃ。先が楽しみじゃの。まったくあんたがうらやましいよ」と言うのです。ノエルじいさんがネロの瞳の奥に燃えている不思議な炎を見たように、ネロもまた気まぐれなおじいさんに不思議な親しみを感じていました。

88 :
それが何故なのかもちろんネロにはわかりません。ただその日から丘の上の風車がネロの目にはいっそう輝きを増して見えるのでした。

89 :
>>88
Rバカ

90 :
ネロは暇さえあれば絵を描きました。紙を買えないネロは板に炭で絵を描くしかありません。しかし木の板に炭で絵を描くと、失敗しても消す事はできませんでした。今日もネロは朝から風車の絵を描いているとアロアが遊びにやって来ます。

91 :
ネロが板に絵を描くのを見ていたアロアは、家からいらなくなった紙を持って来ると言って家に戻りました。家にはお母さんだけがおり、お母さんは仕事が終わったらいらなくなった帳簿を持ってきてあげると言ってくれましたが、アロアは待ち切れなくて勝手に帳簿を持ちだしネロにあげてしまったのです。そうとは知らないネロは紙の匂いがすると言って大喜びで帳簿の裏に絵を描くのでした。

92 :
ところがハンスが未払いの地代のリストを取りに来た時、コゼツ旦那は帳簿がなくなっている事に気付きました。その帳簿はコゼツにとって大切な帳簿だったのです。すぐにアロアはネロの家に行って帳簿を返してもらいましたが、重要な部分が破かれておりネロが絵を描く為に破ったのだと疑われてしまいます。

93 :
エリーナは事情を確認する為、ネロに会うと、絵を描く為に帳簿を破かなかったかを聞きますが、ネロは破かなかったと否定します。ネロは心配になって絵を描いていた丘の周りを紙が落ちていないか探してまわるのでした。

94 :
エリーナはネロが嘘をつく子供ではない事を知っていました。でも家中探して帳簿の破かれたページは出てこず、コゼツ旦那とハンスはネロが破ったと言うばかりでした。しかしエリーナは帳簿の破かれたページをみつけ、コゼツ旦那は実際には自分自身が破って保管していたことに気付きます。

95 :
エリーナはアロアにネロが破ったのではなかったと言いますが、アロアはネロが疑われてしまった事が悲しくて元気をなくしてしまいます。それはネロにとっても同じでした。

96 :
アロアの機嫌が直らないのでお父さんはいらなくなった帳簿をアロアに渡しネロにあげていいと承諾してくれたのです。アロアは大喜びでお父さんから帳簿をもらい、それを持ってネロの所に駆けつけました。探していた帳簿が見つかった事と、アロアが持って来た帳簿をコゼツ旦那がネロにあげていいと言ってくれた事を聞いたネロは大喜びするのでした。

97 :
アロアはネロが描いた絵を欲しいと言います。ネロはもっとうまくなってからあげると言いますが、アロアはネロが帳簿の裏に描いたパトラッシュの絵を破ると、これでいいのと言って抱きしめるのです。そんなアロアを見ていたネロは絵がうまくなったらきっとアロアの絵を描こうと思うのでした。

98 :
コゼツ旦那から貰った分厚い帳簿。ネロはその日からただ夢中で紙に絵を描き続けました。ネロはおじいさんと一緒にアントワープに牛乳缶を運ぶ時にも古い帳簿を持っていき、気に入った風景があると絵を描くのでした。しかし分厚い帳簿もあっという間に絵を描きつくしてしまい、また紙がなくなってしまいます。

99 :
おじいさんとネロがいつものようにアントワープに行った時、ミッシェルおじさんに出合いました。ミッシェルおじさんは今年は忙しくて猫の手も借りたいくらいだと言って帰っていきました。その後ネロはアントワープの店で画用紙が売られているのを見かけました。

100 :
しかし10サンチーム(1フラン=100サンチーム)ものお金はネロには払えません。ネロはどうしても画用紙が欲しくなり、画用紙の事が頭から離れませんでした。
 そんな時、ハンスが荷物をアントワープから持ってきてくれたら5サンチームあげると言ってくれたのです。


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